メジャーリーグ通信
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ドジャース・マエケン 「リリーフ降格」の意外なメリット
前田健太の先発から中継ぎへの配置換えには、さまざまな観測がなされた。 救援として登板するのは広島カープに入団して2年目の2008年以来9年ぶり。11年間のプロ生活で1試合務めただけの救援投手…
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偽物の「サイン入りグッズ」にだまされてはいけない
先週、米テネシー州で総額100万ドル(約1億1000万円)以上もの価値があるスポーツ選手カードの未開封パックコレクションが発見されて話題になった。米国には野球カードやサインボールの収集を趣味にするコ…
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阪神鳥谷“顔面死球”翌日出場に潜むプロ野球界の問題点
顔面に死球を受けて試合途中で交代した阪神の鳥谷敬が、翌日の試合前に監督の金本知憲に出場を志願し、代打で出場した一件は、おおむね好意的に受け止められている。 確かに、顔面に死球を受けて鼻骨骨折…
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10年で7件も…メジャー球場で観客転落死頻発の裏事情
上原浩治が所属するカブスの本拠地リグレーフィールドで、今月16日、ファンが2階のガード柵に寄り掛かったはずみに頭から階下に転落し、2日後に死亡した。米国では、これを含めて観客が球場で転落死するケース…
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投資家グループに利用されるアメリカの著名人たち
マーリンズの売却先の候補が明らかになると、大リーグ関係者だけでなく、全米、さらに世界各国が驚きの声を上げた。それは、かねてマーリンズの売却を計画していたジェフリー・ローリアが目的を果たしたからでも、…
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“悪乗り”にはご用心 メジャー選手の意外な出場停止処分
今月7日、メッツのスター右腕マット・ハービー(写真・AP)が球団から3試合の出場停止処分を受けた。 メジャーでは選手や監督・コーチが球団から出場停止処分を受けることはまれだ。違反行為があって…
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バイク事故で腕を負傷したエースに球団が寛容なカラクリ
「最も無責任な判断だった」 4月24日、左腕を包帯で吊りながら行った記者会見でマディソン・バムガーナー(27=ジャイアンツ)は、休養日に起きたダートバイクの事故による負傷を謝罪した(写真・AP…
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選手同士の「遺恨」はメジャーでは腐るほどある
21日のレッドソックス―オリオールズ戦で、レ軍の二塁手ペドロイアがオ軍マチャードの危険スライディングで負傷。ベンチに退いた2人はグラウンドを挟んでののしり合いになり、遺恨が残る可能性が高くなった。メ…
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効果が定かでないのに…禁止薬物使用が後を絶たない裏側
この15年間の大リーグで増加が顕著なのが、禁止薬物の使用による選手の出場停止だ。 2006年シーズンから、3度の違反で永久追放となる「三振制度」が導入された。しかし、禁止薬物を使用する選手は…
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“過激集団”のターゲットにされたメジャーの球団と選手
11日、ドイツで極右勢力に所属する活動家がサッカー独1部リーグ、ドルトムントの移動バスを狙った爆破テロを敢行。行われる予定だった欧州チャンピオンズリーグのモナコ戦は翌日に延期された。 幸いメ…
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米国の「投球数制限」は高校野球界でも徹底されている
218対192。 ボウリングのスコアと見間違える数字の正体は、3月22日に行われた第89回選抜高校野球1回戦、東海大市原望洋高校と滋賀学園高校の試合での金久保優斗と棚原孝太の投球数だ。 …
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GMが仕組む「情報操作」にご用心
メジャーリーグ球団のGMが行うトレード交渉や契約延長交渉は最高機密とされる。それが、GMの6歳になる息子の口から、ポロッと漏れてしまう珍事があった。インディアンスのマイク・チャーノフGMの息子、ブロ…