真似したい伝承療法
-
佐賀県の海茸
佐賀県の伝統食材のひとつ、海茸。“茸”といってもキノコではなく、二枚貝の一種だ。 その海茸の水管(水の入手口)を細く切り、粕漬けにしたものは、佐賀県の郷土料理として古くから食されてきた。 …
-
長崎県のめし泥棒
長崎県の島原半島の南部に位置する南島原市。そこでは40年以上も前から「めし泥棒」なる、なめ味噌が伝統食として愛され続けている。 めし泥棒とは、麦と大豆を主原料にし、昆布やしょうがなどを加え、…
-
滋賀県の足太あわび茸
滋賀県の中央部に位置する竜王町。あまり知られていないが、昔から椎茸などの栽培が盛んに行われており、きのこの宝庫ともいえる場所だ。 中でも、最近、力を入れているのが“足太あわび茸”。足(柄)が…
-
広島県のかえり
広島県の最南端に位置する倉橋島。瀬戸内海の豊富な海の幸に恵まれ、古くから水産業が盛んに行われている。 瀬戸内海というと、ちりめんじゃこを思い浮かべる人も少なくない。カタクチイワシなどのイワシ…
-
沖縄県のモーウイ
沖縄でキュウリといえば、モーウイを思い浮かべる人は少なくない。 モーウイは沖縄の伝統的な農産物で、赤毛瓜とも呼ばれる。キュウリの一種だが、フランスパンのバケットのような形をしており、とてもキ…
-
和歌山県の塩梅
梅の生産量日本一を誇る和歌山県。その代表的な名産品「梅塩」が大人気だ。 会社員の山口幸雄さんは、和歌山県の物産展でたまたま梅塩を購入。肉や魚料理などに使い、今では手放せないと絶賛している。 …
-
宮城県の川口納豆
宮城県栗原市で生産されている川口納豆。65年の歴史を持つ老舗だ。 ここでは、近代納豆製法の基礎を確立した「盛岡高等農林学校(現岩手大学農学部)」の故・村松舜祐博士の製法を今も忠実に守っている…
-
高知県香南市のニラソース
ニラの生産量日本一を誇る高知県香南市。そのまま調理して食べてもおいしいが、最近、ちょっと変わったニラの加工品が注目を集め、新たな伝統を築こうとしている。 それが、香南市観光協会オリジナルの「…
-
和歌山県のじゃばら
北山村は和歌山県でありながら、和歌山県内にはない。奈良県と三重県に囲まれている、全国で唯一の飛び地の村だ。 珍しいのは村の位置だけでなく、北山村の特産品の“じゃばら”も同様。 じゃば…
-
静岡県のべにふうき茶
日本一の茶の生産量を誇る静岡県。さまざまな茶が作られているが、“べにふうき茶”もそのひとつ。 べにふうき茶というと、花粉症で悩む人たちから支持されていることで有名だ。50代の会社員の水沢貴仁…
-
青森県の葉つきこかぶ
かぶの旬といえば、冬。しかし、青森県の野辺地町では、初夏から秋にかけて名産品の“葉つきこかぶ”が栽培されている。 昨夏、青森県を旅行中、偶然、葉つきこかぶを知ったという会社員の池口直也さんは…
-
岡山県のパクチードレッシング
独特の香りを持つ野菜として知られる、パクチー(コリアンダー)。東南アジアなどでは定番野菜のひとつであり、国内でも人気が少しずつ高まってきている。 そのパクチー栽培に力を入れているのが岡山県で…
-
富山県のバタバタ茶
茶筅(ちゃせん)でお茶をバタバタと泡立てて飲む、その名も「バタバタ茶」。富山県に古くから伝わる飲み物だ。 お茶は発酵具合により種類が分かれるが、バタバタ茶は“黒茶(後発酵茶)”に分類される。…
-
高知県のゆずポン酢
ポン酢といえば、高知県では、多くの人が“ゆずポン酢”を思い浮かべるに違いない。 ゆずの生産では、高知県は全国シェアの40%を占める。山間部では昼夜の寒暖差が大きく、それがゆず栽培に適し、良質…
-
山口県のビワ茶
瀬戸内海に浮かぶ、山口県の祝島。古くから農業が盛んで、中でもビワは島を代表する特産品の1つだ。 ビワの葉は栽培途中で剪定されるが、それを有効利用し、“ビワ茶”が作られている。しかも、祝島のビ…
-
新潟県のユズのかんずり
新潟県を代表する調味料といえば、かんずりだ。 かんずりとは、地元産の唐辛子をすりつぶし、海塩やユズ、糀(こうじ)などを加え、3年間じっくりと熟成発酵させたものだ。辛味やうま味が混在したテイス…
-
北海道礼文島の根昆布水
日本が実効支配している最北端の有人島、礼文島。そこにある香深浜は、利尻昆布の収穫浜として知られている。 京都の高級料亭などでも重宝されていることから、その品質の高さは折り紙つき。もちろん、ダ…
-
大分県のどんこ
大分県を代表する食材のひとつが“どんこ”だ。 どんことは、晩冬から早春の寒い時季にゆっくりと成長した、干ししいたけのこと。 傘の開き具合は五~六分程度。丸みを帯びて肉厚なので、歯ごた…
-
福井県の六条大麦のご飯
六条大麦の生産量日本一を誇る福井県。それをごはんに混ぜて炊いた「六条大麦のご飯」が福井県の食文化として根付こうとしている。 生活習慣病の予防や、ダイエット効果も大いに期待できるという。 …
-
岡山県のままチョビ
岡山県を代表する伝統食材のひとつが「ままかり」だ。ままかりとはニシン科の小魚のことで、一般名はサッパ。主に酢漬けや寿司にして食べられている。 そのままかりをイタリアン風に仕上げたものが“まま…