永田町の裏を読む
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内閣支持率「危険水域」入りでも…岸田降ろしが盛り上がらない理由
18日付毎日新聞の世論調査結果で、岸田内閣の支持率は前月より7ポイント減の29%、不支持率は10ポイント増の何と64%に達した。同日付日経新聞の調査でも支持は14ポイント減の43%、不支持は49%と…
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安倍元首相こそが日朝交渉失敗の“道化役”だった まるで右翼活動家のような経歴
和田春樹東京大学名誉教授の新著「日朝交渉30年史」(ちくま新書、9月8日発売)が面白い。 冷戦終結の波がようやく東アジアにも押し寄せ、1991年から日朝国交正常化交渉が始まり、やがて95年の…
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議員と旧統一教会の関わりは国家安全保障上の深刻な問題である
自民党は、所属の全国会議員に旧統一教会との関わりを申告するよう求めたが、9月2日に締め切って6日に集計結果を公表するとの予定を延期することにした。 理由は「あいまいな記述が多く、確認作業が発…
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三つ巴の沖縄県知事選 旧統一教会の影は選挙結果にも作用しそうだ
沖縄県知事選は9月11日の投開票日に向けて、すでに中盤戦を迎えている。4年前に急逝した翁長雄志前知事の後を継いだ玉城デニー知事が「オール沖縄」の支持を背に再選を目指すのに対し、前回も玉城の対抗馬とし…
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中央だけでなく地方政治まで蹂躙する旧統一教会の「恐るべき実態」
旧統一教会の「反日謀略工作」が中央政界を侵食してきた実態には日々驚かされるばかりだが、それに加えて地方政治への蹂躙にも目を向ける必要がある。 「毎日新聞」(8月17日付)が映像記録をもとに大々…
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政権維持のため「反日カルト」に国民を売った安倍元首相の“売国力”
先週の本欄で自民党ベテラン議員の言葉を借りて、旧統一教会を「反社会的団体」と呼ぶのでは不足で、「反日団体」と規定すべきだと述べた。これは大事なポイントで、そう捉えることで安倍晋三元首相の思想的な危う…
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韓国の反日団体を引き入れ手助け 安倍元首相の国葬どころではない罪深さ
「安倍晋三元首相の『国葬』を性急に決めたことが、どうもつまずきの始まりで、岸田文雄首相がやることなすことチグハグに陥っているように見える」と、自民党の無派閥ベテラン議員が言う。どういうことか? …
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自民・福田総務会長の「何が問題か分からない」発言に“高学歴世襲議員”の弱点が見える
参院選の直後に田原総一朗氏と電話で意見交換している中で、話が「安倍なき安倍派」の行方に及ぶと、すかさず彼が「僕は福田達夫総務会長に期待しているんだよ」と言った。私も、「カリスマ性」どころか「ボス性」…
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TPPは安倍元首相の外交的功績か、大迷走の残骸か
安倍晋三元首相の業績をめぐる言説が飛び交っているが、中にはどうかと思うようなものもある。 旧知の農林系議員は、24日付の毎日新聞「時代の風」欄でビル・エモット元英エコノミスト編集長が「201…
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安倍元首相を国葬で送るべきか 統一教会と“親密な関係”は周知の事実
安倍晋三元首相を国葬をもって送るべきかどうかの判断基準は、私に言わせれば簡単で、日本中の親と教師の少なくとも7割以上が自分の息子・娘や教え子に対して、「こういう誇るべき大指導者がいたことを忘れるな。…
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もはや全ては歴史の闇の中…私が安倍元首相に聞いてみたかったこと
安倍晋三元首相がこんなふうに突然に命を奪われてしまうとは、夢にも思っていなかったので、残念でならない。 というのも、本欄はたまたま、第2次安倍内閣が動き出すのとほぼ同時の2013年の正月明け…
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外交努力で戦争を回避することはできないのか…ゼレンスキーには3年間の時間があった
毎日新聞6月29日付「記者の目」欄で同紙カイロ支局の真野森作記者が、先輩である伊藤智永専門編集委員の4日付の論考「ゼレンスキー氏は英雄か」に噛み付いているが、私の見立てでは真野が●、伊藤が○である。…
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ネオコン勢力が取り仕切る「戦争研究所」の分析を鵜呑みにしていいのか
NHKや読売新聞などがウクライナ各地の戦況を伝える際に米国のシンクタンク「戦争研究所」の分析を頼りにしているのは、かなり不見識なことなのだと知っておく必要がある。というのも、米欧の情報世界の一部では…
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岸田内閣は感染症対策も組織いじりで「やってるフリ」のお粗末さ
コロナ禍との2年半に及ぶ戦いの総括として、内閣官房に首相直轄の「内閣感染症危機管理庁」が、厚労省に「感染症対策部」とその下の「日本版CDC」が新設されることになった。CDCは「疾病対策センター」のこ…
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前時代の遺物のような「政治的存在としての連合労組」の終焉
近づく参院選では野党の後退は避けられそうになく、とりわけ社民党は福島瑞穂党首の議席確保すら容易でない中、党としての形を維持することができるか否かの瀬戸際に立たされている。もうひとつ、この選挙を通じて…
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トランプと安倍元首相は自分の名誉の維持しか考えていない日米の「亡霊同盟」だ
「2匹の亡霊が太平洋の両岸を徘徊している──ドナルド・トランプ前大統領と安倍晋三元首相の2匹が」……。 マルクス「共産党宣言」の有名な書き出しを真似れば、こんな感じになるだろうか。 企…
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ウクライナ侵攻に刺激され、挙国一致で中国との戦争に突き進みかねない危うさ
日本経済新聞とテレビ東京が行った世論調査で、内閣支持率が前月から2ポイント上がって66%、昨年10月に発足して以来の最高を記録した。目の前の日程を可もなく不可もなくこなしているだけに見えるのに、一体…
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「憎しみ」の包囲網を構想する米バイデン大統領はさながらドンキホーテ
外交は、平たく言えば、国と国とのお付き合いだから、人と人とのお付き合いと同じで、その根底には「愛」がなければいけない。できるだけ相手のいいところを見つけて、そこを大いに褒め上げて付き合うようにすれば…
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政権与党との対抗軸を形成できない野党が国政選挙を戦えるか
参議院選挙が1カ月後に迫ってきた。が、大手紙の政治記者や選挙プロの誰に聞いても自民圧勝、自公合わせて安定過半数確保は間違いないという見通しで、何の面白みもない。有権者がワクワクするような波乱要因はな…
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沖縄復帰50周年の節目に玉城デニー知事が発表した「新たな建議書」の不完全さ
今週末の5月15日は沖縄が復帰を成し遂げてから50周年という節目で、それを前に玉城デニー知事は「平和で豊かな沖縄の実現に向けた新たな建議書」を発表した。 言うまでもなく、復帰前夜の1971年…