GRAPHIC
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「NOZOMI」増田貴大著
写真集のページを開くと、田んぼの中の道を自転車を押しながら歩くおじさんや、川の土手らしき場所に座る中年カップル、そして自宅の屋上テラスと思われる場所でバーベキューをしていると思われる男性など、ちょっ…
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「ミステリーな仏像」本田不二雄著
「神仏探偵」を自称する著者が、異相・奇相の仏像を紹介しながら、なぜそのようなユニークな仏像が作られ、信仰されたのかを読み解いていく異色ビジュアルブック。 動かずモノを言わない仏像は、その代わり…
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「沖縄 抗う高江の森」山城博明著
「高江の森」とは、沖縄の米軍北部訓練場の4000ヘクタールの返還と引き換えに6つのヘリパッドが移設された建築地周辺に広がる森のこと。国は、高江の森がある沖縄島の北部「やんばる」を含む琉球諸島の世界自然…
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「BEFORE THEY PASS AWAY 彼らがいなくなる前に」ジミー・ネルソン写真、神長倉伸義訳
世界各地の孤立した遠隔地で、独自の文化を守りながら暮らす部族民たちを撮影した大型写真集。「地球上で最も辺鄙で到達しがたい場所」に足を運び、言葉も通じず、写真を撮らせたがらない彼らの信頼を得るまで、時…
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「写真家と行く 世界の絶景」谷角靖著
世界各地で絶景を撮影してきた写真家の著者によると、絶景をより一層美しく見るには、季節や時間帯、太陽の向きも考慮しなければならないという。 あらゆる視点から「その場所が一番美しく見える」ように…
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「日本でいちばん美しい村」MdN編集部編
故郷や旅先で出合った景色など、誰にでも、心の奥深くにしまい、大切にしている、とっておきの風景があるのではなかろうか。 それらを思い出の中から取り出して愛でれば、心が安らぐ、宝物とも呼ぶべき風…
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「台南『日本』に出会える街」一青妙著
海外旅行の目的地として人気の台湾。中でも近年、注目が集まる古都・台南の魅力を、「台南市親善大使」の著者が教えてくれるフォト・ガイドブック。 台南は台湾の歴史が始まった場所でもある。1600年…
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「漱石の愛した絵はがき」中島国彦・長島裕子編
昨年末、没後100年を迎えた文豪・夏目漱石は、「人に手紙を書く事と人から手紙をもらふ事が大すきである」と自ら記すほどの手紙好きだった。受け取った手紙は、引っ越しのたびに焼却してしまったらしいが、絵は…
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「絵で見る ニッポン銭湯文化」笠原五夫著
銭湯は昭和40年代、全国に約2万3000軒あったというが、現在は約3000軒まで減少。本書は、銭湯一筋に生きた新宿の「松の湯」の元主人(昨春逝去)が、そんな日本の貴重な銭湯文化を自ら描いた絵を添えて…
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「OLD DOGS 愛しき老犬たちとの日々」ジーン・ウェインガーテン著、ミカエル・S・ウィリアムゾン写真、山本やよい訳
年老いた犬たちのポートレートに、彼ら彼女らと飼い主とのエピソードを添えて紹介するフォトエッセー。 本書の誕生のきっかけとなったのは、著者の愛犬イエロー・ラブラドルレトリバーのハリーだった。亡…
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「最新基本地図2017」帝国書院編
車にはナビが当たり前、スマホやPCでは地図どころか、見知らぬ町もモニター上で自由に散策できる時代に、新年を迎えるからと地図帳を買い替えたという人はおそらくいないだろう。しかし、かつては刻々と移り変わ…
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「Paris en Vert パリ・オン・ヴェール 緑色のパリ」田中淳著
世界中から年間4000万人もの観光客が訪れる花の都パリ。そのシックで美しい街並みのあちらこちらで「緑色」が目に入る。道端で収集を待つごみ箱や街角のガラスビン回収ボックス、ごみ収集車に散水車、そして清…
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「築地魚河岸ひとの町」本橋成一著
まだ移転話も持ち上がっていなかった1980年代に撮影された、昭和の時代の築地市場の写真集である。 築地といえばマグロ。朝5時半からのセリを前に、ずらりと並べられたマグロを一尾ずつ確認する仲卸…
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「作る!超リアルなジオラマ」情景師アラーキー著
箱庭のような狭い空間に本物そっくりの情景を作り出すジオラマ。プラモデル作りに夢中になったことがある男性なら、誰もが憧れ、挑戦をしたことがあるのではなかろうか。本書は、ジオラマ制作の第一人者が、自作を…
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「日本の城」山下茂樹著
4月の熊本地震で変わり果てた熊本城の姿に、多くの日本人が心を痛めた。戦争や天災を耐え、堂々とそびえる城は、地元に住む人はもちろん、すべての日本人にとっての誇りであり、かけがえのないものであることを改…
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「東京湾諸島」加藤庸二著
日本には全部で6800もの島があり、そのうち430島に人が暮らしているという。離島に魅せられ、日本中の島という島を巡り、430島すべてを行き尽くした著者は、ある日、小笠原諸島からの帰途、船上から東京…
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「ロープウェイ探訪」松本晋一著
しばしの空中散歩を楽しみながら絶景を味わう観光地のロープウェイ。日本での歴史は戦前に始まるが、各地に本格的に普及したのは、国民がレジャーを楽しむようになった昭和30年代に入ってからだ。その当時、開業…
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「世界のお墓」ネイチャー&サイエンス構成・文
民族や宗教が異なる他国には、日本人の常識では計り知れない弔いの文化が存在している。本書は、特筆すべき世界各地のお墓を紹介する異色のビジュアルブック。 厳粛な空間である日本のお墓は、墓石に使わ…
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「日本のブックカバー」書皮友好協会監修
書店で本を購入したときにかけてくれる紙のカバー。日本独自の書店カルチャーといわれるこのカバーを「書皮」と名付けて、こよなく愛する人々のコレクションを紹介しながら、その魅力を紹介するビジュアルブック。…
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「世界の文豪の家」阿部公彦ほか監修
文豪たちが暮らし、不朽の名作の生誕地となった場所を紹介するビジュアル文学ガイド。 世界中の人々に長年にわたって作品が読み継がれる文豪は、住んだ家も想像通りの豪邸。アメリカ近代文学の父といわれ…