潮流を掴め
-
脅威の業績上方修正の「信越化学」がまだ割安水準!
■これからバリュー株物色が盛んに 主力企業の決算発表が今日でほぼ出そろった。それによって好業績株を改めて物色する流れになりつつある。これはアナリストが決算内容を分析して、目標株価や投資判断を…
-
「DOWAホールディングス」好決算で弾みつく非金属系のバリュー株
日本の上場企業の決算発表は今週ピークを迎える。決算発表が終わらないと、自社株買いができないため、これを「ブラックアウト期間」と呼んでいる。米国は先週でブラックアウト期間がほぼ終了し、今後は巨額の自社…
-
「竹内製作所」米国の住宅ブームが強烈な追い風に!円安も大きな増益要因
今週は円安メリットが大きい、小型建機の竹内製作所(6432)に注目したい。同社の海外販売比率は97%に達するため、日本での知名度はないに等しい。しかし、世界で初めてミニショベルとクローラーローダー(…
-
増配余地の大きい「阪和興業」を押し目待ち…株価は半年で2倍以上に大化け
今週は増配期待の大きい銘柄として鉄鋼商社の阪和興業(8078)に注目したい。通常は1月下旬ごろから配当権利取りの動きが活発化する。しかし、今のような相場の低迷期には物色対象が定まらないこともあって、…
-
相場はバリュー株有利! 「住友商事」の高い配当利回りに注目
株式市場では「バリュー株買い・グロース株売り」の流れが加速している。ここ2年ほど人気の圏外にあった銀行株や自動車株、鉄鋼株などの大型バリュー株が買われる一方で、グロース株が大半を占める東証マザーズ指…
-
これから増えるEV急速充電器 有力メーカー「新電元工業」の上値余地は大きい
トヨタは先月14日、2035年までに発売する新車を全て電動車にすると表明した。そのうち約3分の1はEVになるという。そして今年、初の量産EV「bZ4X」を発売するのに合わせ、国内に約5000カ所ある…
-
半導体関連の割安株「伯東」の業容拡大に期待、総還元性向100%を宣言
半導体関連株が好調だ。指標となる半導体製造装置の東京エレクトロンや、検査装置のレーザーテックが直近で上場来高値を更新。上場来高値とはいわないまでも、昨年初来高値を更新したり、高値に肉薄している銘柄は…
-
欧州でEV向けモーターコアの市場が急拡大「黒田精工」の出遅れ感を突く
米政府は先週、ファイザー社製の飲み薬タイプのコロナ治療薬に緊急使用許可を出した。ファイザー社は入院・重症化リスクを約90%減らせるとしており、オミクロン株にもデルタ株と同様の効果があるという。 …
-
相場の流れは大型バリュー株「ニッポン高度紙工業」の見直し買いが強まる
FRBは先週、量的緩和縮小の前倒しを決める一方で、来年3回の利上げを行う見通しを示した。これで株式相場の流れが大きく変わりつつある。 すでに米国ではコロナショック後に株式相場をリードしてきた…
-
物流全体の規模は今や宅配の10倍 SGホールディングスはトップを目指す
業容の拡大に拍車がかかってきた佐川急便の持ち株会社、SGホールディングス(9143)に注目したい。 ネット通販の拡大によって、宅配便の需要は右肩上がりに増えている。11年前に宅配便4位だった…
-
日本郵船の歴史的好業績は「一過性」では終わらない FRB議長の証言も追い風
「オミクロン・ショック」によって、米国の金融政策に重大な変化が起きつつある。FRBのパウエル議長は先月30日の議会証言で、これまで「一過性」としていたインフレ率の高さについて「一過性という文言はもはや…
-
新たな変異株に負けない物流関連 SBSホールディングスに押し目買いの好機
南アで、新たなコロナ変異株が見つかった。これが悪材料視されて世界同時株安が起きつつある。やや過剰反応とも思われるが、今は専門家の公式見解が出るまで様子を見るしかないだろう。 南アの科学者が最…
-
「塩野義製薬」コロナ第6波到来濃厚 飲み薬早期承認と新型ワクチンで巻き返す
欧州が再びパンデミックの震源地になりつつある。ドイツでは先週11日、新型コロナの新規感染者が5万196人と、4日連続で過去最多を更新した。オランダやロシアでも新規感染者が過去最高レベルになっており、…
-
注目が薄れたDX関連だが…実力を兼ね備える「シグマクシス」に大化けの予感
最近、デジタルトランスフォーメーション(DX)という言葉をほとんど聞かなくなった。DXの必要性を訴えた菅内閣は総辞職を迫られ、初代デジタル担当大臣の平井卓也議員はこの4年で2度入閣したにもかかわらず…
-
資源エネルギーバブルをフル享受する「三菱商事」の大幅上場修正に期待
資源エネルギーバブルの恩恵をフルに享受する三菱商事(8058)に注目したい。同社の稼ぎ頭は、なんといっても原料炭だ。 コロナ前の2019年3月期には原料炭だけで約2500億円もの純利益を上げ…
-
欧米でEVシフト加速 特需発生「ヒラノテクシード」を押し目買い
欧米と中国で車載用電池工場の建設ラッシュが起きている。コロナ禍の景気対策を兼ねて、欧州や中国でEV購入補助金を大盤振る舞いしたのが自動車のEVシフトを加速させているようだ。 現時点でEVの中…
-
積極的M&Aで多国籍化を進める「アウトソーシング」円安も追い風でコロナ後に期待
積極的なM&A戦略で急成長しているアウトソーシング(2427)に注目したい。製造業への人材派遣が主力で、自動車工場などへの製造派遣と技術者派遣が2本柱。海外売上比率が50%前後に達するのも特徴だ。日…
-
中国発の資源価格高騰の恩恵受け 三井物産に上方再修正の可能性
資源エネルギー価格が再び急上昇している。中でも爆騰しているのが天然ガスだ。欧州では今月6日、天然ガス先物価格が前日比で一時40%近くも暴騰、史上最高値を大幅に更新した。天然ガス価格は年初から欧州で約…
-
ガス田の権益を保有する「INPEX」が割安水準 一段の上方修正必至
中国の電力不足が世界経済の新たな火種になりつつある。一部のメディアは、中国不動産2位の恒大集団の経営危機よりも、電力不足の方が深刻だと伝えている。 最大の原因は中国とオーストラリアの貿易紛争…
-
急騰止まらぬ海運株「商船三井」には驚くほどの再増額修正もあり得る
大手海運株の上昇が止まらなくなってきた。日本郵船、商船三井、川崎汽船の大手3社の株価は揃って年初来高値を更新。当欄で9月7日に取り上げた川崎汽船が43.5%高、同じく8月31日のNSユナイテッド海運…