本で読み解くNEWSの深層
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ドキュメント武漢
欧州では第2波といわれるコロナ禍。その「発信源」となった武漢の日々をふりかえる。 ◇ コロナ禍の「感染源」となった武漢。そこに長年暮らす地元の女性作家が、毎日の様子や不安をブログにつづ…
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スポーツ指導者の心と教え
コロナ禍で新人研修もパスしてきたような若手を前に、オジサン管理職世代の嘆きは深い。そこで見習いたいのがスポーツ指導者の心と教えだ。 ◇ 37歳までに王座を得なければ引退。その「壁」を目…
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菅政権への道
あっという間に実現してしまった「菅首相誕生」。政策討論もないまま、密室で一体なにが起きたのか。 ◇ いまごろになって安倍前首相は「菅氏はずいぶん前から後継候補だった」なんて日経新聞のイ…
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SDGs(エス・ディー・ジーズ)
「持続可能な開発目標」を意味するSDGs。いま、ポストコロナの指針としても大きな意義を発揮している。 ◇ 予想外のコロナショックに見舞われた現代。リーマン・ショックも打撃だったが、世界中…
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アメリカの闇
分断をあおるトランプだけが悩みではない。現代アメリカの闇はもっと深い。 ◇ 麻薬性鎮痛薬オピオイド。この依存と過剰摂取による死が全米で相次いでいる。芸能界でもプリンスやフィリップ・シー…
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甲子園中止の陰で
コロナ禍で今年は聞かれなかったあの高校野球の球音。ならば今年は気持ちを入れ替え、いつもとは違う角度から甲子園野球を振り返ってみよう。 ◇ 今年春のセンバツの前、優勝候補の一角に挙がって…
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大阪の元気
コロナ対策で東京に負けじと気を吐き、夏の甲子園大会が中止でもダメトラで盛り返す(笑い)のが大阪。その元気の源は――。 大阪といえば商人の町。軍隊でも「またも負けたか八連隊」が合言葉になるほど…
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【危機の社会】「危機」という漢字には「機会」の意味も
新型コロナウイルス禍の悪影響はますます拡大。消費も地価も下落。危機に満ちた社会はどうなるのか。 ◇ 伝説の投資家として日本でも大人気の著者。講演会やセミナーがコロナ禍のためリモートにな…
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戦争の夏
沖縄で、広島で、日本中で、戦争の記憶を受け継ぐ季節が来た。 ◇ 今年もまた夏が来た。しかし戦争の記憶を受け継ぐのに本当に熱心なのは広島、長崎、そして沖縄だろう。 本書は地元紙が…
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コロナを生きる
世界的にも「第2波到来か」と不安が広がるコロナ禍。もはや「アフター」や「ウィズ」ではなくコロナの中を生きているのではないか。 コロナ禍で揺れる世界のニュースを見て驚くことのひとつは、欧米人が…
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まぼろしの東京五輪
なんだこのタイトル?と思ったら、実はこれ、1964年のオリンピックで当時の新聞や雑誌に掲載された大小の記事などを拾い集めた編集本。だが単なる便乗本ではない。編者は大学浪人生でベ平連に参加し、評論家と…
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どうなる米大統領選
コロナ対策の失敗で急速に旗色が悪くなってきたというトランプ政権。果たして今年の大統領選はどうなるのか。 ◇ 世界中の話題を集める米大統領選だが、仕組みはわかりにくく、特殊すぎる政治風土…
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恐怖のアフターコロナ
アフターコロナは大不況か、それともコロナバブルか。期待と不安が交差するコロナ後の世界。 ◇ コロナショックと原油先物価格の大暴落で世界は大きなショックを受けた。後者は一時に比べると持ち…
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香港の戦い
昨年6月、香港で始まった民主化闘争。コロナ禍でいったん沈静化したようでいながら、実はそうではなかったのだ。 ◇ 2014年、香港における中国政府との対立が鮮明になった「雨傘運動」のイメ…
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5G時代がやってくる
今年から携帯大手がサービスを開始した5G。本格的なテレワーク時代の幕開けといわれる一方、日本は出遅れともささやかれるが……。 ◇ 今年3月、コロナ騒ぎが加速する中で携帯大手各社が5Gサ…
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インスタ時代の写真
SNSの中でも今や若者世代はインスタグラム一辺倒。「映え」だけを求めるインスタ時代の写真とは? ◇ 巨大プラントの夜景写真をずらっと並べた「工場萌え」で話題を呼んだ写真家による写真論。…
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テレワーク時代
新型コロナウイルス禍で一気に広まったのが「テレワーク」「リモート労働」。一体どうやったら対応できるのか。 ◇ 著者は共働きで小2と幼稚園年長組の子ども2人を育てる父親。昨年3月までは企…
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退歩する世界
新型コロナウイルス禍は「進歩」の幻想をついに破壊した。人類は急速に衰退していくのか。 ◇ 3年前、国連が発表した人口予測は衝撃だった。現在、75・5億人の世界人口が2030年には10億…
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緊急事態宣言解除
宣言は解除されたが、安心できるのか? リスクは全く減ってないのではないか!? ◇ 今年2月、イタリア北部でエピデミック(局地的大流行)の急拡大が報告され、それまでは遠い中国の田舎の話と…
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新型コロナ禍
さしたる根拠もないまま“自粛解除”に向かいつつある昨今。本当に大丈夫なのか!? ◇ 「新型コロナは中国が造った秘密兵器だ!」 米トランプ大統領の雄たけびをまともに信じる向きは少な…