語り部の経営者たち
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デロンギ・ジャパン 杉本敦男社長(4)デロンギの世界を広めていきたい
杉本は社長就任後の13年間で、売り上げを2倍以上に伸ばしてきた。 さらには、「デロンギの認知度をもっと上げて、デロンギの世界を広めていきたい」という思いがある。次なるステップは、コーヒーマシ…
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デロンギ・ジャパン 杉本敦男社長(3)前向きに考え、あきらめない
2010年、杉本はデロンギ・ジャパンの社長に就任した。 「デロンギブランドを日本で成長させてほしい」という前向きなオファーであったが、入社してみると、売り上げは右肩下がり状態だった。 …
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デロンギ・ジャパン 杉本敦男社長(2)コニカで20年勤務後に外資系企業へ
1978年、杉本は一橋大学商学部を卒業後、小西六写真工業(現コニカミノルタ)に入社する。 就職先には当初、商社や銀行を考えていた。 「就活中、たまたま小西六の本社前を通ったとき、ダイレ…
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デロンギ・ジャパン 杉本敦男社長(1)就任時は右肩下がりの状態…社員が抱えていた問題点
デロンギ・ジャパンは、イタリアのデロンギ本社が製造した商品の輸入販売を行う会社だ。 同社は1995年に設立、通販会社とタイアップして、オイルヒーターの販売から開始した。 当初は好調な…
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オリオン 小西靖宏社長(3)コカ・コーラ社から販売中止を求められた「10年訴訟」に勝利
「ミニコーラ」「ココアシガレット」をはじめとするパロディー菓子を生みだしたオリオン。リスクを背負ってパロディーした結果、訴訟案件に発展したこともある。1978年に発売した「ミニコーラ」は、あのコカ・コ…
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オリオン 小西靖宏社長(2)「パクリではなくパロディー商品。クスッと笑えることが大切」
オリオンを代表するパロディー駄菓子には「ココアシガレット」や「ミニコーラ」などがある。ロングセラー商品を生み出すコツはあるのだろうか。小西靖宏社長に聞いてみた。 「コツと言えるか分かりませんが…
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オリオン 小西靖宏社長(1)パロディー菓子の老舗で成長し続ける老舗企業
パロディー菓子で「オリオンに真似されたらその商品は売れた証拠」と言わしめる、徹底した遊び心がビジネスモデル。商品単価30~100円の薄利多売で、少子化の今も売り上げが伸びている老舗駄菓子メーカーだ。…
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LIVENT 三上力央社長(4)3年で債務超過を解消「二度と仲間を路頭に迷わせない」
借金返済のために、稼ぎ頭だったウエディング事業を切り売りし、赤字の葬儀事業1本で再出発した三上力央。誰の目にも再建は困難と映ったが、わずか3年で1億8000万円の債務超過を解消、売り上げも2億円から…
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LIVENT 三上力央社長(3)倒産危機、稼ぎ頭だった結婚式事業を売却
独自のサービスで冠婚葬祭業界の風雲児となった三上力央。しかし、創業から9年後の2011年ごろから、雲行きが怪しくなる。さまざまなトラブルが噴出し始めたのだ。手始めが葬儀場反対運動だった。 「結…
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LIVENT 三上力央社長(2)客単価は相場の2倍、披露宴にイノベーションを起こした
「花葬儀」というブランド名で、専属のプランナーとフラワーデザイナーによるデザイン性あふれるオーダーメード葬を提案しているLIVENT。コロナ禍中は半分近くに売り上げが下がったが、収束後は毎月、過去最高…
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LIVENT 三上力央社長(1)業界の非常識を持ち込んで成功した
「100人いれば100通りのお葬式」をコンセプトに、首都圏の約800の斎場で葬儀事業を展開しているLIVENT。LIVENTには、ライフタイムイベント、生涯におけるイベントで感動とか喜びをつくろうとい…
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トライオン 三木雄信社長(4)自著「英語は1年でマスターできる」がベストセラーに
三木雄信は2006年、ソフトバンクを退社し、オンラインの英会話サービスを提供するトライオンを設立した。33歳のときだ。 「私は当初はヤフー・ジャパンの井上雅博元社長のようにグループ企業の社長に…
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トライオン 三木雄信社長(3)ソフトバンクに転職し孫正義のかばん持ちに
コーチングによる個別指導で高い実績を上げているオンライン英会話学校「TORAIZ(トライズ)」を展開するトライオン。社長の三木雄信は、三菱地所を1998年に退職し、ソフトバンクに入社した。25歳の時…
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トライオン 三木雄信社長(2)4つのキーワードで東京・丸の内を甦らせた
ニーズに合わせた個別指導で高い実績を上げているオンライン英会話学校を展開するトライオン。英語コーチング「TORAIZ(トライズ)」は、ビジネスで通用する英語を1年でマスターできることから、大きな反響…
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トライオン 三木雄信社長(1)高校生クイズに出場し準々決勝に進出
個別指導で大きな実績を上げている英語コーチングスクール「TORAIZ(トライズ)」を展開するトライオン。「日本のサービスイノベーション2022」にも選出されている。社長の三木雄信は、ソフトバンクの孫…
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しゃぶ禅 菅野雄介社長(4)現場の不仲は「相互理解と情報共有の不足」が原因
しゃぶ禅に掲げられたスローガン「明るく思いやりのある店づくり」。この言葉には、かつて菅野雄介氏が従業員トラブルの対応に苦労した時の教訓が込められているという。 「当時の私は従業員の立場に立って…
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しゃぶ禅 菅野雄介社長(3)各店の裁量が大きいことが裏目に出てしまった
菅野雄介氏が自分の店の経営に注力するなか、2003年に父・諒氏が病に倒れて逝去。会社は組織再編がなされ、翌年にしゃぶ禅株式会社が設立された。代表には諒氏の弟であり、右腕としてマハラジャやしゃぶ禅の事…
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しゃぶ禅 菅野雄介社長(2)現場主義の父が徹底していた「清掃と修繕」に関する教え
菅野雄介氏が現場主義の父・諒氏の教えで最も印象的だったと語るのは、「清掃と修繕」に関することだ。 「父はトイレ掃除や電球の交換、ちょっとした壁紙の張り替えなど、清掃と簡単な修繕はまず自分でやっ…
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しゃぶ禅 菅野雄介社長(1)「マハラジャの生みの親」が立ち上げた「しゃぶしゃぶ専門店」
厳選された上質な牛肉をだしにくぐらせ、秘伝のタレでいただく。「日本料理 しゃぶ禅」は、1983年の創業以来しゃぶしゃぶの食べ放題にこだわり、国内外の客から愛されてきた日本料理店だ。このしゃぶ禅を全国…
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住友生命 高田幸徳社長(4)「おかげで健康になった」の声に営業職員が前向きに
住友生命が2018年7月に発売した健康増進型保険「住友生命『Vitality』」(バイタリティ)は、従来の生命保険にVitality健康プログラムを組み込んだ保険商品だ。 この健康プログラム…