大本営は犠牲者2万5000人の大敗を「転進」でごまかす
大本営が最終的にガダルカナルの基地奪回を諦めるのは、12月の半ばに真田穣一郎作戦課長が作戦部参謀の2人の少佐を連れてラバウルに赴いて以後であった。真田は12月になって課長に就任したが、事情を確認するために第17軍司令部に来て、各参謀の意見を確かめることにしたのである。このとき真…
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