ゴルファー羽川豊の「プロの目」
-
メジャー獲得のために 松山英樹には極限の経験が不可欠
日本人初のマスターズ優勝に多くのファンが熱い期待を寄せた松山英樹は、天候に恵まれた最終日にベストスコアタイの67をマーク。28位発進から追い上げを見せて11位に終わりました。 3年連続のトッ…
-
ルールミスしメジャーV逸…L・トンプソンから学ぶこと
今季女子メジャー初戦のANAインスピレーション最終日に、誰もが驚くルールトラブルがありました。 12番ホールが終わって2位に2打差をつけて単独首位に立っていたL・トンプソンが、競技委員から4…
-
Dジョンソンが筆頭 マスターズに向け選手の好不調明確に
WGCデル・マッチプレーは世界ランク1位のダスティン・ジョンソンが初優勝し、3戦連続優勝と圧倒的な強さをアピールしました。ポイントランキングでも松山英樹を抜きトップです。 昨年からグリーン上…
-
マスターズに向け 松山英樹の喫緊の課題はパット修正
再来週に迫った今季メジャー初戦、マスターズ(4月6日開幕)に向けて松山英樹(25)が気がかりです。先週のアーノルド・パーマー招待は、24位発進の最終日に76と崩れて通算2オーバー45位に終わりました…
-
石川遼は反省も…中途半端なスイング改造やめた方がいい
米ツアーのバルスパー選手権に出場した石川遼が、最終日進出の69選手中最下位に終わりました。 この日はバーディーなしの、6ボギー、2ダブルボギーの81と4日間ワースト。通算12オーバーは首位と…
-
松山英樹 世界ランク上位との直接対決はメジャーで生きる
1カ月後に迫った今季メジャー初戦のマスターズ(4月6日開幕)に向けてビッグネームが着々と調子を上げています。 なんといっても世界ランク首位に初めて立ち、前週のWGCメキシコ選手権で2戦連続優…
-
10試合ぶり予選落ち 松山英樹はWR1位よりメジャーV優先
ダスティン・ジョンソンがジェネシスオープンを制して米ツアー13勝目を挙げました。2008年から10年連続の優勝記録を更新し、ついに世界ランキング(WR)1位に立ちました。 昨季は全米オープン…
-
松山が大会連覇 相性のいいコースでは距離感の不安なし
松山英樹が日本人最多の米ツアー4勝目を、昨年も勝ったフェニックス・オープンで挙げました。連覇は史上6人目の快挙です。 大会には期間中、65万人もの大観衆が押し寄せ、日本では考えられない異常な…
-
トーマスの“記録ずくめV”で米ツアー勢力図が変わる
波に乗ったら誰も手が付けられない――。そんな爆発的な勢いを見せたのがソニー・オープンで2週連続優勝、今季3勝目(通算4勝)を挙げたジャスティン・トーマス(23)です。 初日「59」は米ツアー…
-
負けた試合から学ぶメジャーの勝ち方
メジャータイトル取りに向けて松山英樹の2017年がスタート。初戦のSBSチャンピオンズは2位でした。 プレーからは体もスイングも十分に仕上がっているな、と感じました。 松山の持ち味は…
-
チャンスがあれば海外へ積極的に出ていけ
日本ゴルフツアー機構(JGTO)が、このほど賞金王など複数年シードを持つ選手に課していた出場義務5試合の規定を撤廃しました。海外へ挑戦意欲のある選手を日本ツアーに縛りつけず、応援していくわけです。 …
-
松山英樹はオフにメジャー優勝に向けた準備に取り組め
タイガー・ウッズがホスト役を務める米ツアー外競技「ヒーロー・ワールドチャレンジ」で松山英樹が優勝したり、日本女子オープンに勝ってプロ転向した畑岡奈紗が米女子ツアー最終プロテストに挑戦して来季出場権を…
-
松山・石川ペア W杯6位は不慣れな戦い方への戸惑いが原因
今季シニアツアーは先週の「いわさき白露シニア」で全日程が終わり、年内は兵庫県ゴルフ連盟主催「のじぎくオープン」(11月30日、12月1日)と後援競技「朝日ゴルフ白浜プロアマ」(12月3、4日)の2試…
-
池田も谷原も 日本ツアー賞金王で終わってはいけない
ダンロップフェニックスは初めて出場した世界ランク21位の招待選手、ブルックス・ケプカ(米国)が大会記録を更新する通算21アンダーで優勝。試合巧者ぶりをたっぷり見せて観客を楽しませてくれました。 …
-
松山英樹の優勝は日本ツアーの将来につなげる好機
日本オープン、三井住友VISA太平洋マスターズと松山英樹が今季出場した日本ツアーは2戦2勝です。2試合で獲得賞金は8000万円になり、ランク5位と格の違いを見せつけました。 国内大会の間には…
-
シニア大会は選手が情報発信して盛り上げる
4位に終わった富士フイルムシニアは戦い方を失敗しました。 最終日は首位に立つP・マークセンと7打差12位タイ発進です。 今年がシニアデビューのマークセンは日本シニアオープン、日本プロ…
-
松山英樹はボギーを叩かないプレーに徹して勝利した
松山英樹が日本人初の世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズを制して、米ツアー3勝目を挙げました。 2日目に単独トップに立つと、そのまま逃げ切り。通算23アンダーまでスコアを伸ばして2位とは7打差…
-
松山英樹はメジャータイトルにぐっと近づいた
日本オープンに勝ち、翌週の米ツアーCIMBクラシック(マレーシア開催)で2位の松山英樹が世界ランク10位に入りました。 結果を出し続ける松山がメジャータイトル獲得にまた一歩近づいたのがよくわ…
-
松山英樹にあって日本人プロに欠けているモノ
4年ぶりに出場した松山英樹が初優勝した日本オープンは、米ツアーと日本ツアーで戦う選手の違いがハッキリわかる大会でした。 会場は久しぶりにジャパンオープンらしくラフが深く、フェアウエーは狭く刈…
-
2日続きのPOを粘り強く戦った 池田勇太には価値ある1勝
P・マークセンが日本シニアオープンに続き日本シニアプロのメジャー2連勝です。私は通算7アンダー13位でした。 6アンダー10位タイ発進の最終日は前半で9アンダーまで伸ばして追い上げながら、1…