喫茶店の経済学
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浅草「MONTA」激戦の猫カフェで開業5年目…長続きの秘訣は
今回はやや番外編。既に市民権を得ている「猫カフェ」とはどんなところで、喫茶店やカフェと経営がどう異なるのかが知りたくて、「MONTA」にお邪魔した。 浅草駅に程近いビルの8階。エレベーターを…
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浅草「MONTA」激戦の猫カフェで開業5年目…長続きの秘訣は
今回はやや番外編。既に市民権を得ている「猫カフェ」とはどんなところで、喫茶店やカフェと経営がどう異なるのかが知りたくて、「MONTA」にお邪魔した。 浅草駅に程近いビルの8階。エレベーターを…
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東高円寺「ミミタム」競合店が並ぶ中で息の長い店づくりを
昨年12月にオープンしたばかりの「ミミタム」へ取材に行ったのは、オンリーワン喫茶店の経営は難しいといわれる中で、店主である栁美澤光好さんが、どのような「儲けの方程式」を考えているかが知りたかったから…
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東高円寺「ミミタム」競合店が並ぶ中で息の長い店づくりを
昨年12月にオープンしたばかりの「ミミタム」へ取材に行ったのは、オンリーワン喫茶店の経営は難しいといわれる中で、店主である栁美澤光好さんが、どのような「儲けの方程式」を考えているかが知りたかったから…
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赤羽本店「友路有」朝だけで100人が殺到する“3つの理由”
「友路有」と書いてトゥモローと読む。赤羽に2店舗、浅草、日暮里にそれぞれ1店舗、その名の店があり、今回は発祥の地である赤羽本店にお邪魔した。 何しろ、メニューが充実しているモーニングが目を引く…
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赤羽本店「友路有」朝だけで100人が殺到する“3つの理由”
「友路有」と書いてトゥモローと読む。赤羽に2店舗、浅草、日暮里にそれぞれ1店舗、その名の店があり、今回は発祥の地である赤羽本店にお邪魔した。 何しろ、メニューが充実しているモーニングが目を引く…
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築地「ターレットコーヒー」は天気や湿度でレシピを替える
休日は、たびたび築地へ買い出しに行く。だから市場の豊洲移転以降、築地を訪れる人は減ったという実感がある。そこに店を構える喫茶店はさぞや大打撃ではないかと思って、「ターレットコーヒー」に足を運んだ。予…
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「蔵」(北千住)質屋の看板を掲げ蔵の中で営む理由とは
オーナーである大和田公子さんは今年80歳を迎えると言った。しかし、いまだにそんなご高齢とは思えない。和服に割烹着姿はキマっているし、矢継ぎ早の質問一つ一つに対し、実に的確な答えをくれたからだ。 …
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表参道「蔦珈琲店」古くからのお客様のおかげで今がある
取材を受けてくれるのは本当にありがたいことだと、いつも思う。蔦珈琲店のアポイントを取れた時も感謝したが、同時に、こんなことを想像してしまった。 「場所が青山でしょ。お金持ちが道楽でやっている店…
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神田「高山珈琲」土日祝は休み、店は路地裏でも人気のワケ
どこの店だって千客万来を願うもの。だから駅前に店を開いたり、看板を置いたりして、「ここにお店がありますよ」と主張するものだろう。 しかし、高山珈琲は隠れるように営まれている。店は路地裏。入り…
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鶯谷「DEN」採算度外視の看板メニュー「グラパン」は850円
オンリーワンの喫茶店が、コーヒーだけで経営を成り立たせるのは厳しいと何度か書いてきた。やはり、フードメニューがないと厳しいと。 その点、鴬谷にある「DEN」には鉄板のメニューがある。「グラパ…
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新橋「フジ」人の流れが読めないからこそ“最速”がモットー
SL(蒸気機関車)と並ぶ新橋のランドマークである「ニュー新橋ビル」には1日約1万人の来訪者がある。1階に店を構えるとんかつチェーン店や立ち食いそば屋には、スーツ姿の客が引きも切らない。その地下1階に…
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西荻窪「コーヒーロッジ ダンテ」顧客目線に立つこだわり
西荻窪で約50年間続く「コーヒーロッジ ダンテ」を“純喫茶の聖地”と言う人が少なくないが、取材を終えて、その表現はいかがなものかと思った。「聖地」などと言うと、客はダンテを崇拝してやまない人たちばか…
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浅草「ロッジ赤石」100種類のメニューで客を飽きさせない
取材に訪れたのは平日の午後3時半。「お昼時」から外れている時間帯なのに、来店客のほとんどがフードメニューを注文していた。しかも、ナポリタン、ハンバーグ、ピザ、豚の生姜焼きと、オーダーはバラバラ。オー…
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書店とマッサージ併設 小金井「ocio Healing sPace&Cafe」
友人から「本屋とカフェ、マッサージ店併設のお店がある」と教えてもらって訪れてみた。本屋とカフェの併設店はある。しかし「そこに、マッサージが加わるとはどういうことだろうか」と興味が湧いたからだ。 …
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蔵前「コフィノワ」 CQI認定Qグレーダー厳選のコーヒーを
「コフィノワ」がオープンしたのは2016年8月。そこに至るまでの経緯はこうだった。 オーナーの高橋史郎さんは若いころから「いずれコーヒーショップを開きたい」と考えていた。縁あってコーヒー豆の卸…
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青山ティーファクトリー(神保町) 来店客数大幅減少でも利益アップのワケ
ともかく謎だらけなのである。神保町にあるのに店名は「青山ティーファクトリー」。6坪の店内はテーブルが2つとカウンターだけ。テーブルに相席はさせず、カウンターも客がぎゅうぎゅう詰めにならぬよう間隔を空…
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錦糸町「ニット」ナポリタンとホットケーキがひと味違う
取材の最中に、「昔、錦糸町で働いていた」というひとりの客が入ってきた。盛んに懐かしがるその人に「昔は喫茶店もたくさんあったけれどねえ。いまは、うちと『桃山』さんぐらいになっちゃって」などと応じていた…
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吉祥寺「くぐつ草」にも名物カレー 喫茶店人気に2つの要因
吉祥寺にある「くぐつ草」の開業は1979年。日本唯一の糸あやつり人形劇団「結城座」のオーナーが、公演がない時の劇団員の食いぶちにと、喫茶店を開いたのがきっかけだ。開店当初は純喫茶だったが、それだけで…
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iki ESPRESSO(清澄白河)“聖地”でNZのカフェ文化を体現
「サードウエーブ」という言葉をご存じだろうか。定義はさまざまあるが、ざっくり説明すると以下のように整理できる。 ファーストウエーブとは、コーヒーが急速に家庭に広まった19世紀後半から1960年…