メジャーリーグ通信
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大谷翔平は満票だったが…メジャーで不可解なMVP選出は過去にごまんとある
メジャーリーグのMVP投票の結果が18日に発表され、大谷翔平が満票で選出された。大谷は当初から本命視されていたので順当な選出だったが、これまでのMVP投票を振り返ってみると、首をかしげたくなるケース…
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今年のワールドシリーズは父親に軍配…メジャー歴代「ファミリー対決」の人間模様
今年のワールドシリーズを盛り上げるネタとしてメディアが盛んに取り上げたのは、ブレーブスのスニッカー監督と、その長男アストロズ・スニッカー打撃コーチによる親子対決だ。 この2人には、メジャーで…
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大谷翔平オフはCM王が確実 気になるメジャー有名選手の出演事情と評判
大谷翔平は日本で7社とCMスポンサー契約を結んでいる。米国では昨季までMKBやエンゼルス球団のCM(シーズン開幕を告げるCM)に駆り出されたことはあったが、一般企業のCMに出演したことはなかった。そ…
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大谷に沸いたエンゼルスは「観客動員数」では負け組…二刀流の活躍でもファン呼び戻せず
今シーズンはコロナ禍が終息しない中で開幕したため、メジャーリーグ全体で見ると1試合当たりの観客動員数は1万8652人。一昨年に比べ(昨年は無観客)34%減少した。 この数字だけ見ると、どの球…
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MLBではファンが順守すべきルールを明文化 人種差別と色仕掛けは「永久追放」に
メジャーリーグではファンが順守すべきルール(ファン・コード)を明文化しており、球場で著しい違法行為があれば、永久追放処分を受けるケースが少なくない。 よくあるのは、①フェンスを飛び越えてグラ…
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MLBの審判は訴訟が大好き アンパイア歴40年の“誤審王”は選手を名誉毀損で訴え
訴訟大国アメリカではトンデモ訴訟がよく起きる。2016年には現役のヘルナンデス審判が「55歳になってもMLBが私をクルーチーフに昇格させないのはヒスパニック系である私への人種差別だ」としてMLBを告…
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中田翔のようなチーム内暴力でお払い箱になるケースは、メジャーにはごまんとある
チームの後輩に暴力をふるって無期限出場停止になっていた日本ハム・中田翔が巨人に無償トレードされた。これは事実上の追放処分である。メジャーリーグでもチームメートに暴行した選手が追放されるケースが時々あ…
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「カナダの上野由岐子」が姉という投手も…オリンピアンを身内に持つ大リーガーたち
メジャーリーガーにはオリンピアンだった母親から高い身体能力を受け継いでいる選手が少なくない。 その代表格がメッツの長距離砲コンフォルトだ。彼の母トレーシーさん(旧姓ルイーズ)はシンクロナイズ…
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大谷フィーバーに沸く裏で…エンゼルスが抱える「深い闇」
2019年7月1日、エンゼルスの先発左腕タイラー・スキャッグス(享年27)が遠征先のホテルで突然死した。 それから2年が経過した今年6月29日、スキャッグスの遺族がエンゼルス球団と元広報部長…
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メジャー投手は失点急増…粘着物質取り締まり強化の余波
ピッチャーに対する粘着物質の有無を調べる検査が始まって2週間が経過した。 粘着物への依存度が高かったピッチャーは、この検査の導入で使用を控えざるを得なくなり、大きなダメージを受けているケース…
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MLB滑り止め使用禁止をすり抜ける「ブレンドテクニック」
MLBは先週30球団に通達を送り、今後はルールブックにある通り、投手が指先に異物(滑り止め)を付けて投げる行為を全面的に禁止し、違反者には10試合の出場停止処分を科すことを伝えた。 これは、…
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マイナーで新ルール試験導入 適用で割食うのはDHの大谷
MLBのマンフレッド・コミッショナーは、ホームラン中心の野球では人気回復を図れないと悟り、方向転換して、ゲームを動きのあるものにつくり替えようとしている。 その第一歩として、今季、マイナーリ…
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筒香にレイズ復帰の可能性 トレード「後日発表選手」とは
11日にレイズを戦力外になった筒香嘉智が、4日後にトレードでドジャースに移籍した。ド軍が急遽、筒香を獲得したのは、レフトのポロックが太ももの肉離れで戦列を離れたため、穴埋めに使う人材が必要になったか…
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最大の被害者は大谷翔平 飛ばないMLB公認球で本塁打数激減
今年のメジャーリーグは、いつになく本塁打が少ない。 例年、4月が終わった時点で本塁打数を2ケタに乗せる選手は数人出るが、今年は皆無。9本が最多だった。これは2009年以来の珍現象で、原因はハ…
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メジャーで実績のない指揮官はおちおち入院もできない
メジャーリーグには入院が必要な病気になった時、じっくり療養できる監督とそうでない監督がいる。療養できるのは一部の常勝監督だけである。 インディアンスのフランコーナ監督はレッドソックスで2度ワ…
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メジャーリーグで詐欺被害多発 大物選手やOBは恰好のカモ
日本では最近、211人の競艇選手が指南役の税理士の口車に乗って持続化給付金を不正受給したとされる集団詐欺事件が発覚した。 メジャーリーグでは選手たちが「主犯」となった詐欺事件は起きていないが…
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米で横行するトンデモ訴訟 メジャー復帰目論み裁判で売名
先週、元ロッテのボルシンガーがブルージェイズ在籍時の2017年、アストロズにサイン盗みをやられて選手生命が縮まったとして33億円の損害賠償を求めていた裁判に判決が下った。ロス地裁は「損害を立証できる…
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メジャー監督の再就職事情…最多は他球団のベンチコーチ
日本のプロ野球では監督が大きな存在である。成績不振で辞任してもその後は球団幹部として処遇されたり、解説者になって安定した収入を得ているケースが多い。 しかし、メジャーリーグではかなり様子が異…
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ダル同僚は14年357億円…長期・高額“MLBメガ契約”の失敗例
ダルビッシュが所属するパドレスの若き主砲タティスJr.(22)が、14年3億4000万ドル(約357億円)の長期契約を交わした。これは史上3番目の契約規模だが、過去の例を見ると巨額契約の大半は惨めな…
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ドジャース入団のバウアー 決め手はメッツのセクハラ騒動
メジャーリーグは1月中旬以降、2つのセクハラ騒動に揺れている。 まず、メッツのポーターGMがカブスのプロスカウト部長在任中の2016年に女性記者に自分の勃起した性器を撮った写真や卑猥なメッセ…