本で読み解くNEWSの深層
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中国ウラオモテ
最後のあがきを続けるトランプ米大統領を尻目に覇権拡大への野望を隠さない中国。そのオモテとウラを読む。 ◇ 一党独裁の中国にはまともな法制度など存在してないはず。そんな感じを抱く日本人は…
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環境立国への希望
「2050年までに温室効果ガス実質ゼロ」を表明した菅政権。しかし、本当に環境立国になれるのか? ◇ スーパーやコンビニのレジ袋は有料になったものの、相変わらずごみ捨て日には大量の廃棄物を…
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米中新冷戦?
米中対立が深刻化し、21世紀の「新しい冷戦」に発展しつつあるといわれる。「米中新冷戦」は現実なのか? ◇ 国際関係学の専門家は「新冷戦」ということばを使いたがらないが、マスコミに登場す…
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テロの日常化
アメリカの女性州知事を狙った国内テロ組織が摘発された。いまやテロはどこにでも遍在している。 ◇ 「テロ」という言葉はいまや日常化した。テロ組織による事件だけでなく、大量殺人からアルバイト…
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近未来の戦争
米中対決が鮮明になるにつれ日中間の緊張も急増している。はたして「近未来の戦争」はどうなるのか。 ◇ 米大統領選のゆくえはまったくわからなくなってきたが、トランプとバイデンのどちらが勝っ…
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銃社会アメリカ
人種差別と並んでアメリカの宿痾とされるのが銃犯罪。その実態と背景を探る。 ◇ 銃乱射事件の絶えないアメリカ。単なる暴力犯罪ではなく、人種や宗教の絡むヘイトクライムが背景にある。2015…
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ドキュメント武漢
欧州では第2波といわれるコロナ禍。その「発信源」となった武漢の日々をふりかえる。 ◇ コロナ禍の「感染源」となった武漢。そこに長年暮らす地元の女性作家が、毎日の様子や不安をブログにつづ…
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スポーツ指導者の心と教え
コロナ禍で新人研修もパスしてきたような若手を前に、オジサン管理職世代の嘆きは深い。そこで見習いたいのがスポーツ指導者の心と教えだ。 ◇ 37歳までに王座を得なければ引退。その「壁」を目…
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菅政権への道
あっという間に実現してしまった「菅首相誕生」。政策討論もないまま、密室で一体なにが起きたのか。 ◇ いまごろになって安倍前首相は「菅氏はずいぶん前から後継候補だった」なんて日経新聞のイ…
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SDGs(エス・ディー・ジーズ)
「持続可能な開発目標」を意味するSDGs。いま、ポストコロナの指針としても大きな意義を発揮している。 ◇ 予想外のコロナショックに見舞われた現代。リーマン・ショックも打撃だったが、世界中…
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アメリカの闇
分断をあおるトランプだけが悩みではない。現代アメリカの闇はもっと深い。 ◇ 麻薬性鎮痛薬オピオイド。この依存と過剰摂取による死が全米で相次いでいる。芸能界でもプリンスやフィリップ・シー…
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甲子園中止の陰で
コロナ禍で今年は聞かれなかったあの高校野球の球音。ならば今年は気持ちを入れ替え、いつもとは違う角度から甲子園野球を振り返ってみよう。 ◇ 今年春のセンバツの前、優勝候補の一角に挙がって…
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大阪の元気
コロナ対策で東京に負けじと気を吐き、夏の甲子園大会が中止でもダメトラで盛り返す(笑い)のが大阪。その元気の源は――。 大阪といえば商人の町。軍隊でも「またも負けたか八連隊」が合言葉になるほど…
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【危機の社会】「危機」という漢字には「機会」の意味も
新型コロナウイルス禍の悪影響はますます拡大。消費も地価も下落。危機に満ちた社会はどうなるのか。 ◇ 伝説の投資家として日本でも大人気の著者。講演会やセミナーがコロナ禍のためリモートにな…
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戦争の夏
沖縄で、広島で、日本中で、戦争の記憶を受け継ぐ季節が来た。 ◇ 今年もまた夏が来た。しかし戦争の記憶を受け継ぐのに本当に熱心なのは広島、長崎、そして沖縄だろう。 本書は地元紙が…
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コロナを生きる
世界的にも「第2波到来か」と不安が広がるコロナ禍。もはや「アフター」や「ウィズ」ではなくコロナの中を生きているのではないか。 コロナ禍で揺れる世界のニュースを見て驚くことのひとつは、欧米人が…
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まぼろしの東京五輪
なんだこのタイトル?と思ったら、実はこれ、1964年のオリンピックで当時の新聞や雑誌に掲載された大小の記事などを拾い集めた編集本。だが単なる便乗本ではない。編者は大学浪人生でベ平連に参加し、評論家と…
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どうなる米大統領選
コロナ対策の失敗で急速に旗色が悪くなってきたというトランプ政権。果たして今年の大統領選はどうなるのか。 ◇ 世界中の話題を集める米大統領選だが、仕組みはわかりにくく、特殊すぎる政治風土…
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恐怖のアフターコロナ
アフターコロナは大不況か、それともコロナバブルか。期待と不安が交差するコロナ後の世界。 ◇ コロナショックと原油先物価格の大暴落で世界は大きなショックを受けた。後者は一時に比べると持ち…
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香港の戦い
昨年6月、香港で始まった民主化闘争。コロナ禍でいったん沈静化したようでいながら、実はそうではなかったのだ。 ◇ 2014年、香港における中国政府との対立が鮮明になった「雨傘運動」のイメ…