続・鬼の遺言
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大ピンチ救う ピックオフプレーの秘策
緊迫した試合の終盤などで、大ピンチを救う守備のひとつに「ピックオフプレー」がある。多いのは一塁ベース上で行うもの。「1(投手)-3(一塁手)」「1-2(捕手)-3」「1-2-4(二塁手)」がある。 …
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夏に明るい材料なし 一度チームを解体する
■新1年生にもチャンス 力がなかった。27日のセンバツ1回戦で横浜は八戸学院光星(青森)に5―9。先発した左腕エースの伊藤将司(3年)が三回に打者9人に4安打を浴びて5失点。投手陣が15安打9…
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チャンス広げる「バスター」の打ち方
センバツに向けて実戦練習を増やしている。 成功すれば効果的だが、簡単には決まらない作戦として「バスター」がある。犠打が予想される無死一塁などで、送りバントと決めつけて三塁手がかなり前進してくるケ…
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ベスト4のノルマ達成に立ちはだかってきそうな要注意6校
去る24日に行われたセンバツ選考委員会で、横浜が関東・東京6校目の最終枠で選ばれた。昨秋の関東大会準々決勝で佐野日大(栃木)に敗れたため、二松学舎大付(東京)と習志野(千葉)と1枠を争う当落線上とさ…
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コントロール向上は「利き目に眼帯」で投げてみる
■成瀬の制球力の秘密 前回は投手が速い球を投げるにはどうしたらいいかを述べたが、大事なのは、やはりコントロール。これも永遠のテーマだ。 まずは投球フォームを固めること。注意点は体が上下…
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「速い球」投げるには「股」を鍛えろ
速い球を投げたい――。投手なら小中学生からプロ野球選手まで、誰もが憧れる永遠のテーマだ。 横浜高から松坂大輔(メッツからFA)や涌井秀章(ロッテ)などの速球派をプロへ送り込んでいるからか、「…
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桐光松井君は我々にとっても大きな存在だった
2013年を振り返ると「打倒・松井」に尽きる。昨夏の甲子園で22奪三振の大会記録を樹立した桐光学園の松井裕樹君(3年=楽天1位)を攻略しないことには甲子園はない。練習に多くの時間を割いた。 …
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腹立たしい そして、虚しい
■犠飛の打ち方 3年間の高校野球は時間との闘いでもある。1年夏からレギュラーを任せている高浜祐仁(2年)、浅間大基(2年)、川口凌(2年)の3選手は、ここまで150試合以上、他のレギュラーも1…
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横浜高・小倉コーチが教える「打率4割を打つコツ」
秋の関東大会が終わり、冬になる前に打撃を強化している。前回、ポイントを近くして引き付けて打つプロ野球の理論は、非力な高校生には向かないと述べた。 <かかと、足首、親指> プロは3割、高…
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高校生には向かない「ポイント近く」のプロ理論
【横浜高校野球部コーチ・小倉清一郎 「続・鬼の遺言」】 神奈川1位で出場した秋季関東大会準々決勝で横浜は佐野日大に3―5で敗れ、来春のセンバツ出場は微妙となった。冬は打撃を強化しないといけない…
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ドラフト目玉 桐光・松井がプロで活躍するための「3つの課題」
【横浜高校野球部コーチ・小倉清一郎 「続・鬼の遺言」】 来週24日にプロ野球ドラフト会議が行われる。同じ神奈川で切磋琢磨してきた目玉候補の桐光学園・松井裕樹君(17)に何球団競合するか楽しみだ…