Dr.中川のみんなで越えるがんの壁
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毎日5杯のコーヒーで肝臓がんの発生率は4分の1に低下する
忘年会シーズンに、気になる訃報がありました。コラムニストなどでおなじみの勝谷誠彦さんの命を奪ったのは、肝不全だそうです。57歳の若さでした。 8月に重症アルコール性肝炎で入院され、その後の治…
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英医学誌に注目研究 生活習慣病の薬と発がんリスクの関係
高血圧は、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こす生活習慣病です。患者数は4300万人と推計されていますから、厄介な血管病の予防で、降圧薬を飲んでいる人は少なくないでしょう。そんな高血圧を巡って、がんとのか…
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松浪健四郎さんはステージ1 厄介な膵臓がんも0期なら治る
「悲しきかなちょんまげがなくなってしまいました」 このご時世にちょんまげなんて、と驚いたかもしれませんが、日体大理事長の松浪健四郎さん(72)のことです。先月末に出席された日体大柔道部の祝賀会…
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キャスター小倉智昭さん全摘へ がんでも膀胱は温存できる
かなりの覚悟だったでしょう。キャスターの小倉智昭さん(71)が自ら司会を務める情報番組のエンディングで「私ごとで申し訳ないのですが」と神妙な面持ちで膀胱がんで膀胱を全摘することを語りました。 …
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女優・角替和枝さん急死 原発不明がんとは何か? 治療法は
一体、なぜ……。そう思われた人は、少なくないでしょう。64歳で亡くなった女優の角替和枝さんの命を奪ったのは、原発不明がんと報じられました。 一連の報道によると、今月23日から開幕する児童向け…
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内山信二さんに“余命5年宣告” 大腸のポリープとがんを知る
オレは、がんなのか……。検診や人間ドックなどで大腸ポリープを指摘されたら、そんなふうにショックを受ける人は少なくないでしょう。タレントの内山信二さん(37)は、テレビ番組の企画で大腸内視鏡検査を受け…
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4年連続患者数1位の大腸がんはアスピリンで予防できる
がんの患者数は、2014年まで胃がんがトップでしたが、15年から大腸がんが逆転。先月15日に国立がん研究センターが発表した今年の予測値でも、大腸がんが4年連続1位。男女合わせて15万2100人と、胃…
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輪島さんは手術で声失う…咽頭がんの早期発見は胃カメラで
病魔を寄り切ることはできませんでした。大横綱・輪島大士さんの命を奪ったのは咽頭がんで、死因はがんによる衰弱だったそうです。享年70。この間の報道で、盟友北の湖さんとのエピソードについて、こんなことが…
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ノーベル賞で注目オプジーボ “ターゲット”は進行肺がんか
がん治療をめぐって、明るいニュースが飛び込んできました。ノーベル医学生理学賞を受賞した京大の本庶佑特別教授(写真)の研究は、オプジーボなど新しいタイプのがん治療薬の開発につながったものです。オプジー…
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がん研センターが公表 「拠点病院」生存率データの読み方
がん治療の成果は、5年生存率がひとつの目安になります。国立がん研究センターが今月11日に公表したのは3年生存率です。これまで5年や10年の生存率は発表されていますが、3年は初めて。2011年に全国の…
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樹木さんは乳がんの薬物療法を拒否 QOL優先で放射線を選ぶ
「あなたがお聞きになりたいのは、私がいつ死ぬか。そういうことなんじゃないですか」 75歳の生涯を閉じた俳優の樹木希林さんの闘病生活を直撃したテレビリポーターに、生前の希林さんはジョークを交えな…
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米国で胃がんは“過去のがん”…日本では罹患数2位の理由
「過去のがん」といわれたら、どんながんをイメージされるでしょうか。米国なら、胃がんです。残念ながら日本は違い、死亡数3位、罹患数2位と多くの人を苦しめています。 「食道の下半分と胃は全部。脾臓も…
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石田信之さんは手術8回 できやすい重複がんの組み合わせ
受けた手術の回数は8回に上るそうです。特撮ヒーロー「ミラーマン」で主人公を演じた俳優の石田信之さん(68)はがんで闘病中で、2014年2月の大腸を皮切りに胃と肝臓も切除。再発時の手術を含めると、8回…
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さくらももこさんの命を奪った乳がんを早期発見する方法
視聴率はアニメ歴代1位の39・9%で、テーマソングの売り上げは164万枚。平成を代表する漫画「ちびまる子ちゃん」で知られる漫画家さくらももこさんの命を奪ったのは、乳がんでした。享年53。早すぎる最期…
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古村比呂さんも苦しいと吐露 抗がん剤の「副作用」対処法
抗がん剤は、つらい。そんなイメージを持っている人は少なくないでしょう。子宮頚がんで闘病中の女優・古村比呂さん(52)は、「(抗がん剤の)副作用は容赦ない」とブログにそのつらさをつづっています。「容赦…
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手術が翁長氏の死期早めたか…膵臓がんこそ治療選択が重要
沖縄が、泣いています。膵臓がんで亡くなった沖縄県知事の翁長雄志さん(享年67)の告別式が13日に営まれ、約4500人が参列したそうです。完売した著作もあるそうです。 翁長さんが、膵臓がんを公…
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死亡率が低い女医の患者 その対応力は男性医師も学ぶべき
女性をターゲットのひとつにした東京医大の“受験差別”が問題になっています。大学側は得点操作の理由として、女性医師が結婚や出産で離職すれば、系列病院の医師が不足する恐れがあるということを挙げているよう…
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“鉄人”衣笠氏は右側…大腸がんは発生部位で生存期間が違う
大腸がんで亡くなった人は昨年、約5万3000人で、肺がんに次いで2位。かかった人は約14万9500人でトップ。このところ急速に増えているがんです。 飲酒や肥満、運動不足がリスク因子で、食生活…
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40代女性が肺がんで死亡 検診の見落としを防ぐには?
相次ぐがんの見落とし報道に不安を感じている人は、少なくないでしょう。 今回発覚したのは東京・杉並区の河北健診クリニックで、40代の女性が胸部X線検査を受けたところ、肺がんを見落とされて、今年…
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東てる美さんTV企画で判明 肺腺がんは早期発見でほぼ治る
「早期発見でラッキーでした」 周りの人にそんなふうに喜びを語っていると伝えられたのは、女優の東てる美さん(61)です。医療番組の企画で5月に人間ドックを受診。心臓を中心に精密検査を受けたところ…