ゴルファー羽川豊の「プロの目」
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若いプロが活躍すればツアーは必然と盛り上がる
米ツアー・ポイントランク上位30選手が出場して行われたプレーオフ最終戦「ツアー選手権」は、ルーキーの23歳、ザンダー・ショーフリが制し、今季2勝目を挙げました。そして年間王者には5勝のジャスティン・…
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池田勇太が今から取り組まないと間に合わない来季への課題
本格的な秋のゴルフシーズン到来とともに、プロ大会も国内外で話題がてんこ盛りです。 米ツアーは松山英樹がプレーオフを戦い、石川遼は来季出場権獲得を目指して下部ツアーとの入れ替え戦に出ています。…
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松山は全力出し切った全米プロショックを引きずっている
プレーオフに入ってから調子の上がらない松山英樹に、日本人初の年間王者タイトルを期待するファンはヤキモキしているでしょう。 初戦のノーザントラストは予選落ち、2戦目のデル・テクノロジーズ選手権…
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松山英樹のプレーオフ初戦予選落ちはパットの悩みが出た
米ツアーは年間王者を決めるプレーオフ4試合が始まり、1戦目のノーザントラストからD・ジョンソンとJ・スピースという人気プロ2人のプレーオフになり、大いに盛り上がっています。 勝った世界ランク…
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石川遼へ 入れ替え戦は覚悟を決めて強い気持ちで臨め
史上最多の5選手が首位タイに並ぶ混戦になったファンケルクラシック。プレーオフは18番パー5で行われ、シニア選手でも2オンが可能で、バーディーでは決着がつきません。 3ホール目に米山剛がイーグ…
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松山英樹が全米プロv逸 この悔しさは必ず次に生きてくる
全米プロの松山英樹は本当に残念でした。悲願のメジャー初優勝にあと一歩まで近づきながら、終盤に崩れて5位に終わりました。 前週のWGCブリヂストン(BS)招待に勝ち、優勝候補に挙げられ、イメー…
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メジャー最終戦10日開幕 全米プロでの松山の活躍が楽しみ
松山英樹がWGC―ブリヂストン招待で今季3勝目、米ツアー通算5勝目を挙げました。直前のアイルランドオープン、全英オープンの2試合はともに14位と残念な結果に終わりましたが、松山のスイングはトップが高…
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シード獲得が厳しい石川遼は自信を取り戻すのが先決
米女子ツアーのテレビ解説で久しぶりにゴルフの怖さを目撃しました。 レディース・スコティッシュオープン最終日は、メジャー7勝を含む米ツアー41勝のベテラン、カリー・ウェブが終盤につまずきV逸で…
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松山英樹 全英オープン優勝のカギは初日のスタート
今週は今季メジャー3戦目の全英オープン(20日開幕)です。会場はイングランドのロイヤルバークデールゴルフクラブ。 前回開催の2008年大会は2年連続優勝を決めたP・ハリントンのスコアが通算3…
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飛ばし屋相手にも惑わされず互角に戦える方法はある
欧州ツアーのアイルランドオープンでは米ツアーの飛ばし屋、ジョン・ラームが2位に6打差を付ける通算24アンダーで圧勝。日本ツアーのセガサミーカップはドライバー飛距離ランク1位(319.88ヤード)のチ…
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60歳を過ぎるとイメージと実際のショットにズレが生じる
ルーキーで臨んだ先月末の日本プロゴルフグランドシニア選手権(6月24、25日)は、通算8アンダーで優勝した福沢孝秋プロに1打及ばず2位に終わりました。 出場資格は今年60歳以上ならOK。私と…
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全米OP自己ベスト2位で松山英樹がつかんだ自信と手応え
松山英樹が通算12アンダーでホールアウトした時は、本当に「勝った」と思いました。 全米オープンはメジャー特有のタフな設定のうえ、最終日には今大会初めて強い風が吹き、先に上がったほうが後続組に…
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いよいよ全米OP 松山には技術に加え内面の強さも求められる
今週は今季メジャー2戦目、全米オープン(15日開幕)です。会場は2006年開場のパブリックコース、エリンヒルズGC(米ウィスコンシン州)。7741ヤード(パー72)と距離がたっぷりあって、リンクスタ…
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松山英樹 全米オープンへ復調のきっかけはすぐに見つかる
今季メジャー2戦目の全米オープンを来週に控えて、松山英樹の調子が一向に上がらず気になります。 おそらく、今はじっとガマンをしなければいけない時だと思います。 もちろん本人も一生懸命に…
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宮里藍引退 戦うゴルフできなければプロは引き際を考える
宮里藍(31)が29日、引退記者会見を開きました。 昨年、米女子ツアーの試合を解説した時に、宮里は海外から撤退するのかな、と感じたことがあります。全盛期のころはガツガツとプレーしていましたが…
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2勝目は遠くない 今平周吾は初勝利が自信につながった
24歳の今平周吾が初日から首位の座を一度も譲らずに、関西オープンでツアー初優勝を遂げました。 今年4月に成田のゴルフ場で一緒にプレーした時に、「賞金王になって、米ツアーに行け」と気合を入れた…
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池ポチャ連発 松山英樹のゴルフはどうなってしまったのか
ザ・プレーヤーズ選手権の松山英樹はイーブンパー22位に終わりました。 世界ランク50位内の48選手が出場し、毎年トッププレーヤーが集結する華やかな大会です。 松山は4年連続出場になり…
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調子イマイチ…イ・ボミを心配する声
2年連続賞金女王のイ・ボミを心配する声が高まっています。 一昨年はワールドレディス・サロンパス杯まで9試合に出場して、2位4度を含むトップ10入り7回。昨年は1勝を含む6戦すべてトップ10入…
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ベテラン健闘の一方で若手プロは物足りない
今季シニア初戦のノジマチャンピオンカップは、いいゴルフをしていながら残念なことに初日途中棄権でした。 7番まで3バーディー、2ボギー。ボギーは久しぶりの試合でともに3パットでしたが、新クラブ…
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逃げるゴルフでは世界で戦えない いつも優勝目指す態勢で
日本男子ツアーが国内でもやっとスタートしました。昔はオフのトレーニングやスイング練習がどこまで仕上がっているのか、一年間を占う意味でも開幕戦はワクワク、ドキドキしたものです。 そして試合をこ…