適菜収「それでもバカとは戦え」
-
“ミキオ算”垂れ流し…国会もメディアもバカに乗っ取られた
先月24日、沖縄県名護市辺野古の新基地建設に伴う埋め立ての賛否を問う県民投票が行われ、反対票が投票総数の7割を突破し、全有権者の4分の1を大きく超えた。これは昨年9月の知事選で玉城デニー知事が獲得し…
-
言論統制が深刻化…確実な証拠がないから追及が必要なのだ
ナチスの宣伝相でヒトラーの女房役のゲッベルスによるプロパガンダの手法は、より洗練された形で今の日本で使われている。デタラメな説明を一方的に繰り返し、都合が悪くなれば、言葉の置き換え、文書の捏造、資料…
-
安倍政権で焼け野原 現実を認めなければ反撃の機会を失う
四半世紀ぶりに黒沢明監督の映画「夢」を見た。そのワンシーン。敗戦後、復員した陸軍将校の前に戦死した小隊の亡霊が現れる。彼らは自分たちが死んでいることを理解できずに彷徨しているのだ。元日本兵の横井庄一…
-
客寄せからガス抜きに出世 “ウォシュレット小泉”はどう?
以前、小泉進次郎の著書や発言を集めて検証したことがあるが、批判するところが一カ所もなくて驚いた。内容がゼロだから批判しようがない。たとえば進次郎はカメラをしっかり見据えて、「必要なことをやるべき」「…
-
大事なのは過去の言動 政治家の「猫なで声」に騙されるな
前回の衆院選で地道に共闘を進めていれば、ある程度野党は勝つことができた(朝日新聞2017年10月23日付「野党一本化なら63選挙区で勝敗逆転」)。 しかし、前原誠司や小池百合子らによる野党分…
-
「8割がたの女性」と「60歳以上」は絶対に維新に投票してはいけない
今年は日本にとって転機の年になるだろう。4月の統一地方選挙、7月の参議院選挙の結果に、わが国の存亡がかかっている。こうした中、日本維新の会が比例代表で3人を公認したが、そのうちのひとりが、元フジテレ…
-
“引き返せない”は戦前と同じ…デタラメ五輪は中止すべきだ
フランス検察当局が、日本オリンピック委員会の竹田恒和会長の訴追(贈賄容疑)に向けて予審手続きを開始した(今月11日)。竹田が理事長を務めていたオリンピック招致委員会は、シンガポールにある「ブラックタ…
-
“第2のサンゴ虚報事件”で思い出す安倍首相の朝日新聞批判
例のホラ吹きが、また大ボラを吹いた。NHKの「日曜討論」(6日放送)で、安倍晋三は名護市辺野古の埋め立てについて「土砂投入に当たって、あそこのサンゴは移している」と発言。キャスターがその場で真偽を確…
-
アンチではなく「知」が追い込んだ安倍寄り作家の新著騒動
年末の安倍晋三のツイートを見て飲みかけのみそ汁を噴き出した。巷で話題のトンデモ本、百田尚樹の「日本国紀」を紹介していたからだ。初版25万部の事故本を売りさばく作戦か? 昨年11月の刊行なのに…
-
「平成」の改革バカ騒ぎが行き着いた“安倍政権”という悪夢
先日、書店に行ったら、「頭に来てもアホとは戦うな!」という本が平積みになっていた。たしかにアホと戦うのは面倒だ。議論して勝ったところで連中は改心しないし、逆恨みされるだけ。時間の無駄だし、ストレスの…