耳鳴りめまい難聴…聴神経腫瘍かも
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突然の難聴は本当に突発性難聴? 診断を疑うべきポイント
「突発性難聴」と診断された中に、相当数の聴神経腫瘍が隠れている。この連載の初回から何度も触れていますが、では、突発性難聴と聴神経腫瘍の症状の起こり方は、どう違うのでしょうか? 突発性難聴はその…
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「術中神経モニタリング」と手術経験100例が医師選びの鍵
手術で聴神経腫瘍は取り除けたが、神経を傷つけて顔面神経麻痺(まひ)が残ってしまった……。これでは治療がうまくいったとはいえません。顔面神経麻痺のリスクを、限りなくゼロに近づけるために必須なのが、「術…
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たとえ聴神経腫瘍が小さくても10~40代の患者は手術が必要
聴神経腫瘍の治療には、手術のほかに、経過観察と放射線治療があります。聴神経腫瘍の手術を年間約100件、累積で1300件手掛けている私ですが、「何が何でも手術」と思っているわけではありません。 …
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誤診の要因 聴神経腫瘍の半数以上に突発型難聴や耳鳴りが
聴神経腫瘍は、聴力が低下してしまう前に手術を受けるのが最も理想的な展開だと考えています。 手術は極めて高度な技術を要求される治療です。患者さんへの負荷が少ない治療法といえば、放射線療法になる…
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聴力低下の原因は突発性難聴?そのまま聴力を失うことも
聴神経腫瘍は脳腫瘍のひとつで、それ自体は良性ですが、大きくなると脳幹を圧迫し、命にかかわります。さらに聴力を失う恐れがあります。出来る限り早く適切な診断を受け、治療をする必要があるのですが、実は、別…
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聴神経腫瘍は“良性”脳腫瘍だが脳幹圧迫で命に関わることも
いま、私は東京医科大学病院で、聴神経腫瘍の手術を年間約100件手掛けています。患者さんの3分の2はほかの病院からの紹介で、残りの3分の1はインターネットで調べていらっしゃった方です。 聴神経…