杉村富生の富を生む新成長株
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「アイビーシー」はFatマンに左右されないりっぱな小物
トランプ大統領はマッドマンと呼ばれている。Madとは狂う、おかしな、バカげた、無分別といった意味だ。昔、「Mad Max」と題するオーストラリア映画があった。文字通り、暴走族がテーマである。 …
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地方銘柄がアツい 名古屋上場のSNS関連「ガイアックス」
地方市場の銘柄が人気を集めている。札幌市場(アンビシャス)のRIZAPグループ、名古屋市場(セントレックス)のバルクホールディングス、オウケイウェイヴ、コムシードなどがそうだ。商いは意外に弾んでいる…
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「ティーケーピー」遊休不動産を法人向け貸会議室に提供
日本大学アメフト部の騒動(不祥事)はリスク管理の重要性を改めて認識させている。ちなみに、日本大学には危機管理学部がある。 そのホームページには「危機管理には、危機発生前のリスクマネジメントと…
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バーチャル・ユーチューバーの先駆者「イード」がハネる
IPO(セカンダリーマーケット)の賢い投資術について、筆者はかねて4つの手法を提唱している。 すなわち、①業種・業態を徹底的にチェックする②公開株数の少ない銘柄を狙う③上場後6カ月をメドに、…
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小判ザメ戦法が有効なIoT関連 「ぷらっとホーム」が急浮上
株価は正直である。花王、そーせいグループは人材(経営幹部)が流出、株価が大きく売られている。 逆に、資生堂、RIZAPグループは優秀な人材を獲得、株高となっている。この背景には将来に対する期…
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売られすぎている投資会社「Oakキャピタル」 絶好の買い場
株式投資の基本戦術(投資スタイル)には、①愚直に安いところを買って高いところを売る↓長期・逆張り②積極的に高いところを買って、より高いところを売る→短期・順張りがある。もちろん、配当取り、株式分割、…
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血友病治療薬に期待がかかる「中外製薬」をいま仕込む
古来、株価は賢い、正直だ、という。ときに株価は上下に行き過ぎるものの、基本的には現状を正しく認識している。 そう、株価は正しい。武田薬品工業の株価が冴えない。株価は新安値を更新中だ。実に、“…
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クルーズのデパート「ベストワンドットコム」に株高期待
Aさんは相場巧者である。人生の大半を「安いところを買って、高いところを売る投資戦術」を貫いてきた。商いの基本だ。値下がりしても絶対に投げない。逆に、買い下がる。 そもそも、彼は変な銘柄を仕掛…
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「すららネット」はオンライン学習教材が高評価で株価上昇
現在、第4次産業革命が進行中である。そのキーワードをCAMBRICという。クラウド、人工知能、ビッグデータ、自動運転、ロボティクス、IoT、情報セキュリティーなどの分野では異能な人材の育成が不可欠と…
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アニメ大ヒットで予想以上に業績好調 「IGポート」を狙う
新興企業が有力企業と提携すると、その材料に対する株価の破壊力は強烈なものとなる。トヨタ自動車―ALBERTが好例だろう。 自動運転に関する技術を評価し、トヨタ自動車が出資した。ALBERTの…
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ブロックチェーンゲームで注目「モバイルファクトリー」
パソコンゲームの「e―sports」(当コラム144回参照)が“メジャー”の道を着々と歩んでいる。来年の茨城国体では準正式競技に採用される、という。 さらに、2022年のアジア大会(中国・杭…
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グループ9社が上場 「GMOインターネット」は市場の人気者
全般相場は高値もみ合いとなろう。従って、夏相場では「利食い優先を」と主張している。アメリカには「Sell in may」との教えがある。 すなわち、「株は5~6月に売れ」ということだ。これは…
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自転車関連が強みの「日本コンピュータ・ダイナミクス」
最近、話題のシェアラー(Sharer)、ラッシャー(Rusher)、ソリスト(Solist)という言葉(トレンド)をご存じか。若者はだれでも知っていると思う。いや、中・高齢者の間でもこの生活スタイル…
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知的労働の自動化で大化け 「RPAホールディングス」に注目
夏のIPO(新規公開株)シーズンが到来する。目玉は6月19日に、東証マザーズに上場予定のメルカリだが、ラクスル(5月31日に東証マザーズに上場予定)は“伏兵”といわれている。 意外な人気銘柄…
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高齢者にうれしい“ハウス・リースバック”の「ハウスドゥ」
質問、イギリスには孤独問題を担当する大臣がいるか(○)、いないか(×)。答えは○である。 イギリスの人口は約6500万人だ。うち、900万人が「孤独」と感じている、という。 なにしろ…
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「リアルワールド」は“げん玉”ほかポイントサービスに強み
サプライズ(予想外の好業績発表)は株価に大きなインパクトを与える。イーレックス(当コラム135回で紹介)は19年3月期の大幅増益予想を手掛かりに、ストップ高を交え急騰した。正直、こんな事例はうれしい…
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五輪の正式種目に? e-sportsで先行「Jストリーム」に注目
e―sports、何それッ? 多くの人がそう思うだろう。日本国内での認知度は低い。しかし、先の平昌冬季五輪(韓国)ではインテルが支援し、デモンストレーションが開催され、大きな話題を集めた、という。 …
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衣料品問屋の老舗「プロルート丸光」はEC企業に変身中
改めて述べるまでもないが、株式投資は“夢とロマン”を追い求めるもの。評価すべきなのは将来の姿である。 現在の価値ではない。まして、過去にこだわってはいけない。学者風に言えば、株価は「将来価格…
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ミニショベル「竹内製作所」は世界が認める“建機のベンツ”
日本には圧倒的な技術力、商品開発力を有し、世界を舞台に活躍している“小さな巨人”が存在する。 建設機械用油圧フィルター(世界シェアトップ)のヤマシンフィルタ、光学薄膜装置のオプトラン(売上高…
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首都圏マンションに強い不動産関連「プロパスト」を狙う
GW明けとともに、3月期決算企業の決算発表がピークを迎えている。マーケットは19年3月期の予想数字に一喜一憂というか、振り回されている。ネガティブな企業が売られるのは理解できるが、“好調組”だって急…