語り部の経営者たち
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丸善ジュンク堂書店 工藤恭孝社長<8>苦しいときこそ積極策を
インターネット時代の到来は、私たちに新しい利便性をもたらしてくれたが、その一方で、紙の文化が苦境に立たされている。 出版不況に加え、オンライン書店や電子書籍の普及の影響で、書店業界の状況は厳…
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丸善ジュンク堂書店 工藤恭孝社長<7>被災が全国展開のきっかけ
工藤社長には、創業者にありがちなパワフルな熱血漢タイプとは少し違い、一見穏やかで淡々とした風情がある。 「もともと、野心めいた考えを持たない性格だと思います」 その割には、ときどき大胆…
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丸善ジュンク堂書店 工藤恭孝社長<6>被災者に本は“必需品”
阪神・淡路大震災から2週間後にジュンク堂サンパル店を再開することを決めたものの、告知手段はほとんどなかった。 神戸新聞もまだ4~5ページのものしか発行できず、しかも人の行方に関する記事ばかり…
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丸善ジュンク堂書店 工藤恭孝社長<5>阪神大震災の被害10億円
1995年1月、工藤社長は3人の子ども(当時16歳、11歳、6歳)を夫人の実家に預けて、夫婦水入らずの香港旅行に出かけた。 16日の夜に帰国したとき、「子どもたちはもう寝るころだから、迎えに…
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丸善ジュンク堂書店 工藤恭孝社長<4>九死に一生を得てから
工藤社長は高校1年のとき、命に関わるような事故を経験している。体育祭の棒引き競技で、棒で腹を突き上げられ、腸を何カ所も切断するという大けがを負ってしまう。 病院に担ぎ込まれ、緊急手術となり、…
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丸善ジュンク堂書店 工藤恭孝社長<3>“専門書の専門店”の原点
1982年に2号店として出店したサンパル店は、「300坪の場所を借りてくれないか」という同級生からの依頼がきっかけだった。チェーン展開を目指していたため、悪い話ではないとは思ったが、問題は立地がよく…
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丸善ジュンク堂書店 工藤恭孝社長<2>なぜ週刊誌が売れない?
いまは当たり前のようになったが、当時は、問屋が小売りにも手を出すことには書店組合からの猛反発があった。そこで叔父は、ジュンク堂書店を別会社にして、工藤社長に一任することにした。 1976年、…
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丸善ジュンク堂書店 工藤恭孝社長<1>思いがけず26歳で社長に
まるで図書館を思わせるような高い書棚が整然と並ぶ店づくり、「立ち読み禁止、座り読み歓迎」というキャッチコピーで初めて書店に椅子やテーブルを配したことでも知られ、1000坪超の大型書店を次々とオープン…
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天丼てんや用松靖弘社長<5> お客さまは賢くて飽きっぽい
「ロイヤルホールディングス」傘下のロイヤルホスト常務を務めていた用松靖弘は、2012年に同じ傘下の「天丼てんや」(運営テンコーポレーション)の再建社長に就いた。 当時、ロイヤルホスト社長の矢崎…
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天丼てんや用松靖弘社長<4> パート増やし機会損失減らす
2005年にホールディングス体制に移行した「ロイヤル」は、2012年4月、「ロイヤルホスト」の常務だった用松靖弘を子会社「天丼てんや」(運営テンコーポレーション)の再建社長として送り込んだ。 …
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天丼てんや用松靖弘社長<3> 降格して分かったことは…
「ロイヤルホールディングス」傘下の「天丼てんや」(運営テンコーポレーション)は、2012年、ロイヤルホストの常務を務めていた用松靖弘を再建社長として迎えた。以来4年8カ月、既存店の売上高は20%以上伸…
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天丼てんや用松靖弘社長<2> 店長力で売上高は20%変わる
用松靖弘が社長を務める「天丼てんや」(運営テンコーポレーション)は、経営理念に「外食業は人間業」を掲げている。用松も「ロイヤル」(現ロイヤルHD)に入社し、自分が店長を務めた時、「外食業は人間業」で…
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天丼てんや用松靖弘社長<1> 既存店の売り上げ20%アップ
天丼1杯、税込み500円(みそ汁つき)で食べられる天丼専門店チェーンの「天丼てんや」が大人気だ。運営するテンコーポレーションは、2010年にファミレスの「ロイヤルホスト」や「リッチモンドホテル」を展…
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ライク岡本泰彦社長<7> いずれ保育園は過当競争になる
小池百合子都知事は、待機児童ゼロを目指して空き家などを活用した保育所の増設を進めようとしている。これに対して保育業界2位の「サクセスアカデミー」を傘下に持つ「ライク」(旧ジェイコムHD)社長の岡本泰…
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ライク岡本泰彦社長<6> なぜ赤字会社を再建できたのか
2007年に人材派遣大手「ライク」(旧ジェイコムHD)を東証1部に上場させた岡本泰彦は、その後、保育事業を手がける「サクセスホールディングス」(旧サクセスアカデミー)と、介護施設を運営する「サンライ…
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ライク岡本泰彦社長<5> モバイル特化の人材派遣で急成長
人材派遣から、保育、介護事業まで手掛ける東証1部上場の「ライク」(旧ジェイコムHD)の創業者、岡本泰彦。 1993年にPHSの販売会社を大阪に立ち上げて成功させると、その後、携帯電話のショッ…
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ライク岡本泰彦社長<4>成功のカギは“自分の分身”をつくる
人材派遣、保育、介護事業まで手掛ける「ライク」(旧ジェイコム)の創業者、岡本泰彦。岡本は1993年、大阪市に旅行代理店「パワーズインターナショナル」(現ライク)を立ち上げた。 さまざまなパッ…
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ライク岡本泰彦社長<3> 転職先でのカルチャーショック
11年前「誤発注事件」で一躍、世間に社名が知られた「ジェイコム」(現ライク)を創業した岡本泰彦。ライクは、人材派遣から保育、介護事業まで手掛ける1部上場のベンチャー企業である。 創業社長の岡…
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ライク岡本泰彦社長<2> 大企業の良さと限界を体験
人材派遣から保育、介護など幅広く人材関連事業を手掛ける「ライク」(旧ジェイコム)社長の岡本泰彦。出身は広島県福山市。兵庫県の関西学院に進んだ。学生時代からいずれ起業したいと考えていたが、まずは社会経…
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ライク岡本泰彦社長<1> 3つの経験から生まれた発想
兜町ではもはや伝説となっている「ジェイコム株の誤発注事件」。そのジェイコム(現ライク)の創業者が岡本泰彦(55)である。 「誤発注事件」が起きたのは、2005年12月。マザーズ初上場の時、みず…