今日の新刊
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「ドキュメント『みなさまのNHK』」津田正夫著
2015年の安保法審議の際、憲法学者が出した安保法案の廃棄を求める声明、SEALDsのデモなどを、民放では報道されたのにNHKは伝えなかった。 NHK自身が行った憲法学者へのアンケートでも4…
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「人は皮膚から癒される」山口創著
人は他人に肌に触れてもらうことで、病気や対人ストレスが改善する。英国赤十字社が開発したセラピューティック・ケアの施術者が初対面の人に肩と背中を30分間なでたりこねたりするケアを行った。その後、絆をつ…
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「青藍の峠」犬飼六岐著
蘭学者・緒方洪庵の適塾に、長野村から弥吉という若者がやってきた。元塾生・吉井の紹介で入門するつもりだったのに、適塾が吉井に依頼したのは下男の後釜だという。 洪庵は留守だったので、しかたなく下…
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「私が失敗した理由は」真梨幸子著
落合美緒は死産、夫の離職などが続いてうつ状態。だが、パート仲間のムラカミがある本を話題にしたことから突然〈ときめき〉を取り戻す。ムラカミは、この本に書かれている主婦が夫の浮気相手を焼き殺した事件は、…
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「子どもを守るために知っておきたいこと」原田実、宋美玄ほか著
妊娠中や子育て中に友人や知人が親切で教えてくれるアドバイス。ありがたいことだが、あふれる情報、「1億総姑化」によって、何が本当のことなのか、悩んでしまうご両親も多い。そんな父親、母親に育児や食、病気…
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「エデとウンク」アレクス・ウェディング著金子マーティン訳・解題
1930年のベルリンで、12歳の少年・エデは縁日の回転木馬のそばで寒さに震えている女の子・ウンクに出会った。祖母を待っているというウンクと話していると太った少年がやってきて、ジプシー(ロマ族)にひき…
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「田中角栄を逮捕した男」村山治、松本正、小俣一平著
1976年、前首相・田中角栄がロッキード事件で逮捕された。このとき、マスコミ各社は特捜検察の捜査をキャッチできず、予定稿も用意されていなかった。「橋本逮捕」の予定稿があったのでそれを「田中」に書き換…
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「夫が亡くなったときに読むお金の話」内藤浩介著
夫が亡くなったときにまず必要になるのが葬儀の費用。全国平均は160万円前後だが、葬儀を行わず火葬のみ行う直葬なら16万円から。ただし、葬儀社によっては直葬を受け付けていないところもある。身内だけで行…
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「晩秋の陰画」山本一力著
ある日、高倉俊介のもとに見知らぬ女性から宅配便が届いた。それは納骨が終わったばかりの叔父・尚平の日記だった。叔父は30代で独立してデザイナーとして成功し、一人暮らしを謳歌していた。父が急死した後、叔…
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「函館をめぐる冒険」Peeps hakodate編
160年以上前に開港した函館には古い西洋館が多いが、それをリノベーションした店舗が注目されている。旧酒問屋を復元して陶器などを並べたはこだて工芸舎、菓子のトップブランドだった「旧精養軒本店」を鞄のア…
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「スティグマータ」近藤史恵著
あらゆるグラン・ツールで表彰台に上がりながら、ドーピングが発覚して引退したドミトリー・メネンコがツール・ド・フランスに復帰した。既に37歳で、もう引退する年齢だ。白石誓は友人を通してメネンコに呼ばれ…
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「文字を作る仕事」鳥海修著
39年前、書体を作るという職業があることを知って、著者は見出し書体でなく本文書体を作りたいと思い、故郷の清涼感のある水や空気のような書体をめざす。京極夏彦氏のところに担当編集者と一緒に開発したばかり…
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「バカ田大学 講義録なのだ!」泉麻人他著
茂木健一郎に言わせると、現在の人工知能はすごく集中力がある超オタクのようなものだ。天才はすごく集中力があるが、それだけでは天才になれない。 天才というのは科学的にまったく解明されていないので…
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「悪母」春口裕子著
娘を入園させたい幼稚園の見学に出かけようとした奈江に、宅配便が届いた。嫌なにおいがするので開けてみると、中身は汚物にまみれた大人用のオムツだった。そのうえ見学に行った幼稚園で、園長から匿名のメールを…
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「黒い本」オルハン・パムク著、鈴木麻矢訳
イスタンブールの弁護士ガーリップが帰宅すると、風邪で寝ていたはずの妻・リュヤーがいない。妻が残した手紙は彼女の異母兄・ジェラールがコラム執筆に使うものと同じ緑色のボールペンで書かれていた。ジェラール…
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「JFK暗殺は日本の謀略だった」グレン・D・デイビス著、田中敦訳
1963年にケネディ大統領を暗殺したといわれるオズワルドは、1957年に海兵隊員として米軍厚木基地に駐留したが、当時、厚木には偽亡命者を育成するスパイ学校があった。オズワルドは後にソ連に亡命し、数年…
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「掠奪されたメソポタミア」ローレンス・ロスフィールド著 山内和也監訳
2003年のイラク戦争は、バグダッドのイラク国立博物館からの略奪や、考古遺跡の盗掘という悲惨な被害をもたらした。米軍の兵士は文化財を守る訓練を受けていない上に、博物館の向かい側にあった橋が戦略的に重…
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「横須賀、基地の街を歩きつづけて」新倉裕史著
「日米安保」のガイドラインがどんどん拡大する中、横須賀で米軍基地の監視を続ける「非核市民宣言運動・ヨコスカ」のメンバーは2004年10月、平和船団の海上デモを行った。米軍の警備艇がヨットの前を突然横切…
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「殉教者」加賀乙彦著
1615年、長崎・野母の港から夜闇にまぎれて、キリシタン指導者の息子、ペトロ岐部カスイはイスパニア人修道士とともに外国帆船に乗り込んだ。キリシタン弾圧がひどくなった日本を脱出し、マカオ、ゴアを経由し…
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「新版 はじまりは大阪にあり!」井上理津子著
成田空港にも登場して人気のカプセルホテル。第1号は大阪・阪急東通商店街の「カプセル・イン大阪」で、1979年に誕生した450室は現役で稼働中である。当時の中野幸雄・ニュージャパン観光社長がキューブリ…