ゲンダイ式ドジャース選手名鑑
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山本由伸 投手史上最高額契約で狙うはサイ・ヤング賞
12年総額450億円は投手としてメジャー史上最高額。オリックス時代の昨季は、プロ野球史上最多タイの3年連続沢村賞を獲得した。昨春WBCでも侍ジャパンの世界一に貢献、日本のトップ投手として、米メディア…
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勝利に飢えた男テオスカー・ヘルナンデスはシルバースラッガー賞2度の万能野手
マリナーズから単年契約で移籍。1月の入団会見で「俺は勝利に飢えている」と話したように、大谷同様「ヒリヒリする9月」を熱望している。他球団からの複数年契約のオファーを蹴って単年のドジャース入りを決断し…
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エバン・フィリップスは激動の移籍生活の末、安住の地を見つけたジャーニーマン
2018年にブレーブスでデビューすると、その年の7月にトレードでオリオールズに移籍。19年は25試合に登板したが、20年9月にマイナー契約となり、翌21年8月2日に自由契約となった。それでも翌日にレ…
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ジェイソン・ヘイワードは大谷の広報担当を兼任、挫折を知った人格者
5度のゴールドグラブ受賞を誇る名手。メジャー15年目を迎えるベテランはクラブハウスのまとめ役的な存在だ。柔和な人柄で若手からの信望が厚いだけでなく、首脳陣と選手のパイプ役も担っている。ロバーツ監督か…
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タイラー・グラスノー 長~い手足が叩き出すメジャー屈指の数値
昨季はレイズのエースとして120イニングを投げ、162奪三振と驚異的な数字をマーク。同年オフの2対2のトレードでドジャースに入団した。トレードはグラスノーがド軍と長期契約に合意することが前提条件だっ…
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ギャビン・ラックス 大ケガから逆襲に期待がかかる未完の大器
2022年は主に二塁手として129試合に出場。その年のオフ、正遊撃手のトレイ・ターナーがフィリーズに移籍し、ラックスは後釜として期待されていた。しかし、昨季のスプリングトレーニングで右膝の前十字靱帯…
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マックス・マンシーは父との二人三脚でメジャー復帰した苦労人
昨季はベッツ(39本)に次ぐチーム2位の36本塁打を放った長打力が武器だ。守備は本職の三塁のほか、一、二塁に外野もこなす万能タイプ。昨年11月に2年2400万ドル(約36億円)で契約を延長した。 …
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世界的スターと同姓同名のウィル・スミスはメジャー屈指の「打てる捕手」
4番起用が濃厚な正捕手は、文字通りチームの攻守の要となる。2016年ドラフト1巡目で入団し、メジャーデビューとなった19年に54試合で15本塁打。正捕手に定着した21年以降、常に20本塁打前後を放つ…
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ジェームズ・アウトマンは石ころをペットにする「イケメンの変人」
メジャーデビューした2022年は、わずか4試合の出場ながら、1本塁打、3打点、打率.462。昨季は151試合で23本塁打と実力を証明する一方、181三振と課題も残した。俊足、強肩を生かした中堅守備に…
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ベッツにカーショー、フリーマン…ド軍MVP3人の仰天素顔
今季、メジャー15年目を迎える左打ちのスラッガーだ。 短縮シーズン(60試合)だったブレーブス時代の2020年のキャンプ前にコロナウイルスに感染。高熱や嗅覚障害など重症を患って大幅な調整の遅…