社長の趣味論
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技術少年出版 吉崎武社長(4)エエエッ!! 西和彦さんから月刊アスキー編集長のスカウト
1956年生まれの吉崎さんが大学に入学した75年は、アメリカでブームになっていたマイコンが日本でも一部の学者や技術者、最新技術に敏感な若者たちの間で注目を集めはじめた頃と重なる。高校時代にアマチュア…
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技術少年出版 吉崎武社長(3)高校生の時にアマチュア無線を自作、親よりも稼いでいました
小中学校時代に愛読した「ラジコン技術」で無線機の知識を身につけた吉崎さんは、高校生になるとアマチュア無線に凝るようになる。その頃愛読していたのが「CQ ham radio」だ。アマチュア無線に特化し…
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技術少年出版 吉崎武社長(2)親の言う通りの子供をやってたらその後の人生は楽しくなかった
3歳で雑誌「電波技術」に目を奪われた吉崎少年は、小学生になるとすぐに学研の「科学」と「子供の科学」(誠文堂新光社)の熱烈な愛読者になる。 「『子供の科学』は工作記事がいっぱい出ていて、それを見…
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技術少年出版 吉崎武社長(1)「夢の図書館」の由来は子供の頃に読んだ雑誌に再会できるから
「夢の図書館」は、新宿からJR中央線、青梅線を乗り継いで約1時間、東青梅駅から徒歩3、4分ほどの3階建てのビルの中にある。「子供の科学」や「模型とラジオ」「ラジコン技術」「I/O」「月刊アスキー」など…
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たいめいけん3代目・専務 茂出木浩司さん(5)橋本禎造さんの江戸凧を見たら感動すると思う
たいめいけん創業の地は中央区新川。1931年、茂出木心護さんがこの地に「泰明軒」を開店したのがはじまりだ。 1948年、中央区日本橋1丁目に移転し、このとき店名を「たいめいけん」に改めた。1…
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たいめいけん3代目・専務 茂出木浩司さん(4)僕らの次の、そのまた次の世代の頃にはメダルを
「カイトサーフィン(カイトボーディング)には国内の競技大会もあれば世界大会もありますけど、僕はもう55歳でシニアどころではないので、大会に出場しようなんていう気持ちはさらさらないですね。年が年なんで無…
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たいめいけん3代目・専務 茂出木浩司さん(3)つい最近も危うく死にそうになりました
カイトサーフィン(カイトボーディング)の愛好家たちは、自分たちがそれを楽しむ海のことをゲレンデと呼ぶ。ゲレンデとは本来はスキー場や、ロッククライミングの練習場を指す言葉なのだが。 たいめいけ…
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たいめいけん3代目・専務 茂出木浩司さん(2)とにかく難しくて初めのうちは全然できなかった
老舗洋食店たいめいけん(東京・日本橋)の3代目・茂出木浩司さんは、日本屈指のキャリアを持つカイトサーファーの一人だ。 カイトサーフィン(=カイトボーディング)とは、ウェイクボードやサーフボー…
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たいめいけん3代目・専務 茂出木浩司さん(1)江戸凧は江戸の文化として素晴らしいけど…
たいめいけん(東京・日本橋)は1931年創業の洋食店。“日本人のための洋食”をモットーにする老舗で、特級卵を使ったオムライスは超有名。人気の洋食を日替わりで全9品楽しむことができる「洋風小皿ランチ」…
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門崎(熟成肉の格之進) 千葉祐士社長(4)水風船理論、プール焼き理論など…焼き方にこだわり
千葉さんが経営する店舗は、六本木を中心に展開する格之進をはじめ、現在12店を数える。 その中の一つ、「熟成肉割烹 格之進82」(六本木7丁目)では、和牛の82の部位が日替わりで提供される業界…
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門崎(熟成肉の格之進) 千葉祐士社長(3)“変態”とはクリエーター。私の中では最上級の褒め言葉
「週刊プレイボーイ」の名物編集長として知られた島地勝彦さんに、千葉さんが「おまえは立派な変態だから、もっとわかりやすい格好をしなければダメだ」と言われたエピソードを前回書いた。 変態には《倒錯…
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門崎(熟成肉の格之進) 千葉祐士社長(2)丸メガネに山高帽、サスペンダーの自称“肉おじさん”
千葉さんには“肉おじさん”というニックネームがある。千葉さん自身がつけたかわいらしいニックネームだが、そこには千葉さんならではの深い考えが込められている。 ■誰とでも気さくにコミュニケーション…
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門崎(熟成肉の格之進) 千葉祐士社長(1)仕事=志事の思い「岩手の食材を世界に届ける」
趣味の「趣(おもむき)」は〈味わい/面白み〉の他に、〈心の向かうところ/めざすところ/考え〉という意味を持つ。 そのことを踏まえて、千葉祐士さん(1971年生まれ)は次のように語る。 …
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リビングイメージ 渡辺誠一郎CEO(5)趣味は面白いから長続きする
趣味の蕎麦打ちを始めて40年以上、コーヒー豆の焙煎&ブレンド歴は30年。趣味を長く続けるコツを渡辺誠一郎さんに聞いてみた。 「わりと何でも長続きしますね。さほど根気強い性格ではないので、やっぱ…
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リビングイメージ 渡辺誠一郎CEO(4)ヤギの乳を搾ってチーズをつくるのが夢
2020年5月、住民有志からなる「ねぶたの会」を母体にして合同会社ISPが設立され、渡辺誠一郎さんが代表社員に就いた。ISPは市之台自然公園プロジェクトの略だ。 きっかけは、自治会内の森が伐…
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リビングイメージ 渡辺誠一郎CEO(3)北海道産の蕎麦の実を石臼で挽いてみたら…
茨城県つくば市市之台第二自治会の集会所「善隣亭」が建てられたのは今から25年ほど前。森に隣接する遊休地の一角に建てられた集会所を、地元の人たちは親しみを込めて“秘密基地”と呼ぶ。 秘密基地が…
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リビングイメージ 渡辺誠一郎CEO(2)蕎麦は粉が命!市販はどう打ってもボロボロに
「松風庵」(千葉県我孫子市)は、国内産の蕎麦の実を石臼でさまざまに挽き分け、蕎麦粉本来の食感や風味を追求した「極荒蕎麦」「ザ田舎蕎麦」「細打江戸蕎麦」「平打ち蕎麦」などを提供する知る人ぞ知る名店。 …
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リビングイメージ 渡辺誠一郎CEO(1)「必要な物がなければ自分たちで作っちゃう」
渡辺誠一郎さん(1951年生まれ)に初めて会ったのはシリコンバレーだった。慣れぬ左ハンドルのレンタカーでシリコンバレーを走り回り、現地で活躍する日本人起業家を取材して回っていたときで、今から20年近…
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丸三証券元社長 中村康男さん<4>志ん朝の「寝床」や「井戸の茶碗」を練習
証券会社在職中も中村さんと落語の縁が切れることはなかった。が、多忙な証券営業の世界に身を置いている間は、寄席に通って落語を堪能したり、落語の練習にまとまった時間を割いたりはできなかったという。 …
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丸三証券元社長 中村康男氏<3>大手企業の上役にポツンと交じって落語を披露
慶応義塾大学を卒業した中村康男さんが大和証券に入社したのは1973年4月だが、中村さんの落語好きは入社式前から同期の仲間たちには広く知られていた。入社前研修の打ち上げで、同じ研修チームのメンバーに勧…