巻頭特集
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30年ぶりの賃上げも破綻 いよいよ怪しくなってきた岸田経済与太話
「今年の賃上げは30年ぶりの高水準。経済の好循環が動き出しつつある」 「賃上げの流れを確実なものとして、成長と賃金の好循環を回します」 岸田首相が事あるごとに繰り返した「夢物語」が足元か…
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国民の方がよっぽど見ている 「ポスト岸田」世論調査、「この中にいない」が最多の衝撃
さすがに自民党の重鎮も「底が抜けた感じがする。異常な数値だ」と驚きを隠せなかったそうだ。ただでさえ低迷していた岸田内閣の支持率が、また急落している。 朝日新聞の最新の調査によると、岸田内閣の…
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腐敗堕落の自民党は下野が必要 岸田退陣なんて一丁目一番地
この週末も酷い数字だった。岸田内閣の支持率は大幅下落が当たり前になってきた。 読売新聞でも、先月から10ポイント下落の24%となり、ついに危険水域に転落。2012年の自民党の政権復帰後、初の…
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これから何が起こるのか3つの見方 池田名誉会長の死で自民下野か解散ラストチャンスか
ついに「その日」が来た。創価学会の池田大作名誉会長が15日、老衰のため東京・新宿区内の自宅で亡くなった。95歳だった。学会の巨大な「カリスマ」の死去は、くしくも18日、1944年に獄中で逝去した牧口…
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なるほど辞任ドミノも納得だ スネ傷の集団と化した自民党の劣化
いったい次は誰なのか──。わずか半月の間に3人の「政務三役」が次々に辞任に追い込まれている岸田政権。さすがに、自民党の森山裕総務会長も「極めて異常な事態だ」と頭を抱えているそうだ。 なにしろ…
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どこから見ても自民は限界 「ポスト岸田」が誰かではなく必要なのは政権交代
自民党政治の劣化がすさまじい。かつてないほどの腐臭が漂ってきた。この政権は一体どこまで堕落するのか。 岸田首相らの給与を増額する国家公務員特別職の給与法改正案が16日の参院内閣委員会で可決さ…
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お気楽な黒田前総裁の日経連載 異次元緩和修正ならばこれだけの出血と覚悟が必要だ
異次元緩和が招いた副作用で、止まらない円安と物価高に庶民が喘いでいる。そんな中で今月1日から始まった黒田東彦・前日銀総裁の日経新聞の連載。後任の植田和男総裁が“負の遺産”の扱いに手間取るのを尻目に、…
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ガザの虐殺は傍観しバカげた人事で右往左往 岸田政権のニュースに国民の嘆息
全身灰にまみれながら、必死にがれきをかき分け肉親を捜す人々。血だらけで泣き叫び、空を仰ぐ子供たち。昼夜問わず飛び交う無数のミサイルと響き渡る銃声。白煙を上げて崩れ落ちる建物……。 イスラム組…
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上川外相も米国のいいなり 飛び交う「ポスト岸田」候補たちにはガックリだ
坂を転がり落ち始めたら止まらない。辞任ドミノはこれで打ち止めになるのかどうか。岸田政権の政務三役が13日、また更迭された。税理士資格を持ちながら2013年から22年にかけて固定資産税を滞納し、4回に…
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誰が見てももう持たない 亡国首相の支離滅裂に拍車がかかってきた
1人4万円の「定額減税」をめぐって、岸田政権の方針と首相の発言が朝令暮改でクルクル変遷。11日の朝日新聞が舞台裏について報じていたが、どうにもフザケている。 岸田首相は9月25日に「成長の成…
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不倫、選挙違反、税滞納…動物園のようになってきた岸田「増税メガネ」内閣
この内閣のガバナンスはどうなっているのか。タガが外れているとしか言いようがない。 不倫パパ活疑惑を報じられた山田太郎参院議員が10月26日に文科政務官を辞任したと思ったら、31日には公選法違…
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実効性なき共同声明 無策の議長、無意味なG7に世界の虚無と嘆息
先進7カ国(G7)外相会合の結論には、世界中が嘆息したのではないか──。人道危機がつづくガザでの戦闘が勃発した後、初めてのG7外相会合(7、8日)が東京で開かれ「共同声明」が発表された。 ガ…
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いよいよ退陣が現実味 青木の法則で読む岸田内閣と自民党の末路
岸田政権の迷走、支離滅裂ぶりが際立ってきた。 8日に行われた衆院財務金融委員会で、鈴木財務相から驚きの発言が飛び出した。 鈴木は、岸田首相が臨時国会前から訴えてきた「減税で還元する」…
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被害者は激怒 統一教会が100億円供託ですがる岸田汚染内閣
統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の田中富広会長らが7日、また欺瞞に満ちた会見を開いた。安倍元首相が凶弾に倒れてから教団が会見するのは9回目。日本トップの田中が出席するのは3回目で1年3カ月ぶりだ…
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不思議な国だ 国民から総スカンの首相が選挙から逃げて居座っている
2012年末に自民党が政権復帰して以来、最低を記録──。このフレーズが定着しつつある。 岸田内閣の支持率下落が止まらない。共同通信社が3~5日に実施した全国電話世論調査によると、内閣支持率は…
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日本が求めるべきは即時の停戦 この人道危機に「どっちにもいい顔」など許されるわけがない
この政権はやはり、米国におもねって付き従うことしかできないのか。 イスラエル軍とパレスチナのイスラム組織ハマスの戦闘が激しさを増している。イスラエル軍は、地上部隊がパレスチナ自治区ガザの市街…
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戦争で行き場のないマネーの刹那 とんでもないことになりそうな株式市場
「上限1%」を「1%めど」に広げても、この程度の微修正ではマーケットにまったく相手にされないということだ。 日銀は先月31日の金融政策決定会合で、長期金利について1%を超える上昇を容認した。長…
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世界の激動に無策の首相 「今日より明日」どころか「一寸先は闇」の年末
「増税メガネ」のニックネームが定着した岸田首相のままで、我々は平穏無事な年末を迎えることができるのだろうか。 この臨時国会では、岸田の経済無策ぶりが浮き彫りになっている。 最大の問題は…
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後任は混乱の真っただ中 もう「私の履歴書」に登場した黒田前日銀総裁に唖然
いやはや、驚いた。日本経済新聞が朝刊最終面で掲載している「私の履歴書」。政治や経済、文化、スポーツなどの領域で大きな業績を残した人物が月替わりで自らの半生を語る。1956年から続く日経の名物コラムに…
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税で迷走の末路は同じ 現実味を帯びてきた「偽装減税」総辞職
岸田首相は大した危機感を抱いていないようだが、政権に暗雲が立ち込めている。のみ込まれるのは時間の問題だ。 政権の命運を暗示するように、31日の参院予算委員会はグチャグチャだった。東京都江東区…