メジャーリーグ通信
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マエケンに秋山や平野も…メジャー「トレード太り」の実情
メジャーリーグでは「トレード太り」する選手が少なくない。一番多いのは契約書に「トレードボーナス条項」を入れている選手たちだ。 キャンプ直前にドジャースからツインズに移籍した前田健太もそのひと…
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コービー氏のヘリ墜落事故死…過去にはイチローの元同僚も
先月26日、NBAのスーパースターだったコービー・ブライアントがヘリコプターで娘のバスケットボールの試合に向かう途中、墜落事故で亡くなり、米社会に衝撃が走った。MLBでも全国ニュースのヘッドラインに…
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アンダーシャツに拡声器…サイン盗みはメジャー史の一部だ
アストロズがビデオカメラを使って相手捕手のサインを解読し、ただちにアルミ製のごみ箱を叩く回数、あるいは笛を吹く回数で選手に伝えていたことが発覚、GMや監督のクビが飛ぶ事態になっている。 今回…
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今季の新外国人はメジャー球宴経験者より韓国経由組に期待
日本の各球団による新外国人選手補強は、これまでとは違う特徴が見られる。 最大の特徴は21人の新外国人の中に、オールスター経験者が3人もいることだ。MLBの球宴は30球団の選手から選ばれるため…
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FA目玉選手が予想以上の早期決着 大物代理人が“危機管理”
今オフのFA市場は目玉のコール、レンドーン、ストラスバーグの3人全員がスコット・ボラスを代理人にしているため、かなり遅い進行が予想された。 昨オフのFA市場では1番人気のハーパー(現フィリー…
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マイナーに2人いるだけの女性審判…MLBは旧態依然の男社会
MLBは米国のメジャースポーツの中で最も女性の進出が遅れていると批判されている。 NBAでは今季4人の女性審判がフルタイムで活躍しているが、MLBにはひとりもおらず、マイナーに2人いるだけ。…
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昨年は指揮官経験者が不人気だったが…新監督の人選に異変
オフに入って最初に行われるのは新監督選びである。メジャーリーグの新監督選びの特徴は、年によってハッキリした傾向が出ることだ。 昨年は「監督経験のないベンチコーチ経験者」が1番人気で、6人の新…
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メジャーリーグの恒例行事「シャンパンファイト」の雑学
メジャーリーグでは、9月後半から10月末まで狂乱のシャンパンファイトが繰り広げられる。これは、①プレーオフ進出決定時、②ワイルドカードゲーム勝利時、③地区シリーズ勝利時、④リーグ優勝シリーズ勝利時、…
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“陰毛禁止”撤回 メジャーでは全身毛むくじゃらがトレンド
メジャーに移籍した日本人選手は、さまざまな習慣に面食らうことになる。とりわけ驚きが大きいのは、「陰毛剃り」の習慣である。野球に限らず、欧米ではスポーツ選手が陰毛を剃ることが常識化している。生やしたま…
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メジャー新球団招致レースは本命不在“ダンゴ状態”の様相
2005年以降、フランチャイズの移転はなかったが、ここにきてにわかに動きが見られるようになった。今年6月、タンパベイ・レイズは、成績が良くても客の入りが極端に悪いことを理由に、来季からホームゲームの…
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3度目は永久追放…メジャー違反行為に対する罰則の軽重
まずは、クイズにお答えいただきたい。 メジャーリーグのルールで、最も厳しく処分されるのはどれか? ①コルクバットを使用した者 ②乱闘で相手選手を骨折させた者 ③筋肉…
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MLBのルール変更は日本人選手に多大なメリットをもたらす
MLBのルール変更で、来季から、ベンチ入り枠が現行の25人から1人増えて26人になる。リリーフ投手は登板すると最低でも3人の打者と対戦することが義務付けられる。 この2つの新ルールは、日本人…
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ルール改正で期限が7月末に 一本化されたトレード戦線の裏
昨年までは7月末のトレード期限を過ぎてもウエーバー公示をすれば、8月末まではトレードが可能という例外規定があり、8月31日に大物が動くケースもあった。今年は3月のルール改正で8月トレードが廃止され、…
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大活躍する大物日系ルーキー「ヒウラ&ヤマモト」の可能性
日本の名字を持つ日系人大リーガーは、これまでに10人誕生しているがレギュラー級になったのはアスレチックスやツインズで正捕手を務めたカート・スズキ(ハワイ出身の日系3世、現ナショナルズ)だけ。それ以外…
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司法も腐敗…殺人が無罪になるドミニカ球界の無法地帯ぶり
2016年限りで引退した大打者デービッド・オルティスが先週、ドミニカ共和国に帰国中に野外バーで銃撃される事件があった。銃弾が腹部を貫通したものの、幸い急所を外れ一命は取りとめたが、この事件は改めてド…
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秘訣は?プロ未経験メジャーリーグの名監督と名コーチたち
ツインズの新任投手コーチ、ウェス・ジョンソンが注目の的になっている。 メジャーはおろか、マイナーでも全く投げたことがないプロ未経験者で、昨年までは大学野球の投手コーチを務めていた。今季ツイン…
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イチローが来年から年平均4.4億円を手にする“カラクリ”は
メジャーリーグでは球団が一部の高額年俸選手と年俸の一部を引退後に支払う「ディファード・ペイメント契約」をしているケースが少なくない。 予算規模の小さい球団の場合、複数の高額年俸選手に年俸をフ…
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イチローのような“感動”は皆無…MLBスター選手の引退模様
イチローのように大きな感動の中で、引退する選手は皆無である。大選手でも引退表明→記者会見→ホーム最終戦で簡単な引退セレモニー、というクラシックなパターンで引退するケースが最も多いが、他にもさまざまな…
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戦国時代に突入…玉石混交の“無料”野球データをジャッジ
米国では新たな選手評価法が次々に開発され、野球データ戦国時代の様相を呈している。新しい評価法やデータは、まさに玉石混交。本当に価値あるものもあれば、疑問符の付くものも。以下はそれらの中で無料で利用で…
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キャンプ地には危険がいっぱい メジャー“グルーピー事情”
メジャーリーグには裏文化が存在する。 その代表的なものにベースボール・アニー(野球グルーピーの女性)の存在がある。彼女たちが最も活発な動きを見せるのはキャンプ期間中である。ひいきチームの選手…