注目の人 直撃インタビュー
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安田純平氏が独白「“無謀”に突っ込む人間が社会には必要」
2015年6月にシリアで武装組織に拘束され、昨年10月23日、3年4カ月ぶりに解放された。日本での会見では「自業自得」とも語り、またぞろ「自己責任論」バッシングも生じたものの、ほどなく鎮火。その後は…
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中村敦夫氏が警鐘 「安倍政権は高速道を逆走している」
5月に元号が変わるが、戦前、戦後の昭和、平成、そして、新元号を迎える時代の流れを冷徹に見つめてきたのが、この人だろう。「あっしには関わりないことで」という木枯し紋次郎のイメージが強烈だが、俳優、小説…
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プロ野球経験者初の早大監督に 小宮山悟氏「指揮官の信念」
「学生たちは反旗を翻すと思いますよ。今までと違うわけですから」 小宮山悟氏(53)は今年1月から、母校である早大野球部の監督に就任。100年以上の歴史を持つ同部でプロ経験者として初めて大役を務…
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“年金博士”警鐘 支給年齢「68歳引き上げ」が意味すること
安倍政権は「人生100年時代」を掲げ、やたらと「高齢者の雇用」を強調する。美名の下、そこには年金の支給を減らしたい魂胆が透けて見える。ただ、年金の改悪は分からないように、ジワジワ進められていて、国民…
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横綱で“皆勤負け越し”経験 芝田山親方は稀勢の里どう見る
いまや崖っぷちの横綱稀勢の里。横綱審議委員会から「激励」され、初場所(13日初日)の成績次第では「引退」の2文字も濃厚だ。現在、日本相撲協会の広報部長を務める芝田山親方は現役時代、横綱大乃国として一…
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“金八先生”の脚本家 60歳で海外ボランティアを始めた理由
人生100年時代といわれる昨今だが、「終活なんてまだまだ早い!人生は還暦から!」(ヨシモトブックス)という本を上梓した著者・小山内美江子さんは88歳。「3年B組金八先生」のシナリオライターとして広く…
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伊集院静氏が指摘 今の65歳から80歳が日本をダメにした
大人の男がとるべき行動や考え方を指南した人気エッセー「大人の流儀」(講談社)が刊行された。累計185万部を突破したシリーズの第8巻である。著者・伊集院静氏の言葉は厳しく、耳に痛いことも多い。にもかか…
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ロシア専門家が警鐘「北方領土問題進展は日本側の幻想」
北方領土問題を含む平和条約締結交渉に向け、安倍首相とロシアのプーチン大統領が1日、アルゼンチンのブエノスアイレスで会談。「平和条約締結後に歯舞、色丹両島を日本に引き渡す、と明記した1956年の日ソ共…
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作家・適菜収氏が喝破 バカがバカを支持すれば国は滅びる
安倍政権は疑惑と不祥事の製造マシンのようだ。安倍首相はもとより閣僚も問題だらけで、臨時国会は連日紛糾。議会の体を失い、立法府はまるで学級会だ。なぜデタラメ政権が6年ものさばり続けているのか。安倍首相…
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「法務省は真実語れ」外国人労働の実態に詳しい専門家苦言
今臨時国会で政府がスピード成立を目指している外国人労働者の受け入れを拡大する法案。中身はスカスカのうえ、法務省のデータ「捏造」まで発覚し、このまま来年4月施行となったら、将来に禍根を残すのは必至だ。…
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関根正裕×江上剛 総会屋事件対応した2人が語る今の銀行界
1997年に発覚した第一勧業銀行(現みずほ銀行)の総会屋利益供与事件。このとき広報担当者として活躍したひとりは作家となり、その部下だった金融マンは今年3月、西武ホールディングス(HD)傘下のプリンス…
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専門家に聞く 日米FTAの行方と暴走するトランプへの対抗策
9月末の日米首脳会談でトランプ大統領から押し込まれた米国との通商協議が年明けから始まる。安倍政権はTAG(物品貿易協定)交渉だと強弁しているが、自由貿易推進派も反対派も声をそろえている通り、その実態…
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俳優・プロ雀士の萩原聖人「麻雀を五輪種目に」覚悟を語る
深夜の麻雀番組「THEわれめDEポン」(フジテレビ系)では13回の優勝経験を持ち、“芸能界最強雀士”の異名を持つ萩原聖人さん(47)。10月1日に開幕した競技麻雀のプロリーグ「Mリーグ」(注1)には…
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中央市場労組の中澤誠氏が語る 豊洲市場の問題点と客減少
迷走に迷走を重ねた豊洲市場が今月11日、ついにオープンした。一方の築地市場は現在解体工事中だ。かれこれ十数年にわたり賛否激突の議論を巻き起こしてきた市場移転問題は、小池百合子都知事が2016年夏に就…
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時事芸人プチ鹿島 “信用のおけるゴシップ”を楽しむ余裕を
新聞読み比べを芸の域に昇華させ、テレビ・ラジオのレギュラーは週7本、雑誌やウェブなど連載コラムは月15本を誇る。本紙の猛読者で愛情を込め「ゲンダイ師匠」と呼ぶ時事芸人のプチ鹿島さん(48)が、おかし…
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なぜ若者は「野党嫌い」か? 政治学者・野口雅弘氏が分析
自民党総裁選で石破茂元幹事長の善戦を許し、沖縄県知事選では惨敗。安倍首相のレームダック化が加速し、今月下旬にも召集される臨時国会では、野党の活躍の場が増えそうだ。しかしその一方で、野党の支持率は低迷…
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ゴールデン街の写真集を上梓 佐々木美智子さんが抱く懸念
新宿ゴールデン街の成り立ちをご存じだろうか。戦後の闇市に2階建てのバラックが立ち並び、そこに非公認の売春街「青線」が誕生した。1957年に売春防止法が施行され青線は廃止。空き家となった売春宿が飲食店…
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投開票迫る沖縄県知事選 元公明党副委員長が怒りの直言
9月30日に投開票が迫った沖縄県知事選は、故翁長知事の遺志を継いで米軍の辺野古基地建設反対を訴える玉城デニー前衆院議員(58)と、基地推進の自公が推薦する佐喜真淳前宜野湾市長(54)のデッドヒートと…
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「言論の自由がない」D.スペクターさん東京五輪狂騒に苦言
<24時間テレビはチャリティーでギャラもらえるのに、東京五輪は巨大なビジネスなのにボランティアはタダ働きっておかしいと思うのは、私だけ?>――。2020年東京五輪のボランティア募集について疑問を呈し…
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沖縄県知事選 玉城デニー氏「ひとつになって前進すべき」
総裁3選確実と目される安倍首相に、最初に立ちはだかる「壁」として注目を集める沖縄県知事選挙が13日に告示され、激しい選挙戦を繰り広げている。米軍の辺野古新基地建設に反対する沖縄県民の思いを背負った翁…