巻頭特集
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自民党から減税議論百出 今だけ「庶民の味方ヅラ」に庶民は辟易
ネット上で飛び交う「増税メガネ」なる不名誉なアダ名がよほど、気になるのか。最近、岸田首相が人前に立つたび、「減税」をアピールだ。 岸田は4日夜、政府・与党が月内に取りまとめる経済対策に減税を…
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株暴落を尻目にいい気なものだ 朝日が報じた岸田首相の意気軒高
空虚な2年間だった。そればかりか、時計の針が巻き戻された2年間だった。 安保関連3文書の改定で推し進められる防衛費倍増、専守防衛を逸脱する敵基地攻撃能力の保有、紛争を助長しかねない防衛装備移…
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為替介入ならばさらに下がる“打つ手なし” 年内に4万円どころか3万円割れ
創業者ジャニー喜多川氏(2019年死去)の半世紀以上にも及ぶ「性加害」「児童虐待」問題をめぐり、2日、ジャニーズ事務所が開いた2度目の釈明会見は酷いものだった。 現時点で事務所に性被害を届け…
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正しいことは一つ「解散できなきゃ岸田は終わり」 飛び交う憶測の真偽
臨時国会の召集日が10月20日に決定し、またぞろ「解散風」が吹きはじめた。火元は、例によって首相周辺である。岸田首相本人が解散風を煽って批判を浴びた、通常国会の会期末の時と同じ構図である。 …
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癒着の両者で生き残り画策 ジャニーズもテレビ局も「二度死ぬ予感」
創業者の故ジャニー喜多川元社長の性加害問題で揺れるジャニーズ事務所が2日、記者会見。先月7日に続く2度目の会見で、前回は性加害を認め、藤島ジュリー景子氏が代表取締役社長を引責辞任、被害者への「法を超…
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黒幕は疑惑の木原幹事長代理なのか 経済対策5本柱のデタラメと場当たり
さすがに、中身ゼロの「経済対策」には市場も失望したのだろう。また株価が下落してしまった。9月25日、岸田首相が「経済対策」を打ち出してから、株価は800円も下落している。29日も続落し、平均株価の終…
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円の価値こそ国の価値 ここまで日本を貧しくさせたのは歴代自民党政権
「安いニッポン」がますます安くだ。「激安ニッポン」と呼ばれる日も遠くない──。 円安に歯止めがかからない。26日に1ドル=149円台に突入し、150円を突破するのは時間の問題だ。28日も鈴木財…
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経済対策不発 解散したくてもできない岸田自民党の票読み
通常国会会期末の6月と同じような「変な空気」が永田町に漂い始めている。 岸田首相が10月に経済対策を取りまとめた後、衆院解散・総選挙に踏み切るのではないか──との観測が与野党の間に広がってい…
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恐るべきトンチンカン 経済対策を嘲笑うような株価の続落
何の恩恵もない庶民は、もっと怒った方がいい。 25日夜に物価高対策や賃上げ支援などをうたう総合経済対策の柱を表明した岸田首相。最近お気に入りのモニターを使った説明で示したのは、以下の「5本柱…
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物価高放置、インボイス強行 経済対策になぜ消費税減税が入らないのか
癖がないのに人気もない岸田首相が25日、「国民のみなさんは物価高に苦しんでいる」とか言いながら、10月中の取りまとめを目指す新たな経済対策の骨子を発表した。 ザックリ言うと、①物価高対応②持…
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会見逃れに加担するのか 木原誠二を切れない岸田人事に大マスコミの“珍解説”
官房副長官を退任しても、重用ぶりは変わらない。 国連総会出席のため米国を訪問していた岸田首相が22日夜に帰国。翌日午前中に皇居で記帳を済ませた岸田が真っ先に会ったのは、自民党の木原誠二幹事長…
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一体誰が得するのか 投資経済特区が「経済対策の柱」という暗澹
絶望した国民も多いのではないか──。内閣改造後の会見で「新しい体制で経済対策をつくり、早急に実行していく」と胸を張りながら、国会も開かずのんきに訪米してしまった岸田首相。 それでも、さすがに…
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国会開かず国民生活そっちのけ 新大臣の醜聞で右往左往の岸田内閣
「来週前半には経済対策の柱立てを指示する」 岸田首相が国連総会出席のために訪問していた米ニューヨークで、そうブチ上げた。10月中にも取りまとめ、財源を裏付ける補正予算案については「適切な時期に…
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ジャニーズ問題で身動き取れないTV局 おかげでこんな政権がヌクヌクの暗澹
20日の東京外国為替市場で円を売る動きが強まり、円相場は1ドル=148円台まで値下がりした。昨年11月以来、10カ月ぶりの安値水準だ。米国の債券市場では長期金利が15年ぶりの水準まで上昇しているのに…
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改造大失敗で正体露呈 この低支持率は国民の岸田退陣要求
読売 35%(横ばい) 日経 42%(横ばい) 産経 38.9%(2.6 ポイント減) 朝日 37%(4ポイント増) 毎日 25%(1ポイント減) いよいよ国民の岸田首相離れが鮮明…
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岸田首相は読めていたのか 朝ロ大接近の最悪シナリオ
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が6日にわたるロシア極東訪問の日程を終え、特別列車で帰国の途に就いた。滞在中はプーチン大統領と宇宙基地で首脳会談を開き、戦闘機工場やロシア太平洋艦隊の拠点などを見学。両…
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支持率下落はまだ序の口 これから国民が思い知らされる改造内閣の醜悪
さすがに岸田官邸は「厳しい数字だ」「ご祝儀がないのは想定外だ」と真っ青になっているらしい。政権浮揚を狙って、岸田首相が練りに練って実施した内閣改造。ところが、支持率はまったくアップしなかった。いわゆ…
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笑えない首相会見の陳腐 これほど酷評された内閣改造がかつてあったか
「あすはきょうより良くなると誰もが感じられるような国を目指し、経済、社会、外交・安全保障の3つの柱で政策を進めていきたい」 再改造から一夜明け、新内閣が本格始動した14日、岸田首相は記者団にこ…
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この組閣も国の転機になる嫌な予感 親中派の外相を切り不仲の幹事長を残した謎解き
第2次岸田再改造内閣が13日、発足した。政権運営の要となる松野官房長官や鈴木財務相は留任した一方、上川元法相が外相に就任するなど、過去最多に並ぶ女性5人が入閣した。 閣僚19人のうち、初入閣…
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内向き内閣改造「目玉は小渕選対委員長」という寒々しさ
内閣支持率が低迷するなか、岸田文雄首相(自民党総裁)が13日、内閣改造・党役員人事を敢行。人事で刷新感を打ち出し、政権浮揚につなげる狙いといわれていたが、フタを開けてみれば、どこにも「刷新感」はなか…