メジャーリーグ通信
-
イチローに大統領自由勲章が浮上する可能性と米政府の思惑
イチローが2001年、04年の2回にわたって授賞が検討された国民栄誉賞を、3度目も辞退した。 代理人を通じて内々にイチローの意向を打診したところ「人生の幕を下ろした時にいただけるよう励みます…
-
イチローが来年から年平均4.4億円を手にする“カラクリ”は
メジャーリーグでは球団が一部の高額年俸選手と年俸の一部を引退後に支払う「ディファード・ペイメント契約」をしているケースが少なくない。 予算規模の小さい球団の場合、複数の高額年俸選手に年俸をフ…
-
選手が球場外で感謝 引退したイチローの“見えない貢献”
イチローが引退した。 大リーグ記録となる年間262安打や引退時点で歴代22位となる通算3089安打、さらには大リーグ1年目の2001年に達成したMVPと新人王の同時受賞など、球史に残した足跡…
-
イチローのような“感動”は皆無…MLBスター選手の引退模様
イチローのように大きな感動の中で、引退する選手は皆無である。大選手でも引退表明→記者会見→ホーム最終戦で簡単な引退セレモニー、というクラシックなパターンで引退するケースが最も多いが、他にもさまざまな…
-
トランプ政権の“壁”乗り越えてメキシコに歩み寄る大リーグ
大リーグ機構とメキシカン・リーグ(LMB)は、選手の契約に関する協定を新たに締結した。 新協定では、25歳以上で6年以上のプロ経験を持つLMBの選手は、大リーグ球団と契約することが可能となる…
-
戦国時代に突入…玉石混交の“無料”野球データをジャッジ
米国では新たな選手評価法が次々に開発され、野球データ戦国時代の様相を呈している。新しい評価法やデータは、まさに玉石混交。本当に価値あるものもあれば、疑問符の付くものも。以下はそれらの中で無料で利用で…
-
中日にも在籍…「サイ・ヤング賞」初代受賞投手の壮絶人生
登板過多による故障、アルコール依存症、引退後の破産……。現在の大リーグで選手を取り巻く大きな問題だが、2月19日に92歳で死去したドン・ニューカムはこれらの問題に苦しみ、困難を乗り越えた代表的な野球…
-
キャンプ地には危険がいっぱい メジャー“グルーピー事情”
メジャーリーグには裏文化が存在する。 その代表的なものにベースボール・アニー(野球グルーピーの女性)の存在がある。彼女たちが最も活発な動きを見せるのはキャンプ期間中である。ひいきチームの選手…
-
トランプ政権の「非常事態宣言」にメジャーオーナーら悲鳴
■具体的な取り組みを行う姿勢を示す必要 ドナルド・トランプ政権が非常事態宣言を発令した。 ワシントン州では、はしかの流行と豪雪により、今年1月末から2月半ばまでの半月の間に非常事態宣言…
-
アスレチックス・マレー 野球とアメフトの二刀流で丸儲け
米国のスポーツメディアは、アスレチックスが昨年のドラフトで1巡目(全体9位)指名した外野手カイラー・マレー(21)の話題でもちきりだ。 マレーは契約金466万ドル(約5億1000万円)で正式…
-
メジャー在籍70人以上…ベネズエラの政情不安が米球界直撃
ベネズエラを巡る情勢が緊迫している。 昨春の大統領選挙で再選したニコラス・マドゥロが今年1月10日に大統領就任式を行うと、大統領選挙そのものの法的有効性を疑問視してきた米欧とベネズエラとの対…
-
強盗団多発…高級車を乗り回す“成金”キューバ選手にご用心
昨年12月、ベネズエラのウインターリーグに参加していた選手の乗ったクルマが、強盗団が高速道路に置いた岩をよけようとして横転。エンゼルスで大谷翔平と仲良しだったバルブエナと、DeNA、ロッテに在籍した…
-
移民問題深刻化…政府機関一部閉鎖にMLB関係者は戦々恐々
米国連邦政府の予算の一部が失効した。2018年12月22日から国土安全保障省、司法省、住宅都市開発省など、連邦政府の約4分の1にあたる機関が閉鎖され、現在まで事態は打開していない。 18年は…
-
菊池雄星のボラス氏も 大物代理人と球団のただならぬ関係
メッツが主力選手5人の代理人を務めるバン・ワジネンをGMに指名したことは、大物代理人の球団に対する影響力の大きさを再認識させる出来事だった。 有力代理人と球団が緊密な関係にある例は他にもある…
-
ブッシュ元大統領が生涯大切にしたベーブ・ルースとの1枚
1989年から93年まで米国第41代大統領を務めたジョージ・ハーバート・ウォーカー・ブッシュが94歳で死去した。 「手堅いが面白みに欠ける」「よい副大統領だが大統領には向かない」といった世間の…
-
GM市場に異状アリ 宿敵からの横滑りや代理人からの転身も
メジャーリーグでは今季成績が振るわなかったジャイアンツ、メッツ、オリオールズのGMがクビになり、その後任選びが行われた。3球団のうち、オリオールズはアストロズのGM補佐マイク・イライアスをGMに据え…
-
エンゼルス大谷翔平に「新人王」をもたらした“米国人気質”
エンゼルスの大谷翔平がアメリカン・リーグの新人王となった。 成績だけを眺めるなら、新人王の有力な候補であったアンドゥハーとトーレスの「ヤンキース・デュオ」の方が、出場試合数、安打数、本塁打数…
-
カリフォルニア州の山火事 大リーガー宅も襲われショック
米カリフォルニア州で8日(日本時間9日)に発生した山火事は、州北部のパラダイス市周辺、州南部のロサンゼルス近郊のベンチュラ郡の2カ所で、合わせて1万数千軒の家屋が焼失した。 メジャーリーグの…
-
米中間選挙後 トランプの言動に球団経営者ビクビクの理由
11月6日に行われた米国の中間選挙では、トランプ政権の与党共和党が連邦上院の過半数を維持したものの、連邦下院では野党民主党が過半数を獲得した。「ねじれ議会」となったことで、米国では「トランプ政権は打…
-
ワールドシリーズ制覇 レッドソックスの呆れた乱痴気騒ぎ
ワールドシリーズはレッドソックスがドジャースを4勝1敗で下し、5戦でケリがついたため盛り上がりを欠いた。しかし、その後にレッドソックスが繰り広げた一連の祝勝行事は、あきれる要素満載でニュースになった…