不適切な治療を受けないために
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(3)「痔の手術をしないとがんになる」と言われて…
関東地方に住む元会社社長の佐藤育三さん(仮名=60代)は2024年春、痔ろうの治療のために、ある肛門外科を受診した。痔の患部の画像を見せられ、医師に「痔ろうの手術をしないと、直腸がんになる可能性があ…
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(2)病院の「胃瘻を始める」はウソだった可能性
「お母さんは何も食べられず、このままでは危ない状態になる。明日から胃瘻をしたい」 首都圏に住む会社員の広瀬清一さん(仮名)のもとに、70代後半の母親が入院していた地域のA病院からこんな電話があ…
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(1)骨折で入院…1カ月後に壊死で死亡の不可解
医療の知識が足りないと、適切な治療を受けられず、最悪、死につながることも取材を通じて聞くことがある。4回シリーズで不適切な治療で翻弄されたケースを紹介する。 70代の三浦千代子さん(仮名)は…