潮流を掴め
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主力2部品に特需…今期決算はV字回復が待つ「黒田精工」
株式市場では引き続き、半導体関連の材料が注目を集めている。米バイデン政権が日本や台湾を巻き込み、半導体サプライチェーンの強化を目指している以上、この分野の設備投資は特需になる可能性を秘めている。 …
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半導体技術で劇的新装置開発「日本電子」大化けの可能性大
半導体関連の次世代の本命株として、「日本電子」(6951)に注目したい。13日にゴールドマン・サックスが買い推奨のリポートを出し、株価はその後ストップ高を挟んで30%以上も急騰した。本来であれば、押…
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EV用電池特需の恩恵受ける「ニレコ」画期的な部品開発も
中国で超低価格のEV(電気自動車)が爆発的に売れている。中国国有自動車メーカーと米GMの合弁会社が開発した「宏光ミニEV」という名の小型車だ。最高時速は100キロで4人まで乗車できる。これで価格は4…
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バイデン政権の半導体投資で「テセック」のV字回復に期待
半導体関連株の人気が再燃してきた。日本の半導体関連株の指標となる製造装置大手、東京エレクトロンが先週末から上場来高値を更新。株価は5万円台に突入した。ファーウェイ・ショック直後は1万2000円を割り…
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風力の「駒井ハルテック」バイデン政権“本腰”で上昇始めた
バイデン政権は来月22日、温暖化ガス排出量の多い国の首脳をオンラインで招き、温暖化サミットを開催する。その際、オバマ政権が2015年に定めた削減目標を大幅に上回る新たな目標数値を発表するという。 …
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日銀政策転換で注目「石原産業」2倍の目標株価も飛び出す
今週は出遅れのバリュー株として石原産業(4028)に注目したい。電子部品や顔料などに使われる酸化チタンの最大手。積層セラミックコンデンサー(MLCC)向けのチタン酸バリウムがドル箱だが、農薬でも有力…
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脱中国の波に乗るEV関連テクノスマート 旧村上Fも大株主に
米長期金利の急騰による株価の世界的な調整局面は、先週前半でどうやら終わったようである。昨年のコロナ・バブルをチャンスと見て、新規参入した個人投資家は肝を冷やした人も多いだろう。だが、相場は過熱すれば…
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「木村化工機」次世代燃料のアンモニア発電の実績を誇る
二酸化炭素(CO2)削減につながる次世代エネルギーとしてアンモニアが注目されている。経産省は先月、アンモニアの年間国内消費量を現在の100万トン強から2030年に同300万トン、50年に同3000万…
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出遅れ感ある資源関連 国際石油開発帝石は大型バリュー株
原油や銅など、国際商品の価格が高騰している。原油価格(WTI先物)は先月、1バレル=60ドル台を1年ぶりに回復し、コロナショック前の水準を取り戻した。中国の需要が急拡大した銅は、9年ぶりの高値をつけ…
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トヨタ電動化戦略の恩恵で「デンソー」は業績が伸びそう
先週10日に好決算を発表したトヨタ自動車が一段高となっている。主力の米国市場で電気自動車(EV)2車種を来年発売する計画を表明し、そのうちの一つはSUV(スポーツ多目的車)になるという。 ト…
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まだ伸びる「住友林業」米住宅ブームの恩恵受けて高値超え
新型コロナによる経済ダメージを抑えるため、世界中でかつてないほどの超低金利政策が取られている。 それが呼び水となり、中国や韓国では住宅投資ブームが再燃しつつある。米国では昨年の夏から住宅市場…
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ソーラー屋根特需に期待がもてる「三晃金属」が超割安水準
三晃金属(1972)は日本製鉄系の金属屋根材のトップメーカー。工場や公共建築物などに使う「長尺屋根」でシェアトップを誇る。東京オリンピックや大阪万博の諸施設、皇居の一部や関西国際空港など、歴史に残る…
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買い材料豊富な半導体関連「日新電機」まだ過熱感は薄い
半導体不足が深刻化している。自動車や液晶テレビなどは部品不足で減産を余儀なくされ、一部製品では小売価格も上昇し始めたという。原因は米トランプ前政権による中国半導体メーカーへの制裁で、その分を台湾や韓…
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トランプ政権下の逆風収まり「テラプローブ」はV字回復へ
半導体関連株の人気に拍車がかかってきた。きっかけは今月6日の米上下両院合同会議で、バイデン次期大統領が正式に承認されたこと。この会議の最中に、トランプ支持者が議事堂に乱入したことで、世界の注目を集め…
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次世代太陽電池関連の中核「フジプレアム」の技術力に注目
再生エネルギー関連株の人気に拍車が掛かってきた。5日の米ジョージア州の上院決選投票で民主党が2連勝し、次期バイデン政権はトリプルブルー(大統領、議会上下両院を民主党が支配)を実現した。看板政策のひと…
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グリーン成長戦略関連の大穴「タクマ」に割高感はない
新春相場の柱は、再生可能エネルギー関連株とみて間違いなさそうだ。政府は先月25日、脱炭素に向けて政策を総動員する「グリーン成長戦略」を発表した。洋上風力発電やアンモニア、水素の利用、次世代パワー半導…
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人気の水素関連の穴株「日本精線」の新方式は普及に不可欠
今週は、水素関連の出遅れ株で親子上場関連でもある日本精線(5659)に注目したい。先月から水素関連株が急速に人気化した理由は、政府が水素を2030年時点で国内電力の1割分に相当する主要燃料にしたいと…
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EV向け全固体電池関連 急騰中の「三桜工業」は伸びしろが
今週は全固体電池関連の三桜工業(6584)に注目したい。 出資先の米ソリッドパワーが全固体電池の量産品の出荷を開始。そのことが材料視され、株価は足元で急騰中だ。ソリッド社はコロラド大発のベン…
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水素ステーション普及のカギ握る 那須電機鉄工の伸びしろ
水素関連株がにわかに賑わっている。経産省が自動車業界に温暖化ガスの排出枠取引制度を導入すると伝えられたことで、電気自動車(EV)の一種である燃料電池車や、水素ステーションに関連する銘柄が改めて物色さ…
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TOB合戦に進展必至 いつ買うか?「東京ドーム」の投資戦略
11月27日に三井不動産がTOB(株式公開買い付け)で東京ドーム(9681)を完全子会社化すると発表した。TOB価格は1300円で、発表直前の東京ドームの株価897円に403円のプレミアムをつけると…