メジャーリーグ通信
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米中貿易摩擦にサウジ問題…菊池は早くメジャーに行くべき
我慢比べの様相を呈してきた米中の貿易戦争やサウジアラビアの著名なジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏がイスタンブールの同国領事館で殺害された事件に端を発する米国やトルコとサウジの対立など、国際社会の…
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メジャー新監督候補にベンチコーチがもてはやされる裏側
メジャーリーグではオリオールズ、ブルージェイズ、ツインズ、エンゼルス、レンジャーズ、レッズの6球団が監督を解雇し、新監督の選考作業を始めている。 今回の監督人事の特徴は、実績のあるベテラン監…
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マイナーリーグ球団が米中間選挙の動向に戦々恐々のワケ
11月6日に行われる米国の中間選挙まで、1カ月を切った。 米国の調査機関リアル・クリア・ポリティクスによる最新の調査によれば、上院ではトランプ政権の与党共和党がやや優勢、下院では野党の民主党…
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デレックは父親譲りの強肩で…スーパーDNAの注目2世たち
メジャーリーグでは「殿堂入り」レベルの大選手を父に持つ「スーパーDNA」の2世選手が注目を集めるようになった。 その先駆けとなったのは大捕手イバン・ロドリゲスを父に持つジャイアンツの右腕デレ…
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81歳で死去 ダイヤモンドバックス支援したマケインの矜持
8月25日、米連邦上院議員のジョン・シドニー・マケイン3世が81歳で死去した。 マケインと野球の関わりが深くなったのは、1998年に地元アリゾナ州フェニックスにダイヤモンドバックスが設立され…
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好調チームも伸びず 今季メジャー観客動員数大幅減の3要因
今季のメジャーは客の入りが悪い。8月末時点の平均観客動員数は2万8787人で、長年キープしてきた3万人の大台を割り、15年ぶりに低調だ。 主な要因は次の3つ。1つはシーズン序盤に大きく負けが…
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大リーグ機構も球団も…対中経済制裁に大わらわの理由
最近まで、ニューヨークの富裕層にとって中国からの移民をベビーシッターとして雇い、自分の子どもに中国語を覚えさせるのが目に見える豊かさの象徴だったし、習近平をはじめ、中国共産党の高級幹部の多くが子弟を…
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ドミニカ共和国の大リーガー育成システムに漆黒の闇
メジャーリーグでは現在、85人のドミニカ人選手が活躍しており、同国の野球熱の高さは、日本でも度々報じられている。 しかし、テレビなどで語られるのは表面の部分だけで、裏面からは漆黒の闇が見えて…
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メジャー球団拡張構想とレイズの本拠地移転計画の因果関係
「球団拡張」と「本拠地移転」という2つの話題には関連がないように思われる。既存の球団に加えて新たな球団がリーグに参画する「球団拡張」と、既存の球団が本拠地を移転させる「本拠地移転」とは、おのずから性格…
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隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬
ブラディミール・ゲレーロ・ジュニア(19)は「10年に1人の天才打者」としてブルージェイズ傘下の2Aで7月末までプレーし、打率4割2厘をマーク。今季終盤にメジャー入りし、来季は開幕から打線の中軸を担…
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指紋と虹彩で本人確認 大リーグから「入場券」が消える日
7月12日、大リーグ機構は生体認証技術を提供するクリアと提携し、紙の代わりに生体認証を用いて入場券を発行する取り組みを試験的に実施すると発表した。 クリアは、米国内の空港に生体認証によって乗…
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窃盗の元巨人選手は犯罪に寛容なメジャー目指したらどうか
元巨人の柿沢貴裕がジャイアンツ球場の選手ロッカーから菅野のグラブ、阿部のバットなど110点を盗み出して約100万円でブランド品買い取り業者に売却。球団を解雇され、窃盗容疑で警察に逮捕された。メジャー…
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チアリーダーも女性GMも存在せず 大リーグの「性の壁」
「男女差別」や「男女格差」という言葉を耳にするとき、多くの人は女性の参入が妨げられている場面や、同一の仕事をしているのに男女間の給与の差が大きいといった事例を想像することだろう。 その一方で、…
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ブレーブス本拠地で怪事件…ここでもボールパークの呪いが
ブレーブスの本拠地で、またしても怪談じみた事件が起きた。 6月27日、アトランタのサントラストパークの中にあるビール冷蔵保管庫で48歳の男性の変死体が発見されたのだ。男性は同球場で売店を運営…
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大リーグにも波及するか NFL「国歌斉唱時の不起立問題」
今年5月、NFLのオーナー会議で、国歌斉唱時に選手と関係者はサイドラインに立たなければならないものの、ロッカールームにとどまって国歌斉唱に参加しないことも可能にすることが決まった。 これによ…
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メジャー選手の息の根を止める4つの「キャリアエンダー」
エンゼルス・大谷翔平は肘の靱帯部分断裂で離脱したが、米国には選手生命を左右しかねない「キャリアエンダー」と言われる故障がある。選手を悩ませる重傷は次の4つだ。 ■肩の関節唇断裂 ひと昔…
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米国のアマスポーツにも存在する「ゆがんだ勝利至上主義」
今年5月の日本大学と関西学院大学のアメリカンフットボールの試合で起きた、日大選手による関学大選手への悪質な「反則タックル」が集めた社会的な注目度の高さは周知の通りだ。 中でもとりわけ注目され…
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ファンの反感を買ったメジャー“ワンマン経営者”ワースト3
1961年に年間162試合制になって以降、最少の観客動員を記録したのは1979年のアスレチックス(平均観客数3787人)である。21世紀になってからは01年にエクスポズ(現ナショナルズ)が平均観客数…
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試合に出ず13億円「訴訟社会」は「契約順守」と背中合わせ
米国体操連盟の元医師であったラリー・ナサル被告による女子選手への性的虐待問題は、「訴訟社会」と言われる米国に住む人々に衝撃を与えた。ナサルの被害を受けたと訴えた選手の数が332人に及んだだけでなく、…
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マリナーズ主砲は出場停止 筋肉増強剤“常習者”の5つの特徴
マリナーズの主砲ロビンソン・カノーが禁止薬物使用で80試合の出場停止処分を受けた。薬物検査で、筋肉増強剤の使用を隠すために使われる利尿剤の成分が検出されたためだ。カノーのような筋肉増強剤常習者には、…