岸田「聞く耳なし」内閣を裸にする
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松村祥史国家公安委員長は野球に青春を捧げた体育会系 さっそく政治資金問題が浮上
熊本県で中小企業を経営し、全国商工会青年部連合会会長から政界入り。2004年に参院比例代表で初当選した。「参院平成研」で、故・青木幹雄元参院議員会長の薫陶を受けた最後の世代でもある。10年に熊本選挙…
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伊藤信太郎環境相は絵に描いたボンボン 焼肉の煙から自宅の環境守る国際派気取りの一面も
昨年の内閣改造でも麻生派の入閣待機組「筆頭」と目されたが、あえなく見送り。今回の派閥均衡人事でリベンジを果たした。ただ、入閣が遅れたのには、それなりの理由がありそうだ。 ■絵に描いたボンボン …
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宮下一郎農相はマジメすぎて存在感薄め 当選同期に差をつけられ、ようやく初入閣
最大派閥・安倍派に所属する6回生。「派閥順送り」によって初入閣を果たした。「安倍派5人衆」の萩生田光一や西村康稔とは初当選同期だ。しかし、2人とは閣僚経験や知名度で大きく差をつけられている。 …
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木原稔防衛相は抜け目のない“元アベ親衛隊”の改憲タカ派 軍拡路線の旗振りも
自民党第3派閥の茂木派所属だが、安倍元首相の存命中は親衛隊のひとりだった。安保3文書の改定をめぐっては、与党実務者協議で防衛費倍増や敵基地攻撃能力保有に向けて旗振り。防衛装備移転三原則の骨抜きにも動…
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なぜこの人? 盛山正仁文科相は岸田首相の“解散戦略”で起用された門外漢大臣
よりによって、である。統一教会(現・世界平和統一家庭連合)への解散命令請求の判断が詰めの段階という中で、教団と接点があった人物が所管の文科相に就いた。 昨年の自民党の調査に「議員本人出席で挨…
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安定感、女性登用、国際派…上川陽子外相は三拍子揃った“安全牌”
少子化担当相や法相を務め、今回で5回目の入閣となる。女性の外相就任は19年ぶり。早速、18日に米ニューヨークを訪問し、国連総会の関連会合に出席。外交デビューを果たした。 外交政策は継続性が求…
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鈴木淳司総務相は影が薄く…永田町は「どのスズキ?」選挙弱者ゆえの初入閣
自民党最大派閥の安倍派に18人いた「待機組」のひとり。宮下一郎農相と共に抜け出し、初入閣がかなったが、永田町界隈の大半の反応は「どのスズキ?」。「悪名は無名に勝る」を地で行く世界では、極めて影が薄い…
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自見英子地方創生相は“飛び級”入閣…コロナ禍の不倫報道から結婚にこぎ着け4児の母に
副大臣も経験していないのに大抜擢だ。地方創生のほか、沖縄及び北方対策・消費者及び食品安全・アイヌ施策・国際博覧会(万博)を担当する。所属派閥(二階派)の推薦ではなく、女性閣僚を5人に増やすための一本…
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小泉龍司法相は郵政民営化反対でパージの過去…遅咲き入閣ウラに“極秘ミッション”か
二階派の入閣リスト筆頭だったにもかかわらず、昨年8月の改造では見送られた。当選7回で、今回、やっと悲願を果たした格好だ。 これまで挑んだ9回の衆院選のうち、7回は無所属で出馬し、自民候補らと…
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加藤鮎子こども政策担当相「政治とカネ」もう発覚…“政界の姫”秘書は秘書も運転手も次々に辞める気位の高さ
「加藤の乱」で知られる自民党幹事長だった加藤紘一の三女。政界の「お姫様」の一人だ。 衆院当選3回、44歳の若さで大臣に抜擢された。岸田首相には2つの思惑があったようだ。 「支持率をアップ…
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土屋品子復興相は“瓦解した王国”の元お姫サマ 往年は手を振るだけで当選したのに…
「毎回外れているし、もう8期だし、想定していなかった」 本人もそう驚いていたように「まさか」の初入閣。思い当たるフシは、2021年党総裁選で無派閥ながら岸田首相の推薦人となった論功くらいだ。女…
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新藤義孝のベテラン再入閣は“論功行賞” 超高級ソープに偽名「ヤマザキ」で予約した過去
2012年12月に発足した第2次安倍内閣で総務相を務めて以来の再入閣。今回の内閣改造は「女性最多5人」「初入閣11人」「次期総裁選のライバル潰し」が特徴と言われる中、永田町では「妙な人選」とささやか…
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武見敬三厚労相は“医師会丸抱え大臣” 日医連から献金900万円、診療報酬改定を前に懸念の声
「聞いた瞬間に『あり得ない』と驚きました。医師会丸抱え議員が厚労大臣とは。一番やってはダメな人事。岸田内閣の危機管理はどうなっているのか」 保健医療行政に詳しい政策通とされるが、一方で、自民党…
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小渕優子は初の女性宰相も消滅? 就任会見でまさかの泣きべそ、国民は“ドリル優子”忘れず
やっぱり国民は「あの事件」を忘れていなかった。小渕優子の選対委員長起用について、世論調査で58%が「不適切」(共同通信)と答えている。 「心に反省を持ち、決して忘れることのない傷として、歩みを…