巻頭特集
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米中首脳会談で赤っ恥 「外交の岸田」の無定見とトンチンカン
「4年8ケ月の外務大臣を終え、歴史に名を残した岸田文雄」 岸田首相が代表を務める広島県第1選挙区支部が配布している「岸田文雄季刊誌」を冠する「翔」(2017年8月30日発行)は、第2次安倍政権…
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「もう無理」の声も 辞任ドミノで問われる岸田首相の資質
「前代未聞だ。こんなこと初めてじゃないか」 岸田首相が葉梨法相を更迭するのが遅れ、外交日程に影響が出たことに、与党のベテラン議員が呆れ声を上げた。11日午後の予定だった東南アジア歴訪の出発が、…
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また後手後手で悶絶の蟻地獄 次に辞めるのは寺田総務相か岸田首相か
また後手後手だ。どうして岸田首相は、即刻クビを切らなかったのか。「死刑はんこ」発言が猛批判をあびていた葉梨康弘前法相がようやく更迭された。さんざん更迭を拒否した挙げ句、世論に追いつめられてクビを切る…
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言葉の軽さは首相も同じ 岸田迷走政権で問題閣僚が続出のワケ
「身から出たサビ」が止まらない。政権浮揚を狙う岸田首相のもくろみはまたも木っ端みじんだ。 統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の被害者救済法案をめぐり、与野党協議を蹴っ飛ばして閣法提出を電撃発…
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支持率下落で場当たり・迷走に拍車 末期的な岸田内閣の政権運営
「審議日程を組み立てて進める雰囲気がない。行き当たりばったりだ」 身内の与党議員からもこんな批判めいた不満の声が漏れているらしい。 8日、旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)をめぐる…
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山際“後出し”辞任と同じパターン 寺田総務相の辞任もおそらく秒読み
フザケた答弁の連続で事実上、更迭された山際前経済再生相の二の舞いになりそうだ。 次から次へと「政治とカネ」の疑惑が出てくる寺田稔総務相。10年間で計2600万円超の「賃料」を妻に支払って政治…
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「生活苦しくなった」が7割超 「#自民党に殺される」という庶民の決起が始まる
当然の数字だ。読売新聞が7日報じた全国世論調査(4~6日実施)によると、岸田内閣の支持率は前回(10月1~2日実施)の45%から9ポイントも急落し、36%。発足以来最大の下げ幅となり、菅政権末期(3…
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とことん国民を舐めている自民党 山際の「形だけ謝罪」「復権」が象徴だ
来月10日が会期末となっている臨時国会は折り返し、後半戦に入った。半世紀を超える自民党と統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の癒着、加速する円安物価高、ヒタヒタと迫る新型コロナウイルス第8波──。問…
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前代未聞の批判噴出 国民が突きつける黒田総裁退場勧告
「総裁はつらい気持ちで生活する人の気持ちを分かっていない」──。そんな怒りの声が日銀に殺到したという。黒田総裁が「家計の値上げ許容度が高まっている」との暴言を吐き、後に撤回した今年6月。国民から日銀に…
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大メディアも全面協力か 迷走岸田政権、敵基地攻撃だけは着々
秋晴れの祝日朝に「Jアラート(全国瞬時警報システム)」が鳴り響いた。 3日朝、北朝鮮が東方向に向けて少なくとも3発のミサイルを発射。うち1発は最新型のICBM(大陸間弾道ミサイル)だとみられ…
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長老にすがるしかない惨め 岸田政権は何もできまい
いやはや、「溺れる者は藁をも掴む」というのか。それとも「手のひら返し」という言葉がふさわしいのか。いずれにしても、それだけ追い詰められている証左とも言えるだろう。 10月31日の夜、東京・東…
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なぜ支持率が下がらない 統一教会も経済無策も歴代自民党政権の大罪
摩訶不思議というほかない。 岸田内閣の支持率はジリジリと下げ続けているが、自民党の支持率は落ちない怪現象のことである。 共同通信社が10月29、30日に実施した全国世論調査では、岸田…
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頼みの総合経済対策も非難ごうごう 迷走岸田内閣“政権末期のような惨状”
もはや政権担当能力を完全に失っている。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と自民党とのズブズブ関係が問題になって以降、内閣支持率はつるべ落とし。過去最低の水準に苦しむ岸田政権が、支持率浮揚の頼みの綱…
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異次元緩和10年のツケを押し付け 庶民が黒田バズーカの尻拭い
世界中の中央銀行が、一斉に「インフレ抑制」に動いているのに、またしても黒田日銀はノーアクションだった。 予想通り、日本銀行は、28日に開いた金融政策決定会合で、現行の「異次元緩和」を続けてい…
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いきなり4兆円上積み ドンブリ勘定のバラマキ経済対策の狙いと効果
岸田首相が28日に満を持して発表する総合経済対策。あれよあれよという間にどんどん金額が膨れ上がり、一般会計から歳出される国費で29兆円超という異例の大型対策となった。究極のバラマキである。 …
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ただ漂うだけの“その日暮らし” 岸田政権は一体何をやりたいのか
善良な市民を強引に勧誘、洗脳して金品を収奪することばかり考えている──などと批判の声が出ている旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と、国民の懐から血税をむしり取ることばかり考えている自民党。 …
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遅すぎた山際更迭 国民愚弄政権の終わりの始まり
振り返ってみれば、岸田首相が悲願を実らせたプロセスもそうだった。自民党の最大派閥を牛耳る首相の顔色をうかがい、恭順の意を示し続けたのに、何度もハシゴを外された。昨秋の自民党総裁選で「岸田は終わった、…
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黒田総日銀裁は居座り 覆面介入にどんな意味と効果があるのか
巨額の資金を投入して、どれだけの効果があるのか。 止まらない円安に対し、政府・日銀の円買い・ドル売りの為替介入が注目されている。 20日に節目の1ドル=150円台を突破し、週末の21…
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この相場は市場からの退場勧告 岸田首相が辿る英国・トラスと同じ道
この国のデタラメぶりがいよいよ浮き彫りだ。 日米金利差拡大などを背景に円安が加速する中、先週末の円相場は一時、151円94銭まで下落。1日で2円近くも円安が進み、32年ぶりの水準を更新した。…
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円安と物価高 英国は44日間の誤り、日本は10年間の亡国政策
就任わずか44日。あっという間の辞任劇だった。イギリスのトラス首相が退陣を表明した。引責辞任に追い込まれた原因は経済政策の失敗である。 9月6日に首相に就任したトラスは、同23日、党首選で掲…