杉村富生の富を生む新成長株
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世界進出するネット広告大手「インタースペース」に期待
広告業界3位のアサツーディ・ケイ(ADK)の経営が揺れている。この業界は電通(シェア25.4%)、博報堂(同11.2%)、ADK(同5.0%)の“3強”体制である。 しかし、電通は過剰勤務問…
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増え続けるペット保険の草分け 「アニコムHD」を仕込め
ペットブームである。日本のペットの飼育数は犬が988万匹、猫が985万匹だ。今や、家族の一員だろう。この10年では犬が18%減少、猫が3%増加している。最近の猫人気を反映していると思う。 そ…
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トヨタEV連合に絡めば「大泉製作所」大化け間違いなし
急成長が期待されているEV(電気自動車)では米テスラ、中国のBYDが先行、これを日産自動車が追う展開となっている。 フォルクスワーゲン、BMWなど欧州勢もこの分野に注力中だ。これに対し、トヨ…
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業績急浮上 国策シェア経済に乗るIoT関連「ユビテック」
古来、「国策に逆らうな!」「世相にカネを乗せよ!」などという。 政府(総務省)は2018年度以降、地方自治体に「シェア経済の仕組みを取り入れるよう促す方針」だ。個人の車、公用車、公共施設、駐…
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パナソニックが筆頭株主「三社電機製作所」は大化けする
中国最大手の電気自動車(EV)メーカーのBYDはウォーレン・バフェット氏が率いるバークシャー・ハザウェイが大株主になっていることで知られている。アメリカのテスラとともに、EV新時代をリードする企業だ…
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東大発AIベンチャー「PKSHA Technology」の凄みとは?
FA(Factory Automation)センサーは製造現場の自動化ライン、生産工程(消耗品)において大量に使用されている。モノ造りを陰で支える“黒子”的な存在である。商品群は多岐にわたる。 …
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ノーベル賞受賞で大化け 「第一稀元素化学工業」が高水準
秋はノーベル賞の受賞者発表のシーズンである。例年、この時期はノーベル賞が話題になる。株式市場では関連銘柄がフィーバーを演じる。 今年の発表スケジュールは10月2日に医学生理学賞、3日に物理学…
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電子書籍「パピレス」は富士通の社内ベンチャーが起点
悲しい話である。“文筆”をなりわいとする「はしくれ」の筆者としては寂しいと同時に、怒りすら覚える。そう、書店の閉店が相次いでいる。 1999年には2.2万店あったそうだが、現在は1.3万店を…
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重要テーマ“CAMBRICs”の主役は独立系SI「シーイーシー」
現在、世界的に第4次産業革命が進行中である。イノベーション・バブルとの見方ができる。ともあれ、産業構造は激変する。つれて、新しい成長企業が次々に出現している。EV(電気自動車)関連セクターが好例だろ…
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在宅介護の「N・フィールド」は10年後の利益が10倍!
当たり前の話だが、だれでも年を取る。高齢者の介護は家族だけでなく、国の最重要課題のひとつだ。いや、本人だって被介護者になる。しかし、政府は医療費の膨張を背景に、入院日数の削減と在宅介護への移行を推進…
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中古車ビジネス「ネクステージ」が上昇波動を描き始めた
成長企業とは利益はもとより、売上高が伸びている企業のこと。増収増益が望ましい。減収増益では困る。 リストラ(工場閉鎖、人員削減)を断行し、経費削減(コストカット)に努め、売上高は伸びないのに…
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5期連続増配 “車の両輪”がそろった成熟産業「CKD」に期待
EV(電気自動車)の急激な普及、世界的なFA(ファクトリー・オートメーション)の導入などの潮流変化は新しい成長企業を次々と出現させている。 物流システムで世界トップ企業のダイフク(6383)…
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金価格の急上昇で株価が上がる 「住友金属鉱山」がアツい
北朝鮮リスクを軽視してはいけないと思う。その挑発行為はとどまることはない。いや、エスカレートする。おそらくミサイル(ICBM)はウクライナ、原爆はパキスタンの技術だろう。 すでに、北朝鮮は6…
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電磁パルス攻撃で爆上げした電磁波シールド「技研興業」
これはまるで「ゴルゴ13」(さいとう・たかを氏)の世界ではないか。 北朝鮮の挑発行為はエスカレートの一途だ。相次ぐ大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射、水爆実験に加え、電磁パルス(EMP)攻…
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モビリティー向けIoT 「スマートバリュー」は大化けする
市街地では駐車場不足が深刻になっている。営業車の場合、企業のみならず、ドライバー負担が重い。2人乗務を余儀なくされているところもある。 そもそも、ドライバーが不足しているのに、これは大変だ。…
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新規上場の“パークシャ”と親密 「ノーリツ鋼機」は買い
IPO(新規株式公開)が人気を集めている。8月30日に、東証マザーズに上場したUUUM(ウーム=3990)は2日目に6700円の初値をつけた。公募価格(2050円)比3.3倍である。 You…
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ソフトバンクを味方につけた「アセンテック」は大化け!
基本的に、個別物色の展開だろう。筆者の銘柄発掘の手法のひとつに「コバンザメ戦術」がある。どういうことか。 実はIoT、AI、クラウド、EC、EVなどの最先端分野では、日本企業の存在感は乏しい…
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リチウムイオン関連の「エスペック」はEV絡みの本命株
EV(電気自動車)にはインバーター、充・給電インフラ、モーター、半導体など多くの関連部品、部材が不可欠である。 特に、キーパーツといわれるのはリチウムイオン電池だろう。 パナソニック…
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銅市況の上昇メリットたっぷり 「黒谷」は一段高が狙える
随分、昔の話である。筆者が証券専門紙の記者(非鉄担当)をしていたときだ。三菱マテリアルの社長さんに、「銅市況はどうですか」と聞いた。100人以上が参加する記者会見の席上だった。振り返ればバカな質問を…
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日本版ハサウェイの「Oakキャピタル」に“爆上げ”の予感
リスクを極端に嫌う。趣味は? 預・貯金……。これが一般的な日本人である。“投資の時代”の掛け声がむなしく聞こえる。 日本銀行の今年3月末時点のお金の流れを示す「資金循環」によると、日本の個人…