GRAPHIC
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「マンホール」石井英俊著
マンホールの「蓋」(以下、マンホールと呼ぶ)は、全国に約1400万個もあるそうだが、毎日目にしているはずの自宅やオフィス近くのそれに何が描かれているのか、答えられる人はなかなかいないのではなかろうか…
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「日本クラゲ大図鑑」峯水亮ほか著
近年、大量発生が社会問題化する一方で、水族館では人気の的のクラゲ。南北に長い日本の海には、その多様な環境ゆえに多くの種類のクラゲが生息している。 本書は、水中写真家の峯水氏が18年もの歳月を…
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「~石畳の路地裏散歩~ ヨーロッパの窓」上野美千代 写真・文
ヨーロッパの古い街並みを散策中に見つけた美しい窓や個性的な窓を撮影したポケットサイズの可愛らしい写真集。 マンションや建売住宅が並ぶ日本の街中の風景に慣れ親しんだ頭には、美しい窓や個性的な窓…
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「くらべてわかる きのこ」大作晃一写真 吹春俊光監修
森の中で出合うきのこは、アウトドアが好きな人にとっての永遠のテーマではなかろうか。食用に限りなく似ていたり、食べてくださいと言わんばかりに姿かたちでアピールされたり。しかし、万が一を考えては伸ばした…
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「自然と営み」日本風景写真協会著
「歴史の街並」や「山村」など、さまざまなテーマで「遺したい日本の風景」を紹介してきたシリーズの完結編(全10巻)。掉尾を飾る本書では、人々の暮らしと美しい自然が融合した風景にレンズを向ける。 …
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「世界の刀剣歴史図鑑」ハービー・J・S・ウィザーズ著 井上廣美訳
石器時代から第2次世界大戦に至るまでの長大な刀剣の歴史を概観する豪華図鑑。人類の発展に伴走しながら進化を遂げてきたその経過を解説するとともに、800点以上もの美しい写真で世界各国の宝刀を紹介する。 …
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「東京路地裏横丁」山口昌弘著
再開発の名のもと、日々、更新されていく表通りをはずれて、一歩、路地裏に足を踏み入れると、そこには懐かしさを感じさせる昭和の風景が広がっている。東京各所に今もオアシスのように点在するそんな路地裏の横丁…
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「人生最後のご馳走」青山ゆみこ著
大阪の「淀川キリスト教病院ホスピス・こどもホスピス病院」では、毎週土曜日、患者さんが夕食に好きなメニューをリクエストできる「リクエスト食」と呼ばれる取り組みが行われている。 末期のがんで余命…
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「世界の美しい階段」エクスナレッジ編
普段は決して主役になることがない「階段」にスポットライトを当てた写真集。誰もが知る有名な建築物から、街中で見かけた民家のアプローチ、そして「何でこんなものがこんな所に」と思わせるような意外な場所まで…
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「世界の航空機 大図鑑」フィリップ・ホワイトマン総監修 中川泉、竹田純子訳
人類が営々と築き上げてきた航空機の歴史をたどる豪華写真図鑑。 太古から、鳥のように空を自在に飛ぶことと、それによって得られる自由を夢想してきた人類は、1783年、モンゴルフィエ兄弟がパリで製…
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「カラー版 廃線紀行 もうひとつの鉄道旅」梯久美子著
かつて線路だった跡を徒歩でたどる「廃線歩き」の魅力を伝えるビジュアル新書。 全国の廃線跡を踏破してきた著者が、北は北海道から南は鹿児島まで厳選50路線を、歩いて見つけた、とっておきの風景とと…
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「銀座 歴史散歩地図 ─明治・大正・昭和」赤岩州五編著 原田弘・井口悦男監修
常に新陳代謝を繰り返し、人々を引きつけてきた日本を代表する街「銀座」。その変遷を古地図や住宅地図、商店街地図など、さまざまな地図でたどりながら紙上散歩するグラフィックブック。 もともと低湿地…
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「大石芳野写真集 戦争は終わっても終わらない」大石芳野著
70年を経ても、体験をした人にとって戦争は決して過去の出来事ではない。本書は、国内外で戦争や災害に直面した人々を撮影してきたフォトジャーナリストの著者が、戦争の傷痕を抱き続けながら生きている人々を撮…
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「秘島図鑑」清水浩史著
日本に7000もある離島から、とびっきりの「秘島」を厳選した異色ビジュアル・ガイドブック。何が異色かといえば、本書を手にしてその島が気に入ったとしても、上陸はもちろん、(ほぼ)行くことさえ出来ない島…
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「手塚治虫が描いた戦後NIPPON(上・下)」手塚治虫著
昭和20年8月15日、医学生だった手塚治虫は、戦争が本当に終わったのか半信半疑だったが、それまで灯火管制で真っ暗だった大阪の街が明るく輝いて見えたときに、これで「好きなマンガが描ける」と戦争が終わっ…
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「イースター島を行く」野村哲也著
南太平洋に浮かぶ絶海の孤島イースター島の知られざる魅力を紹介するビジュアル紀行新書。 瀬戸内海の小豆島ほどの大きさのイースター島は、島を領有する南米チリとは東に3700キロも離れたまさに絶海…
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「作家の珈琲」コロナ・ブックス編集部著
作家と彼らが愛したコーヒーとの関係にスポットライトを当てたビジュアルブック。 冒頭に登場するのは「鬼平犯科帳」シリーズなどで絶大な人気を博し、食通としても知られる池波正太郎。江戸の食文化に通…
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「世界で一番美しい天井装飾」中島智章監修
15世紀後半にバチカン宮殿内部に建立されたシスティーナ礼拝堂といえば、巨匠ミケランジェロが描いた天井画がすぐに思い浮かぶ。では、同じようにその名が世界中に知れ渡るロンドンのウェストミンスター聖堂やパ…
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「復刻アサヒグラフ 昭和二十年 日本の一番長い年」朝日新聞出版編
1923年創刊の「アサヒグラフ」は、終戦間際に旬刊となったものの、戦中から戦後の混乱期も休刊することなく続いた唯一の週刊グラフ誌。本書は、太平洋戦争が終結した1945年の一年間に発刊された同誌の中か…
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「吾輩は猫画家である ルイス・ウェイン伝」南條竹則著
19世紀末から20世紀にかけて、イギリスで爆発的な人気を誇った挿絵画家ルイス・ウェイン。日本人にはなじみが薄い名だが、彼の絵を使った絵はがきがあの夏目漱石の「吾輩は猫である」にも登場すると聞くと、急…