二極化・格差社会の真相
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麻生財務相の珍妙なギャングスタイルこそ現在の日本の姿
北朝鮮が核実験と大陸間弾道ミサイル試射の中止を決めた。南北首脳会談やその後の米朝首脳会談を見据えて先手を打った形だが、この間の中朝首脳会談をはじめ、日本以外の関係諸国による粘り強い交渉の成果だったこ…
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トランプに操られる米TV…しかし現在の日本はもっと悲惨
シンクレア問題というのが世界中で話題になっている。この名前を冠した巨大メディア企業の傘下にある全米193のテレビ局が先月、一斉に主要メディアの“偏向報道”を攻撃するメッセージを読み上げたのだ。 …
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放送法4条撤廃問題 テレビが“総安倍チャンネル化”の懸念
放送界もなめられたものである。政府が「政治的公平」や「事実の報道」などを求めた放送法第4条の撤廃を検討している問題のことだ。最近の報道で概要がわかってきた。 内部文書「放送事業の大胆な見直し…
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権利意識が薄く…納税者の反乱封じ込めたサラリーマン税制
佐川宣寿氏が国税庁長官を辞めた。100年遅いよと言いたいが、あのまま居座り続けられるよりはマシなのは確かだ。“最低最悪のネトウヨ政権に魂を売り飛ばした人間が、どれほどみっともなく、恥ずかしいか”のサ…
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文科省が検査を奨励 安倍政権で復活しつつある色覚差別
色覚差別が復活しつつある。健康診断で「石原式検査表」による色覚検査を実施する小・中学校が、近年、一気に広がった。 色のモザイクに隠された数字や形を読み取らせる、アレだ。軍医でもあった東京帝大…
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米国のケツ持ちでしかない “チンピラ国家”の悲惨な行く末
前回の本欄「ミサイル避難訓練の狙いは『朝鮮人差別』なのだろう」の続き。首相もマスコミも挙げて朝鮮人への侮蔑的な言辞を吐きまくる社会で、たとえば1月22日の東京・文京区内のような訓練ゴッコが繰り返され…
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ミサイル避難訓練の狙いは「朝鮮人差別」なのだろう
アベ政権における国是は「朝鮮人差別」なのだと、改めて絶望した。ネトウヨこそが、“期待される人間像”ということか。 1月22日、東京都内で初めて行われた内閣官房など主催の「弾道ミサイル発射を想…
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年頭所感は号令 また明治を持ち出してきた安倍首相の正体
“明治150年”が始まってしまった。果たして安倍首相は元日に明治礼賛の年頭所感を発表。近代化の原動力は「一人ひとりの日本人」だったとして、“1億総活躍”のスローガンにつなげ、「すべては、私たち日本人…
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自主憲法を言い出す前に米国にものを言ったらどうだ?
在沖縄の米海兵隊は19日、普天間基地所属のCH53E大型輸送ヘリの飛行を再開した。わずか6日前に児童54人が体育の授業を受けていた宜野湾市内の小学校に約90センチ四方、重さ7.7キロの金属製窓枠を落…
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知らぬ間に スマートメーターで丸裸にされるプライバシー
私たちの家庭の電力メーターが、知らぬ間にスマートメーター(通信機能付き電子式計量メーター)に切り替えられている。2014年改定の第4次エネルギー基本計画が20年代早期の全世帯・全事業所への導入をうた…
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転倒が笑いもの トップがガキ扱いされ揶揄される国の運命
安倍晋三氏が今後も首相の座に居座り続ければ、日本の国益は著しく損なわれる。だから勧告する。アベさん、一刻も早く政界から消え去りなさい。 さる5日の、トランプ米大統領との“ゴルフ会談”における…
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自民・小泉進次郎氏の「新聞軽減税率批判」をどう見るか
今や向かうところ敵なしの小泉進次郎氏。先の衆院選でも自民党の顔としてマスコミにヨイショされまくっていたが、そんな彼がいくら訴えても、まるで報じてもらえない発言がある。今月1日の特別国会後、記者団にこ…
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大国に隷従するためなら被爆者の尊厳を踏みにじる政府
「まるで核保有国が出した決議かのような印象」 だと、長崎市の田上富久市長はコメントした。日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の箕牧智之代表理事は、「恥ずかしい」。 核兵器廃絶決議のこと…
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騙されてはいけない 勝てば必ずやる自民党改憲草案の暗黒
〈国民の幅広い支持を得て、憲法改正を目指します〉――と、自民党の公約はハッキリ掲げている。だが安倍も、他の連中も、“幅広い支持を得”るための努力など何もしていない。そもそも街頭演説では口にしようともし…
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みんな目を覚ませ! 「消費税の使途変更」という大ウソ
消費税増税の使途変更を問うなどという見え透いたウソを、よくもまあ、いけしゃあしゃあと。どこまでも森友・加計隠しと、北朝鮮の“脅威”にワルノリして差別を煽り、一気に憲法改正&戦争+利権漁りに持っていく…
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米韓合同演習は「事実上の戦争」という見方がある
「金正恩さんは核保有国としての地位を確立したい。でないとイラクやリビアの二の舞いにされるという恐怖感がある。彼らはそう総括してしまったということです」 纐纈厚・山口大学名誉教授(日本政治史)が…
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「個人情報ビジネス」を推進する国策の先に何があるのか
個人の健康状態や購買履歴をまとめてIT企業などに預け、民間のビジネスに開放する仕組みが構築される。この計画を打ち出した総務省は、2020年までに情報を運用できる企業の認定制度を設けたい意向という。 …
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今なお残る疑惑 血の気が引いた「日航123便 墜落の真実」
乗員乗客520人が亡くなった日航ジャンボ機墜落事故は、1985年8月12日に発生している。33回忌を迎えた先々週12日にも墜落現場となった群馬県上野村の御巣鷹山に259人のご遺族が集まり、追悼慰霊式…
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悪夢再び…電気自動車普及で「原発容認」ムードの懸念
数年前、沖縄で米軍基地問題を取材していた時の話だ。やたら電気自動車(EV)向けの充電スタンドが目立つので、地元の人に尋ねたところ、県が政府の補助金でEVの普及促進にこれ努めているとのことだった。 …
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喘ぐ戦後最悪の政権 安倍さんの最後の人としての務めとは
東京都内でさる10日、「健太さんはなぜ死んだか」出版記念シンポジウムが開かれた。この本は私の最新刊(山吹書店)で、主催はテーマとした事件の被害者家族を支援するグループだ。 2007年9月、中…