私が東京五輪に断固反対する理由
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岩田健太郎氏「万にひとつでも東京五輪が成功すると日本の感染症対策が死ぬ」
東京五輪は一種の「Go To キャンペーン」ですよ。 昨年7月、Go To トラベルが実施される直前、政府の感染症対策分科会の尾身茂会長は「移動自体が感染拡大につながらない」などと言っていま…
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せやろがいおじさん「民意ガン無視ゴリ押し五輪強行は辺野古移設問題と重なる」
率直な話、政府や東京都、大会組織委員会が繰り返して言う「安心・安全」は、みじんも信用できません。 例えばですが、「ダイエットをする!」と宣言した人がいるとします。しかし、食欲に負けて失敗。次…
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登山家・野口健氏が警鐘「今の五輪強行ムードは登山なら完全に遭難するパターン」
この状況でなぜ五輪を開催するのか、それが全く伝わってこない。どうしても五輪をやりたいなら、国民には想定されるリスクを正直に伝えるべき。リスクと開催意義を天秤にかけたうえで、「これくらいのリスクを背負…
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山本敦久氏「五輪の弊害、IOCの醜態が露呈した今こそがターニングポイント」
成城大学では築80年を超える老朽化した体育館をいまだに使用しています。 東京五輪招致が決まる1年前の2012年、新体育館の建設が決まりました。けれども14年7月、体育館にある荷物の引っ越し予…
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植山直人氏「政府は命をなんだと思っているのでしょうか」
私が代表を務める全国医師ユニオンは5月13日、政府に対し「東京大会中止」を求める要請書を提出しました。医療現場にいる我々は非常に大きな危機感を抱いているからです。 そもそも、関係者のワクチン…
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宮本亞門さん「私が一番心配なのは国民の心が折れること」
このパンデミック禍でなぜ今、五輪をやらなければいけないのですか? IOCは国民の多くが中止を求めていても知らん顔。菅首相も国会では答弁ではなく、ただ同じことを繰り返すばかりで会話を遮断。国民…
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立川談四楼氏「問題山積の五輪をどんな気持ちで迎えれば」
私が中学1年生だった1964年の東京五輪は選手名から記録まで、いくらでもそらんじられるほど、鮮明に覚えています。 開会式3日前から降り続いた雨は、当日の10月10日には上がり、雲ひとつない晴…
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平尾剛氏「“当事者”であるアスリートは怒りを表現すべき」
「東京五輪は中止すべし」という声は、かつての日の丸戦士からも上がっている。ラグビー日本代表BKとして1999年W杯ウェールズ大会に出場し、現在は神戸親和女子大学発達教育学部の平尾剛教授だ。平尾教授はか…