著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

「芸能界水泳大会」騎馬戦の思い出…目の前でポロリなのに

公開日: 更新日:

 大磯ロングビーチなどでやってたんですが、スターや人気者はマネジャーの車で入るけど、我々お笑いの下っ端たけし軍団やデビューしたてのアイドルは熱海行きとかの東海道本線にガタンゴトンと揺られて行ったのでした。確か森尾由美ちゃんとか田中久美ちゃんとか一緒だったなあ……。

 アイドルたちはゲーム大会がプールで繰り広げられている画面の隅のワイプの中で歌うというのがお決まりになっていましたが、我々お笑いのお決まりといえばプールの中での全員参加(?)の騎馬戦の騎馬でした。

 そして、その騎馬の役目はいかにしっかりと上に乗せたAV女優が後ろや横からブラジャーをもぎ取られたその瞬間にカメラ前にオッ〇イを的確に向けられるか!! だったのだ!!

 今、考えたらくだらな過ぎるけど、本番前にプールサイドで「じゃ、軍団さん、リハーサルでポロリやっときましょうか!!」とADあたりに指示されて「じゃ、AVさん(ここの『さん』なんか微妙だなあ)」、3、2、1ハイ後ろからブラ取られた~! ハイ、軍団さんカメラこっち!!ハイ、オーケー!! じゃ本番そんな感じで……あ、AVさん、ブラ取られたらすぐ胸を両手で隠すより、ブラを取り戻そうとしながらのパイオツ(何がパイオツだよ)隠しで……その方がサービスカットが少し長くなるし、ハプニングでパイオツが出ちゃった感が増すでしょう!!

 いや、ADの彼が言っていることはチラリズム的には決して間違いではないのだ!! ただし、チラリズムとの完璧な違い……それはテレビの視聴者のだれもが「オッ! AV女優のオッ〇イがポロリの騎馬戦きた~!!」とあらかじめ知り尽くしていたことであったのだ……。(つづく)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ソフトB悪夢の本拠地3連敗「2つの敗因」…26イニング連続無得点よりも深刻なチーム事情

  2. 2

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  3. 3

    石井琢朗コーチが三浦監督との《関係悪化説》を払拭、「ピエロ」を演じたCS突破の夜

  4. 4

    3人の婚外子…菊川怜の夫・穐田誉輝氏“暴かれたスネの傷”

  5. 5

    ソフトバンク 投手陣「夏バテ」でポストシーズンに一抹の不安…元凶はデータ至上主義のフロントか

  1. 6

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  2. 7

    橋本環奈《山本舞香と友達の意味がわかった》 大御所芸人に指摘されていたヤンキー的素地

  3. 8

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 9

    夏菜の二の舞か?パワハラ疑惑&キス写真で橋本環奈に試練…“酒浸り”イメージもそっくり

  5. 10

    いまや大谷ドジャースこそ「悪の帝国」だ…カネ&人気&裏技フル活用でタンパリング疑惑まで