経済ニュースの核心
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損保保険料下げの朗報 ぶつからない車でトラック追突激減
高齢者の自動車事故が急増している。アクセルとブレーキを踏み間違い急発進してコンビニやスーパー、病院に突っ込み、重大事故を起こすケースが後を絶たない。そうした運転錯誤による事故や脇見運転事故を未然に防…
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中小金融機関が悲鳴 文科省余波“天下りストップ”で人材難
「文部科学省のOBを使った天下り斡旋問題の影響で、金融庁の元職員を役員に迎えることができずに困っています」――。こう語るのは関東圏に本拠を持つ中小金融機関の関係者だ。 さらに文科省では加計学園…
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今の時代になぜ? 大阪で「手形交換」7倍増の怪現象
今、金融界で密かな話題となっているのが、大阪での手形交換の急増だ。昨年3月から急に手形交換額の桁が1桁、切り上がって以降、高止まりしたままとなっているのだ。 これを大阪手形交換所統計で見ると…
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旧三井銀行エースが英投資ファンド転籍の異例とその背景
今春まで三井住友銀行の副頭取を務めていた車谷暢昭氏(59)が、欧州最大の英投資ファンド「CVCキャピタル・パートナーズ」の日本法人会長に就任した。メガバンク幹部が外資系投資ファンドのトップに就くのは…
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金融機関役員が引っ掛かる 「M資金詐欺」の巧妙な手口
ローソンの会長を事実上“解任”された玉塚元一氏(54)。辞任直前に、M資金詐欺に引っ掛かりそうになったことが「週刊新潮」のスクープ(4月27日号)で明らかになった。 「新潮」によれば、玉塚氏に…
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金融庁“シロ”でも日銀考査 急増アパ・マン融資の危うさ
「新年度入りし、日銀の考査が控えているが、彼らのターゲットは急増しているアパート・マンション融資だろう」 ある地銀幹部は、近く実施される見通しの日銀考査の焦点をこう分析する。 アパート…
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なぜ急ぐ第四と北陸銀行の大統合 ウラに危ない外積依存
ともに新潟県を地盤とする第四銀行(新潟市)と北越銀行(長岡市)が来年春の経営統合に向けて交渉に入っている。総資産は県内1位の第四銀行が5兆4438億円(16年9月末)、2位の北越銀行が2兆7320億…
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明治安田が異色の企業ビジョン「人に一番やさしい生保」
「大手生命保険会社が企業ビジョンに“やさしさ”を打ち出すのは初めてじゃないでしょうか」 金融庁幹部がこう評価するのは、明治安田生命が4月の新年度から経営の根幹に据えた企業ビジョン「人に一番やさ…
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顧客と会話 音声ロボット「エリカ」米銀行でデビューへ
わざわざ銀行に行かなくても振り込みなど簡単な銀行取引ならスマホでできる時代を迎えているが、海の向こう米国では、女優の沢尻エリカさんならぬ人工知能の「エリカ」嬢がデビューする。スマホ上の顧客の音声要望…
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シムズ理論を日本で盛んに提唱 ソロス氏がもくろむ大儲け
アベノミクスの新機軸となるのではないかと、政界で話題になっているのが「シムズ理論」だ。同理論は、マネタリストが提唱する金融政策が限界に達する中、今必要なのは金融政策に積極的な財政出動を組み合わせるこ…
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長崎地銀の大統合 シェア7割に公取委が「待った」のワケ
昨年2月に経営統合で基本合意した地銀大手のふくおかフィナンシャルグループ(FG)と、長崎県首位の十八銀行の統合が1年以上を経過した今なお“中ぶらりん”な状態が続いている。 両行は当初、201…
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現在400社が乱立状態…「激安SIM」大規模淘汰が始まる
「激安SIM(加入者識別モジュール)を提供するMVNO(仮想移動体通信事業者) SIMサービス会社は300~400社あるといわれていますが、これから再編・淘汰が進む可能性があります」 大手信用…
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何を予見? 「金高騰」の不気味…オイルマネーも流入へ
金価格が不気味な上昇を見せている。「昨年11月の米大統領選でトランプ氏が勝利したのを境に、金価格が急騰し始めている。このペースでいけば1トロイオンス当たり1300ドルの高値も期待できよう」(商品アナ…
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関西で大型経営統合へ 地銀再編の次の火薬庫はどこだ?
三井住友フィナンシャルグループ(FG)とりそなホールディングス(HD)が、系列の関西の地銀3行を経営統合する方向で最終調整に入ったことで、地銀業界がにわかにきな臭くなっている。「地銀同士が集まると、…
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金融緩和への大転換 FRB名物理事がトランプに三くだり半
いまメガバンクが最も注目するトランプ政権の人事に動きがあった。米国の中央銀行であるFRB(米連邦準備制度理事会)の金融規制を担当しているタルーロ理事がトランプ大統領宛てに書簡を送り、4月5日ごろに辞…
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“超優良”日本電産のカリスマ社長が空売り屋に宣戦布告
「空売り屋の餌食になるような経営はしないということですよ。うちの会社の株を空売りしたらえらいことになるぞ! ということを示さにゃあかん」 1月24日に行われた2017年3月期第3四半期(16年…
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資産管理銀行統合へ 三井住友信託がみずほに急接近のウラ
みずほフィナンシャルグループ(FG)と三井住友トラスト・ホールディングス(HD)が急接近していると金融界で話題だ。発端は日本経済新聞が1月18日付朝刊の1面トップで「みずほと三井住友トラスト 系列超…
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ダボス会議で習近平に同行 “言いなり”アリババが抱く恩
中国の習近平国家主席は17日、スイス・ダボスで開催した「世界経済フォーラム」の年次総会(ダボス会議)で演説し、「保護主義にはノーと断言すべきだ」と発言。中国からの輸入品に高い関税を課すなどと繰り返す…
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税金で農業改革PR 地方紙に全面広告の露骨なアメばらまき
昨年末に大モメの末、農林族議員の猛反発を受け、どうにか穏当な線に落ち着いた農協改革だが、改革の旗を振る農林水産省に諦める気配はない。水面下で虎視眈々と反撃のチャンスをうかがっている。その第1弾として…
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地域経済再生はいばらの道 対話で育成庁に舵を切る金融庁
山形銀行が昨年末に地域金融機関の先陣を切って公表した「『金融仲介機能のベンチマーク』を活用したお取引先の取り組み状況」が話題を集めている。 金融庁が昨年9月に公表した地域金融機関の融資姿勢な…