杉村富生の富を生む新成長株
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マテハン分野で世界トップの実績誇る国際派「ダイフク」
マテハンとは工場、倉庫、店舗などにおいて、物資の保管、搬送、仕分け(ピッキング)に関わるハードウエア、ソフトウエアのこと。 ちなみに、マテハンとはMaterial Handlingの略だ。情…
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補聴器の国内シェアトップ「リオン」 半導体関連も強み
社名、一般的な企業イメージと異なっている会社がある。味の素が好例だろう。味の素の売上高は全体の1%に満たない。しかし、社名を変える考えはまったくないようだ。やはり、祖業に愛着があるのだろう。 …
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「ネオス」は“マッドマンセオリー”に振り回されない実力派
基本的に、株式市場は“夏枯れ”商状に陥っている。売買代金(東証1部)が2兆円ちょっとでは上値を追うのは難しい。さらにリスク要因として、トランプ大統領の“暴走”がある。 マーケットでは米中貿易…
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オーガニック食品をネット販売「オイシックス・ラ・大地」
最近、食の安心・安全に対する関心が高まっている。農薬、添加物の使用を嫌う。半面、無農薬、有機肥料のオーガニック食品(野菜、果物)は多少高くとも買う。 食べるだけで精いっぱいの時代と違って、み…
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グループの金融事業を担う「GMOフィナンシャルHD」が好調
世界の金融マーケットは徐々に、“夏枯れ”商状が鮮明となろう。とにかく暑い。この暑さは地球的な規模だ。「ビールが売れる」。そんな能天気なことを言っている場合ではないだろう。 体温を超える暑さは…
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カジノ誘致に熱心な苫小牧市に本社置く「フジタコーポ」
誘致関係者にとって、まずは「やれやれ」ではないか。カジノを含む統合型リゾート(IR)実施法が成立した。先進国ではカジノを認めていないのは日本だけだった。2023年には国内開業の運びとなろう。 …
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「メドレックス」 米国で開発中の薬剤が大ブレークの予感
先進国はここ数年、平均寿命が延びている。この背景には医療の進歩があろう。ところがアメリカは平均寿命が短くなっている。 これはどうしたことか。「いや~、アメリカは発展途上国なんだよ」。これは理…
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魚群探知機の大手「古野電気」好決算で株価急騰も割安水準
世界の金融マーケットは相変わらず、トランプ大統領の通商政策に振り回されている。こんな状況下、日本では4~6月期(第1四半期)の決算発表が本格化する。 日本企業の多くは今年度の想定為替レートに…
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働き方改革のド真ん中 研修サービス事業の「インソース」
働き方改革が叫ばれている。法律もできた。ただ、残業を減らすだけでは能がない。企業サイドでは単に、残業代を減らそうと考えては進歩がない。これは抜本的な収益改善にはつながらないと思う。 業務改善…
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大手1000社が顧客 チャットボット関連の本命「スカラ」
最近、チャットボット(Chatbot)がよく話題になる。耳にする機会が多い。チャットボットとは、チャットとボットを組み合わせた言葉(造語)だ。人工知能(AI)を活用した自動会話(応答)プログラムのこ…
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「MTG」が上場 ロナウドとマドンナが共同開発パートナー
かねて筆者はIPO(新規公開株)のセカンダリーマーケット(初値形成、上場後の)投資に際し、以下の4つの戦略(ルール)を提唱している。 すなわち、①業種・業態を徹底的にチェックする②公開株数の…
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婚活サイトが大盛況「リンクバル」 押し目を逃さず拾う
男性妊活サービスが広がっている。「子供が欲しい」と希望する夫婦は多い。これまで不妊は主に女性の問題として語られてきた。しかし、実は研究機関によると、不妊の要因の40~50%は男性側にある、という。 …
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システムインテグレーター大手「TIS」はSociety5.0の主役
再三指摘しているように、産業界では「第4次産業革命」が進行中である。一方、社会的には「Society5.0」(ソサエティー→社会)が訪れようとしている。 これはサイバー(仮想)空間とフィジカ…
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住宅ローン・フラット35が取り扱いトップを走る「アルヒ」
株式市場(全般相場)は予測通り、波乱の展開となっている。確かにひどい。筆者はかねて、「夏相場は不発に終わる」と主張してきた。ここでの急落は驚くにはあたらない。想定の範囲内だ。問題は今後の投資戦術をど…
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大株主がセコム 「能美防災」は火災報知設備のトップ企業
愚かな話である。「株式投資はやってはいけない」と叫んでいる国会議員の先生がいるらしい。高齢化社会を迎え、いま必要なのは逆に、「お金に働いてもらう」という感覚ではないのか。 日本の個人金融資産…
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「アイスタイル」口コミ美容サイト@cosmeを運営し大人気
だれだって、美しくなりたい、と思う。特に、高齢化社会では若さを保ちたい、と考える。これは世界的な傾向だ。だから、化粧品が売れる。 経済産業省の生産動態統計によると、化粧品の国内工場出荷金額は…
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「USEN-NEXT HD」有線放送ベースに多角化経営を多彩に展開
スポーツマンに悪い人はいない、という。いや、そうでもないか。たまには変な人がいる。まあ、爽やかな人が多いのは確かだが……。 宇野康秀氏の趣味はトライアスロンだ。国際大会(2015年のトライア…
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電気自動車用の電池で存在感を猛アピールする「オハラ」
CAMBRICのM(モビリティー↓輸送・移動手段)の未来はCASEといわれている。すなわち、Cはコネクテッド(つなぐ)、Aはオートマチック(自動運転)、Sはシェア、Eは電気自動車(EV)である。 …
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インフルエンサー関連の大本命 SNS活用の「トレンダーズ」
インフルエンサー! 突然、こんな言葉を投げかけられても……。「カゼをひいたの?」。インフルエンザではない。これは人である。 ツイッター、インスタグラム、ユーチューブなどに投稿する超有名人(フ…
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新規上場の不人気銘柄「信和」をあえて買い下がる投資術
イギリスでは「キャンキャン吠える犬はめったに噛みつかない」と言うらしい。いや、これは日本だけではなく、世界的にそうじゃないか。 怖い犬は「ウ~」とうなり、黙って噛む。トランプ米大統領はこれま…