中小企業の社長に元気をもらう
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岸本吉二商店 岸本敏裕社長<2>現在、菰樽を作れる会社は日本に3社を残すのみとなってしまった
お正月によく見かける鏡開きは、昔から縁起が良いとされている日本の伝統文化の一つ。健康や幸せを願い、掛け声とともに鏡板と呼ばれる蓋を木槌で叩いて豪快に開く。その鏡開きを自宅で簡単にできる「ミニ鏡開きセ…
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岸本吉二商店 岸本敏裕社長<1>昨年末にはホテルでの鏡開き用の菰樽の注文が増えた
初詣の神社にずらりと並ぶ菰樽。そして正月の年中行事である鏡開き。 「神酒が樽で供えられたときには樽の蓋を開いて酒をふるまいます。鏡餅を割って食べる『鏡開き』も、神事での酒樽の蓋を開く『鏡開き』…
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き田たけうどん 木田武史さん<4>コロナは大変ですが楽しく遊んでいたから生き残れたのかも
麺が売り切れたら終了。昼営業だけだった「き田たけうどん」だが、ここにきて不定期で日本酒も出す夜営業をするようになった。 しかし、提供するのはうどんではなく、なんと“蕎麦”。 「蕎麦の構…
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き田たけうどん 木田武史さん<3>営業時間は3時間ほど…労働時間が大幅に短縮
7年前、大手外食チェーンの傘下に入った「釜たけうどん」。 ミシュランでビブグルマンを受賞するほどの名店だが、創業者の木田さんはなぜ、経営を大手に託したのか? 「大手は資金力が豊かですか…
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き田たけうどん 木田武史さん<2>脱サラで店をオープン「もともと料理人でも職人でもありません」
大阪の人気うどん店「き田たけうどん」を経営する木田武史さんは、元は普通のサラリーマンだった。脱サラをして前身となる「釜たけうどん」をオープンさせるのだが、ご自身は「料理人でも職人でもありません」と言…
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き田たけうどん 木田武史さん<1>ミシュランガイド掲載の店主もコロナで苦戦
大阪・ミナミでうどん店「き田たけうどん」を経営する木田武史さん。細麺を使った「大阪つけ麺」(750円)が人気メニューで、100玉限定(土日200玉)のためお昼の2時前には、閉店になるという。オープン…
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大和屋本店女将 石橋利栄さん<4>コロナが収束したら従業員さんと盛大に懇親会を
経常利益が25%を超え、順風満帆だった大和屋本店は、この勢いに乗って2号店の出店を考えていた。 「2号店は話がまとまらず、実現しなかったのですが、今考えればラッキーだったと思います。そのまま出…
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大和屋本店女将 石橋利栄さん<3>旅館を平面から立体活用へ。稼働率300%に近づけました
コロナ禍で開店休業状態だった大和屋本店。しかし、過去にも廃業の危機に陥ったことがあったのだという。 女将の石橋利栄さんが大和屋本店に嫁いだのは今から34年前のこと。それまでは旅行会社で働く普…
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大和屋本店女将 石橋利栄さん<2>SNS活用はコロナ禍だからこそ、時間があるからこそできる
大和屋本店のある大阪・ミナミの道頓堀界隈は、インバウンドで外国人が押し寄せ、新しいホテルがどんどんオープン。女将の石橋さんいわく、「雨後のたけのこのようだった」のだという。 ところが、新型コ…
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大和屋本店女将 石橋利栄さん<1>GoToの恩恵は郊外に集中、市街地ホテルは盛り上がらす
外国人観光客でごった返していた大阪ミナミの道頓堀界隈。なんばグランド花月がある千日前も、大阪の台所と呼ばれている黒門市場もシャッターを閉じた店が目立った。 道頓堀のど真ん中にホテルを構える大…
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カルヴォ 松本圭司代表 美USUGE研究家<4>薄毛の人はリモート会議では…
Webサイトで「薄毛」「大阪」「サロン」と入力すると、おおむね2番目に検索結果が出るという「カルヴォサロン都島」(大阪市)。 集客はもっぱら、経営者である松本さんの仕事だ。薄毛を魅せるための…
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カルヴォ 松本圭司代表 美USUGE研究家<3>ダブル・ケイジのタッグで“薄毛の同志”の悩みを解決
コロナ禍でオープンを1年も延期していた「カルヴォサロン都島」(大阪市)。以前は普通の理容室だったが、今年の4月に薄毛専門サロンとして生まれ変わった。 施術を行うのは、理容師で美USUGEスタ…
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カルヴォ 松本圭司代表 美USUGE研究家<2>「薄毛を魅せるには理論だけなく実践がモノをいう」
今年の4月、2回目の緊急事態宣言の解除後に薄毛専門の「カルヴォサロン都島」(大阪市)を立ち上げた松本さん。 今では薄毛で悩む人たちの駆け込み寺になっているのだという。 「薄毛を魅せるた…
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カルヴォ 松本圭司代表(美USUGE研究家)<1>「隠すのではなく魅せる薄毛をつくります」
「ホットペッパービューティーアカデミー」が20~69歳の男女を対象に行った「薄毛に関する意識調査2020」によると、「薄毛である」と回答した男性は26.7%。そのうち、「薄毛を気にしている」と答えた人…
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小金屋食品(納豆製造)吉田恵美子社長<4>「一つ一つ丁寧に手作りの納豆をお届けしています」
コロナ禍の影響でテークアウト需要が伸びている。小金屋食品でも直営店の売れ行きが好調だ。2016年にオープンした「納豆bar小金庵」は大阪市西区土佐堀にあるが、駅から徒歩10分の立地と決して恵まれてい…
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小金屋食品(納豆製造) 吉田恵美子社長<3>ブランド化戦略で売り上げ増
「納豆BAR小金庵」は百貨店催事も行っていたが、緊急事態宣言下で催事がなくなり、売り上げを落としている。 そんな、売り上げ低下を挽回しているのが、オンラインショップでの贈答用セットの販売だ。カ…
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小金屋食品(納豆製造)吉田恵美子社長<2>「プチ贅沢を楽しむお客さんで人気が出た」
こだわりの納豆を作る小金屋食品は2つのブランドがある。 1つはデパートなどへの卸売ブランドだ。ここでは、通常3パック100円くらいで売られている納豆を、3倍ほどの値段で売っている。 「…
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小金屋食品(納豆製造)吉田恵美子社長<1>「納豆不毛の地・大阪で父のふるさと山形の納豆を売る」
納豆が新型コロナウイルスの抑制効果があるという情報がテレビなどで流れ、一時はスーパーで売り切れが続出。巣ごもりで内食が伸びていたこともあり、比較的安価な納豆は飛ぶように売れているそうだ。 大…
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大阪糖菓 野村しおり社長<6>海外客で絶好調だった時から「何か起きたら」と言い続けた
大阪糖菓は地元、八尾市を盛り上げる活動も積極的に行う。八尾市と地元中小企業、地域を結びつける「みせるばやお」(近鉄八尾駅前リノアス内)で企業や学生とのコラボを行っている。 「錦城護謨さんがゴム…
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大阪糖菓 野村しおり社長<5>同業者とタッグを組んで「コンペイトウの日」を制定
7月7日は七夕だったが、「コンペイトウの日」でもある。この記念日の仕掛け人が野村しおり社長だ。 同業者である入江製菓、エビス堂、緒方製菓の3社とタッグを組み、「金平糖deつなぐ会」を結成。「…