杉村富生の富を生む新成長株
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「スマートバリュー」低迷相場と長期投資に最適な変身企業
全国各地、どこにでも行く、主催者は選ぶが、開催地はえり好みしない――。これが筆者の講演会における信条である。 11~12月は米子(2回)、浜田、鳥取、名古屋(2回)、紀伊田辺、東京(5回)、…
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建設基礎工事「テノックス」ASEAN諸国への進出が収益の柱
株式投資の基本戦術(238回参照)の続編である。前回に②とした「短期・順張りの銘柄」を紹介する。 もとより、筆者はここ数年、テーマ性を有する元気な銘柄(小物)にマトを絞れッ、と主張してきた。…
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低迷相場も…「Oakキャピタル」はいくら何でも売られすぎ
改めて述べるまでもないが、株式投資の戦術には基本形として①長期・逆張り、②短期・順張り、③優良株の長期保有……などの手法がある。いずれも、それなりの成果が見込める。 さて、①は安いとき、安い…
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100円ショップ業界2位「セリア」消費増税の節約志向で脚光
2019年10月には消費税率の引き上げ(8→10%)が予定されている。これは最悪のタイミングである。なぜって? 世界景気は減速傾向を強め、FRBに続きECBが出口(超金融緩和の終了)に向かう。 …
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ソフト開発「サイバーコム」5G到来メリットをフルに受ける
2019年相場はどんな展開になるのだろうか。 来年の干支、亥のように猪突猛進とはいかない。基本的に、日経平均株価は2万500~2万4500円ゾーンでの小動きと考えている。 ちなみに、…
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カードシステム提供「バリューデザイン」消費増税が追い風
株式市場、および投資家にとって厳しい年の瀬になっている。昔、「夜が冷たい、心が寒い」と歌っていた人がいたが、これでは“ふところ”もさびしくなる。 ちなみに、今年の大発会(1月4日)の日経平均…
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目薬で国内トップ「ロート製薬」がインバウンド需要に乗る
武田薬品工業のシャイアー(アイルランドの製薬大手)買収(投資額6・8兆円)が話題になっている。会社側は財務内容の悪化を「5年程度で解消する方針」という。おそらく、増資を考えているのだろう。 …
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バス精算システム「小田原機器」キャッシュレス化で存在感
世の中にはビックリするようなことがある。いや、筆者の場合、たわいのない話だが……。数年前の秋のこと。中堅商社の課長さんに、「先生、笑わないでくださいよ、ワラはないですか」と。 確かに、うちの…
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電子書籍分野の先駆者「パピレス」が手掛ける“犬耳書店”
5G(第5世代移動通信システム)は超高速・大容量に加え、多数同時接続を可能にする。4Gに比べ通信速度は100倍になる。 株式市場ではアンリツ、ネットワンシステムズなど、5G関連の設備投資需要…
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空間造形に強い「乃村工藝社」1970年の大阪万博でも実績
手のひら返し? これは日本のマスコミの得意ワザである。トランプ大統領はチャブ台返しを多用する。一方、中国の伝統芸はシッペ返しだ。やられたらやり返す、これを国是とする。 米中貿易摩擦の根は深い…
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NECが大株主「NCS&A」ホテル経営を支える戦略的システム
政府は2020年の外国人観光客が「4000万人を超える」と予測している。そこに、25年には大阪万博だ。統合型リゾート(カジノ)解禁もある。もちろん、20年には東京オリンピック・パラリンピックが開催さ…
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準大手ゼネコン「熊谷組」 2025年“大阪万博効果”でハネる
日本には追い風が吹いている。いや、“神風”じゃないか。苦境に陥ると、ビッグイベントが出現する。 2025年の国際博覧会(万博)の開催地が大阪に決まった。これによって、夢洲再開発プロジェクトが…
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「新日鉄住金ソリューションズ」クラウド市場拡大で急成長
第4次産業革命のキーワードは再三指摘しているように、CAMBRICといわれる。その筆頭は「C」→クラウドだ。クラウドコンピューティング(Cloud Computing)の略称である。 利用者…
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「青山財産ネットワークス」なぜこんなに売り込まれたのか
いや~、3月と11月上旬に続いて、再び「栃木のイチゴの歌」が登場することになろうとは……。すなわち、「植えて枯らして、枯らして植えて、ムダな苦労の3年3月」である。 マーケット流にいえば、「…
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「アンリツ」通信系計測器に伸び 第4次産業革命で業績拡大
企業間格差が拡大している。“明暗”というべきか。2019年3月期の上半期(4~9月)の決算発表がほぼ出揃った。上半期は前年同期比10%増益の着地となったようだが、通期では0・4%減益予想と、企業サイ…
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“森を見ず木を見よ”で攻めるソリューションの「ネオス」
株式市場は相変わらず、NY市場の動向、投機筋の行動に振り回されている。主体性の乏しいマーケットだ。日経平均株価の予想PERは12倍台前半と、ここ数年来の低水準にある。 PERは需給と人気の影…
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「高見沢サイバネティックス」キャッシュレスで株価大化け
日本は、決済に関しては現金こそ、すべての国である。いや、そうだったというべきか。昔、百貨店の三越(現在の三越伊勢丹)は越後屋と称したが、そのキャッチフレーズは「現金掛け値なし」だった。その分、価格を…
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半導体関連の測定装置「ホロン」16期ぶりの史上最高決算へ
半導体は微細化(ナノインプリント)が急速に進んでいる。超微細である。今や、ミクロの世界だ。 このため、検査装置には顕微鏡の技術が使われている。 ホロン(7748)は電子ビームを用いた…
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「GMOペイメントゲートウェイ」親子上場解消が市場テーマ
最近、経済紙などでM&A、TOB(株式公開買い付け)、MBOなどの記事が急増していることにお気づきだろうか。特に、TOBが多い。まさに連日である。 たとえば、ミネベアミツミがユーシンに、オリ…
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コンサル「シグマクシス」三菱商事が筆頭株主だったが…
久々の登場である。演歌による銘柄発掘の極意だ。ちなみに、筆者は「演歌評論家」を自称している。 これまで、ちあきなおみの「喝采」(動き始めた汽車にひとり飛び乗った→動兆初期の銘柄に飛び乗る)、…