メジャーリーグ通信
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A.ロッド&ジェニロペ大物カップル メッツ買収失敗の舞台裏
米国では球団の買収が行われる際、地元と関係が深いスポーツ界の元スーパースターや芸能界の超大物が、自らも多額の資金を投じて投資家グループに加わって買収の先頭に立つことがある。 そのはしりとなっ…
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Bジェイズ山口の好投は米大統領と加首相の“不仲のおかげ”
地元カナダで試合を開催する道を絶たれたブルージェイズが、開幕から18日が経過した8月11日に、ニューヨーク州バファローにある3A球団の本拠地セーレンフィールドを突貫工事で改装してホームゲームの開催に…
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選手契約の破談は簡単でも解除は困難…例外は禁止スポーツ
7月14日にブレーブスがキューバの暴れん坊ヤシエル・プイグ(29)と合意しながら、正式契約の直前に行われた検査でコロナ感染が判明したため入団が見送られた。 2015年12月には、当時マリナー…
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分配金バブルが引き起こす球団経営者の「モラルハザード」
メジャーリーグは60試合に短縮して23日に開幕するが、米国ではコロナ感染者数が増え続けているため、全試合無観客で行われる可能性が高くなっている。 30球団の中には無観客になったことで大きなダ…
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人種差別問題を見て見ぬ振り 白人優位体質が染み込んだMLB
ミネソタで起きたジョージ・フロイド事件に端を発する反人種差別の波はあらゆる分野に押し寄せている。 それによって南北戦争時代のアトランタを舞台にした不朽の名作「風と共に去りぬ」は配信停止になり…
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野球文化の土台を腐らせるMLBの極端な“テレビマネー依存”
■プレーオフ期間の拡大 大リーグ機構(MLB)と選手会の対立が解消されないため、7月初旬の開幕は実現不能になった。両者が対立しているのは、今季の給与の削減幅だけではない。公式戦の試合数に関して…
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コロナ禍を利用した「マイナーリーガー大量解雇」の背景
現在、マイナーリーガーの大量解雇が進行中で、最終的に解雇者は1100人前後になる見込みだ。 一部では、これをコロナ禍の影響と報じているが、そうではない。昨年秋にマンフレッド・コミッショナーが…
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マニー・ラミレスは48歳で復帰?往生際が悪い野球選手たち
30日で48歳になるマニー・ラミレスが今季、台湾リーグで現役復帰を目指しているという報道があった。 マニーはメジャー通算555本塁打(MLB史上15位)の大打者。2011年を最後にメジャーの…
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こんなにいる!ユニホームから白衣に着替えた大リーガー達
ニューヨークの医療現場はコロナ禍で人手不足にあえいでいるため、医師免許を取得した医学生をひと月早く卒業させて最前線に送っている。そのひとりが元メジャーリーガーのマーク・ハミルトン医師(35)だ。 …
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コロナ禍で10万ドル以上寄付 アストロズ5選手に真の思惑が
メジャーリーグには寄付文化がある。今回の新型コロナウイルス禍でも、すでに10人の選手が10万ドル(1080万円)以上の寄付や支援を表明している。 ■医療やマイナーリーガー支援 寄付金額…
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マリナーズで試算 年間試合数162→120なら損失は105億円
MLBは米国での新型コロナウイルスの感染拡大に伴いオープン戦を中止。26日に予定していた公式戦の開幕も2週間以上延期した。現時点では開幕の見通しは立っていない。 どの球団も4月中の開幕は不可…
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マエケンに秋山や平野も…メジャー「トレード太り」の実情
メジャーリーグでは「トレード太り」する選手が少なくない。一番多いのは契約書に「トレードボーナス条項」を入れている選手たちだ。 キャンプ直前にドジャースからツインズに移籍した前田健太もそのひと…
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コービー氏のヘリ墜落事故死…過去にはイチローの元同僚も
先月26日、NBAのスーパースターだったコービー・ブライアントがヘリコプターで娘のバスケットボールの試合に向かう途中、墜落事故で亡くなり、米社会に衝撃が走った。MLBでも全国ニュースのヘッドラインに…
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アンダーシャツに拡声器…サイン盗みはメジャー史の一部だ
アストロズがビデオカメラを使って相手捕手のサインを解読し、ただちにアルミ製のごみ箱を叩く回数、あるいは笛を吹く回数で選手に伝えていたことが発覚、GMや監督のクビが飛ぶ事態になっている。 今回…
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今季の新外国人はメジャー球宴経験者より韓国経由組に期待
日本の各球団による新外国人選手補強は、これまでとは違う特徴が見られる。 最大の特徴は21人の新外国人の中に、オールスター経験者が3人もいることだ。MLBの球宴は30球団の選手から選ばれるため…
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FA目玉選手が予想以上の早期決着 大物代理人が“危機管理”
今オフのFA市場は目玉のコール、レンドーン、ストラスバーグの3人全員がスコット・ボラスを代理人にしているため、かなり遅い進行が予想された。 昨オフのFA市場では1番人気のハーパー(現フィリー…
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マイナーに2人いるだけの女性審判…MLBは旧態依然の男社会
MLBは米国のメジャースポーツの中で最も女性の進出が遅れていると批判されている。 NBAでは今季4人の女性審判がフルタイムで活躍しているが、MLBにはひとりもおらず、マイナーに2人いるだけ。…
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昨年は指揮官経験者が不人気だったが…新監督の人選に異変
オフに入って最初に行われるのは新監督選びである。メジャーリーグの新監督選びの特徴は、年によってハッキリした傾向が出ることだ。 昨年は「監督経験のないベンチコーチ経験者」が1番人気で、6人の新…
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メジャーリーグの恒例行事「シャンパンファイト」の雑学
メジャーリーグでは、9月後半から10月末まで狂乱のシャンパンファイトが繰り広げられる。これは、①プレーオフ進出決定時、②ワイルドカードゲーム勝利時、③地区シリーズ勝利時、④リーグ優勝シリーズ勝利時、…
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“陰毛禁止”撤回 メジャーでは全身毛むくじゃらがトレンド
メジャーに移籍した日本人選手は、さまざまな習慣に面食らうことになる。とりわけ驚きが大きいのは、「陰毛剃り」の習慣である。野球に限らず、欧米ではスポーツ選手が陰毛を剃ることが常識化している。生やしたま…