著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

ストーカー被害を質問した際に飯島愛が見せた暗い表情…小嶋陽菜の心的ストレスが心配だ

公開日: 更新日:

 タレントの小嶋陽菜(36)が、ファンとみられる42歳の外国籍の語学留学生に襲われるという事件が起きた。写真集発売イベント終了後、会場を出て女性スタッフと歩いているところを後ろから抱きつかれ、路上に押し倒されたとのこと。

 男は警備員らに取り押さえられ、警察に現行犯逮捕された。この男については「イベントで大騒ぎする過激なファンがいて心配」と関係者が8月に警察に相談していたところだった。当然のことだが、今後の警備を強化すべく対応中だという。

 芸能人に対するストーカー行為や暴行事件は、本当に古くから起きてきた。有名なところでは、松田聖子が沖縄で行われたコンサート中に暴漢に鉄パイプで数回殴打されている。暴漢は彼女に恨みがあったのではなく、むしろ熱狂的なファンだった。

 当時、僕はすぐに沖縄に飛んで聖子が運ばれた病院前で待機していた。翌日、彼女が帰京したので引き揚げたが、沖縄まで行ってまったく海を見なかった取材だった。

 男性も同じだ。俳優の榎木孝明は女性ストーカーによる被害に遭い、裁判所から付きまとい行為をやめるよう接近禁止命令を出してもらった。こちらも「自分は榎木の恋人」と思い込んでいた熱烈なファンの仕業だった。芸能人はファンに支持されて成り立つビジネスなだけに、ヤバめのファンもむげにはできないところがある。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広島新井監督がブチギレた阪神藤川監督の“無思慮”…視線合わせて握手も遺恨は消えず

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  3. 3

    1年ぶりNHKレギュラー復活「ブラタモリ」が好調も…心配な観光番組化、案内役とのやり取りにも無理が

  4. 4

    回復しない日本人の海外旅行…出入国数はGWもふるわず、コロナ禍前の半分に

  5. 5

    故・川田亜子さんトラブル判明した「謎の最期」から16年…TBS安住紳一郎アナが“あの曲”を再び

  1. 6

    「リースバック」で騙される高齢者続出の深刻…家を追い出されるケースも

  2. 7

    眞子さん極秘出産で小室圭さんついにパパに…秋篠宮ご夫妻に初孫誕生で注目される「第一子の性別」

  3. 8

    田中圭にくすぶり続ける「離婚危機」の噂…妻さくらの“監視下”で6月も舞台にドラマと主演が続くが

  4. 9

    千葉工大が近大を抑えて全国トップに 「志願者数増加」人気大学ランキング50

  5. 10

    三山凌輝活動休止への遅すぎた対応…SKY-HIがJYパークになれない理由