イケイケ国民民主党に陰り? 埼玉・和光市議補選は玉木代表が応援も公認候補まさかの敗北
国民民主党の勢いに陰りが見えてきたか──。このところ、全国の市議選で公認候補のトップ当選が続いていたが、18日投開票だった埼玉・和光市議選の補欠選挙では、公認が敗れた。
市議補選は欠員1に対し、国民民主公認の榎田道子氏(58)、無所属の鈴木敬一郎氏(55)、無所属の内田あや氏(39)の3新人が立候補。結果は、内田氏が1万2691票で当選し、国民民主の榎田氏は8668票で4000票超差の次点だった。
昨年の衆院選で躍進して以降、イケイケの国民民主は今年の各地の市議選で絶好調。香川県丸亀市や茨城県北茨城市では公認2人が1位と2位になり、長野県佐久市、静岡市、北九州市、長崎県諫早市、東京都小金井市、神奈川県鎌倉市ではトップ当選だった。今回の和光市も、玉木代表が公認候補の応援に駆け付けるほどの力の入れようだった。
■支持離れが起き始めたか
「夏の参院選の比例候補に、過去に不倫報道のあった山尾志桜里氏や元維新のお騒がせ男・足立康史氏ら、いわくつきの4人の元国会議員を擁立したことがSNSで炎上しています。支持率は依然、野党でトップを維持しているものの、ネット上には失望の声があふれている。支持離れが起き始めたんじゃないか」(永田町関係者)