人生100年時代の健康法
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酸化の連鎖抑制に関係 老化防止にビタミンEとCが必要な理由
突然ですが皆さんは立ったまま靴下をはけますか? 無理という人は、すでにロコモが始まっているかもしれません。気をつけないと、ちょっとした段差でつまずいたり、理由もなく転んだりするかもしれません…
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全身の対策を 体を老化させる「酸化」「活性酸素」の仕組み
「腕を錆びつかせない」なんて洒落たセリフがあります。化学的には「錆び」は金属が空気中の酸素によって「酸化」されること、あるいはその結果生じた酸化物のこと。ここだけの話、私は大学で化学を専攻していました…
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原因は3つ ピンピンコロリ手前のフレイルは予防できるのか
日本老年医学会によれば、フレイルの原因は大きく「身体的要素」「精神的要素」「社会的要素」の3つに分かれています。身体的要素は、言うまでもなく体の老化や病気によるもので、ロコモやサルコも含まれます。精…
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ピンピンコロリの手前の状態を指す「フレイル」とは何か
ごく単純化すれば、ロコモは「整形外科的な老化と障害」、サルコは「内科的な老化と病気」ということになります。 もちろん、きっちり分けられるものではないし、両方が混在しているお年寄りも大勢いるわ…
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栄養バランスが悪化 持病がある人は二次性サルコに要注意
「加齢性サルコ」は老化に伴って進行するため、予防が簡単ではありません。最近、「高齢者は肉を食え」みたいなことが盛んに言われているのは、筋力維持に肉が最適だからです。ところが、高齢者は肉を食べるから元気…
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要介護予防のために知っておくべき「ロコモ」と「サルコ」
「ロコモ」「サルコ」と聞いて、その意味を答えられる人は、よほど健康に関心がある人です。 “聞いたことはあるけど意味は分からない。90歳すぎても、元気に暮らす呪文のようなものじゃない?”という人が…
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平均寿命が延びて要支援・要介護年齢は5~8年後ろ倒しへ
男性の要支援・要介護は、70代後半で10人に1人、80代前半で5人に1人。この数字を見て、不安に思うかもしれません。 しかし、これだけ寿命が延び続けているのですから、要支援・要介護年齢が繰り…
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主観で計算している健康寿命は対象者の気分次第で変化する
厚生労働省が毎年発表している健康寿命。男性約72歳、女性約75歳で、平均寿命との差はそれぞれ約9歳、約12歳となっています。 インパクトが大きいため、銀行・証券や生命保険会社が商品宣伝に盛ん…
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70代後半で10人に1人が要支援以上に 働けるのは何歳まで?
健康寿命はほとんど当てになりません。しかし何歳ぐらいで介護が必要になるのか、大いに気になるところです。 厚生労働省の「介護保険事業状況報告」によれば、2017年1月時点での要支援・要介護者の…
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男性9年、女性は12年以上…不健康期間は延びているのか?
厚生労働省が発表する健康寿命。直近の数字は2016年時点で、男性72・14歳、女性74.79歳で、平均寿命と比べて、男性は8・84歳、女性は12.35年だけ短くなっています。 健康寿命をネッ…
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定年後の寿命は25年以上「人生は2回分」と考えるべし
長生きな時代です。いま40代、50代の人の多くは90歳まで生きることができますし、95歳も十分射程圏内です。しかも10人に1人は100歳を迎えることができるでしょう。 ところが中高年の多くは…
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1年間で0.18歳延びる 実用的な「平均寿命」とは
厚生労働省の平均寿命も平均余命も、我々の老後の長さを知る上で、ほとんど参考になりません。しかしもっと単純で分かりやすい推定方法があります。 2017年(平均年齢81.09歳)に50歳だった男…
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老後の生活設計の参考にすべき 「平均余命」とは何か?
老後を考える上で、平均寿命はあまり参考にならないという話をしました。平均寿命を信じると、自分の老後の長さを過少評価してしまいます。そのまま老後設計をしてしまうと、生活資金が途中でショートする危険すら…
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「平均寿命」は「平均死亡年齢」ではない まったくの別物
老後を考えるうえで、もっとも重視されているのが平均寿命。自分が何歳ぐらいまで生きられるかを具体的に示す数字なのだから……。 でも、それは本当に正しいのでしょうか。 厚生労働省によれば…
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国もそのつもりで動き始めている 「死ねない時代」が到来
「LIFE SHIFT~100年時代の人生戦略~」(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著、東洋経済新報社)を読まれた方も多いことでしょう。 今の子供たちの平均寿命は100歳を超えていく…