熊本県生まれ。明治大学法学部卒業。軽妙な語り口と、分かりやすい経済・株価分析などに定評がある。ラジオNIKKEI「ザ・マネー」にレギュラー出演。株式講演会も好評を得ており、全国各地に"杉村ファン"がいる。著書は「これから3年 株で攻める！」（すばる舎）、「株価チャートのすごコツ80！」（同）など多数。
鉄火場 バーゲン株ハンティング
-
3次元NAND型メモリーの需要急増で「半導体関連」が大化け
記憶容量の拡大につながる最先端半導体「３次元ＮＡＮＤ型フラッシュメモリー」の需要が急増している。６月には需給が逆転、供給不足に陥った。今後、この製品がロジック系デバイスに取って代わるだろう。 …
-
元気な高齢者の“働きたい”を後押し シニア人材活用に期待
世界的に、お年寄りが元気である。イギリスの国民投票では、ＥＵ離脱派が多いとされる６５歳以上の人の投票率は８３％に達したという。半面、残留派の中心世代の１８～２４歳の投票率は３６％にとどまっていた。イ…
-
大勢の中で“利”は見込めない 大切なのはリスクを取る勇気
株式投資の戦術（売買手法）は大別すると、長期・逆張り、短期・順張りに区別できる。 長期・逆張りは愚直、かつ単純に安いところを買って、高いところを売る。筆者は、主軸株については突っ込み買いの吹…
-
トランプ、英EU離脱、中国…市場が恐れる“ABCショック”
相変わらず、株式市場は外部環境に振り回されている。マーケットでは「ＡＢＣショック」というらしい。Ａはアメリカ（トランプ旋風）、ＢはイギリスのＥＵ離脱（Ｂｒｅｘｉｔ）、Ｃはチャイナ（中国リスク）である…
-
英EU離脱で市場大揺れ こういう時は視点を変えた投資術
確かに、動機は“不純”である。しかし、それはそれでいいのではないか。理屈をこね回し、理路整然と曲がる！ よりも投資成果（パフォーマンス）は格段に良くなる。市場全体が英国のＥＵ離脱に大揺れしているだけ…
-
英国ショックでチャンス到来 プロは断固「買い」局面
さあ、バーゲンハンティングのチャンス到来である。さらに、「最大級の」という形容詞をつけていい。日経平均株価は６月２４日、イギリスのＥＵ離脱の国民投票の結果を受け、１２８６円安の１万４９５２円と暴落し…
-
見本市に展覧会…イベントは銘柄発掘の強力な武器になる
イベントリスクは避けるのが基本（セオリー）である。イギリスの国民投票は通過したが、７月１０日には参議院選挙が控えている。 当初は与党（自民党、公明党）の圧勝！ とみられていた。しかし、世の中…
-
サラリーマン受難時代 老後に役立つ「高利回り銘柄」は？
今は違う。昔は「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」といわれていた。しかし、現実は厳しい。公務員もそうだが、給料は１００％捕捉され、税金を源泉徴収でしっかり取られる。 コツコツと爪に火をと…
-
大手証券がリポート 向こう５年で大幅増益期待できる銘柄
ロングオンリー（長期スタンスで買う）の投資家は５年後の収益を重視する。「明日のことだって分からないのに、５年後なんて……」と反論する向きがあろう。 確かに、現状（株式市場を取り巻く環境）は世…
-
トランプ大統領なら戦後の金融パラダイムは崩壊の恐れ
第４５代アメリカ大統領に、共和党のドナルド・トランプ氏が就任する可能性が高まっている。これは“冗談”では済まされない。彼の保護主義的な内向き政策（アメリカ第一主義）は日本経済にネガティブだろう。 …
-
JTBも狙われた…高まる情報セキュリティーの重要度
ＪＴＢの顧客情報の流出（パスポート情報など７９３万人分）が大きな話題になっている。ベネッセホールディングスがそうだったが、情報漏洩は経営に強烈なダメージを与える。 このことは情報セキュリティ…
-
厳しい相場展開…“売られすぎゾーン”にどう立ち向かうか
言うまいと思えど、きょうのひどさかな！ いや～、ひどい。厳しい相場展開が続いている。日本の株式市場は世界の投資家のヘッジ売り（先物によるつなぎ売り）の対象になっている。もちろん、投機筋の売り仕掛けも…
-
市場は最大警戒 「トランプ旋風」と「イギリス国民投票」
世界中に異常な“トランプ旋風”が吹き荒れている。理性を捨て、本能のままに発言し、行動する政治家が評価される。喝采を浴びる。極めて危険な現象だが、国民はこれを歓迎する。 ドナルド・トランプ氏（…
-
規模拡大中 人工知能が生み出す市場テーマにうまく乗れ！
安倍政権が推進中の「日本再興戦略２０１６」は名目ＧＤＰ６００兆円実現に向け、「官民戦略プロジェクト１０」を掲げている。その第１の柱が第４次産業革命としてのＩｏＴ（インターネット・オブ・シングス）、ビ…
-
後継者不足は深刻…中小企業の“助っ人”押し目買いの好機
日本Ｍ＆Ａセンターによると、「黒字を続け、顧客基盤が確立しているにもかかわらず、後継者がいない中小企業が全国に１２０万社ある」という。 これらの企業は廃業するか、身売り（Ｍ＆Ａにおける売り手…
-
激しいドル暴落も 米大統領選の異変で相場は波乱含み
トランプ・ショックに備えよ！ それは７月１８～２１日の共和党大会（クリーブランドでの大統領候補指名）、１１月８日の大統領選挙（第４５代アメリカ大統領が決定）の前後に起きる可能性が濃厚だ。激し…
-
遺産めぐるトラブル激増 相続税対策で知っておくべきこと
相続対策をテーマとする講演会が大盛況という。この背景には２０１５年１月施行の相続税法改正（課税強化）に加え、高齢化社会の到来を受けた相続世代の増加がある。 遺産に課税される税金（相続税）の基…
-
関連ゲームソフト160本 プレステ最新機種で“大化け”期待
６月１４～１６日、アメリカのロサンゼルスでＥ３が開催される。世界中のゲーム企業が参加する。 Ｅ３とは「Ｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃ Ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ ＥＸＰＯ」のこと。ゲームの展示会、見本…
-
銘柄発掘のスクリーニングに有効 株価分析「３つの手法」
株価分析の手法は、銘柄発掘のスクリーニングとして有効である。まず、 ＜ジャッジメンタル・アプローチ＞は基本的に、社会の動き（潮流）をつかみ、世相にカネを乗せよ！ということだが、これは物色面の…
-
投資戦術に有効な「孫はかわいい」
なぜ、そうなるのだろうか。孫はかわいい。みんな言う。昔、「孫という名の宝物」と歌っている人がいた。息子、娘は言うことを聞かないが、孫はなついてくれる。「息子、娘は嫌いだ。息子の嫁はもっと嫌い。しかし…
