情報BOX
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「自宅看取り」が注目されているが…人はどこで亡くなるのか 80歳以上では「病院」が増加
住み慣れたわが家で最期を迎えたい。そう願う人は多いが、実際はどうなのか? 厚労省が公表している2022年人口動態統計(確定版)によると、この年に亡くなったのは156万9050人。このうち、施…
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東日本大震災に学ぶ「避難所肺炎」になりやすい人…口腔内ケアが重要
能登半島を震源とする最大震度7の地震の影響で、正月早々、避難所に多くの避難者が身を寄せている。地震発生翌日の1月2日時点では石川県内だけで3万人を超えたという。 そんな避難所では、避難生活が…
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糖尿病治療で血糖値が大幅に下がると「遠視」になるのか?
糖尿病患者には一時的な視力変化がみられることが知られている。血糖が上昇しているときは近視となり、血糖が下がると遠視の状態になるという。 ある報告では糖尿病と診断されて5年が経過した50代男性…
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専門医が教える「脊柱管狭窄症」の正しい対策…薬か、手術か?
50歳以上から徐々に増え始め、60~70歳代に多く見られるのが「腰部脊柱管狭窄症」だ。 「背骨の脊柱管が狭くなり、中を通る神経が圧迫されて痛みやしびれが出てきます」(岩井FESSクリニック・古…
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【気になる健康本】「イル・コミュニケーション」ダースレイダー著
「イル・コミュニケーション」ダースレイダー著 2010年、33歳のときに糖尿病からの脳梗塞で倒れ、左目を失明。以来、眼帯をトレードマークに「片目のダースの叔父貴」として活動を続けるラッパーの著…
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「老化」は制御できるのか? 世界中で若返りの研究も盛んに
「老化は病気である」──。近年、こうした主張をする研究者が増えている。 遺伝子研究などの進展で、かつては夢物語だった「不老不死」が現実的なものになりつつある。 実際、米国では老化を「治…
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糖尿病の新たな指標「Time in Range」ってなんだ?血糖変動を示す
「Time in Range」(TIR)という言葉をご存じか? 持続血糖測定器(CGM)の普及に伴って、血糖値を管理する新しい方法のこと。CGMで測定した血糖が目標域に入った時間の割合を計算した値で、…
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糖尿病治療用注射剤に続き…ノボ社が一部の超即効型インスリン製剤も限定出荷に
糖尿病治療薬分野で世界一のノボノルディスクファーマ㈱は、超即効型インスリンアナログ製剤「ノボラピッド(R)注フレックスタッチ(R)」などについて限定出荷することを発表した。ノボラピッド(R)注は、食…
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便秘の解消には食物繊維と酸化マグネシウムの摂取が効果的
「便秘」は生活の質を低下させるだけでなく、寿命にも関係する病気といわれている。その便秘の解消に役立つとされるのがマグネシウムだ。生体内で約50~60%がリン酸塩や炭酸塩として骨に沈着、残り約40%は筋…
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失明予防に光明 将来の視力障害リスクを予測するAIを東京医科歯科大学大学院の研究グループが開発
東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科眼科分野の大野京子教授と同大学院のYining Wangの研究グループは、失明リスクのある「強度近視」の患者の将来の視力低下や視力障害リスクを高い精度で予測する…
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失明や死亡報告も…米国で市販の目薬による感染症が拡大のナゼ?
先週末、米国眼科学会がサンフランシスコで開催された。同学会会員で「自由が丘清澤眼科」の清澤源弘院長に届いた学会からの案内メールでは、米国内で市販の点眼薬による死亡事故が起きていて、世界の眼科医に警告…
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糖尿病網膜症は「爪検査」で見つけられる? 東北大大学院の研究チームが公表
糖尿病網膜症は腎症、神経障害と並ぶ糖尿病の3大合併症のひとつ。日本では中途失明第3位の病気で年間数千人がこの病気で失明している。にもかかわらず、有効なマーカーが見つからず、糖尿病患者の眼科検診受診率…
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テレワークの副作用…歯科医院で流行の「エアフロー」ってなんだ?
新型コロナが5類扱いとなり半年。歯科医院では歯の着色汚れ落としと口臭対策を求める患者でいっぱいだという。 都内の歯科クリニックに勤務する歯科衛生士が言う。 「かつて歯の着色汚れといえば…