世界が激震 トランプ大統領誕生
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ゴールドマンから4人 過去の政権と変わらぬ庶民切り捨て
ドナルド・トランプ政権の人事が次々に発表されている。その中でオヤッと思うことがある。世界最大級の投資銀行であるゴールドマン・サックス出身者が4人も入っているのだ。 筆頭にくるのは財務長官に指…
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CIAからの状況報告を拒否 外交&安全保障も“トランプ流”
11月8日の投票日以降、異例のことが起きている。次期大統領になったドナルド・トランプが、米中央情報局(CIA)が行うブリーフィング(状況報告)を毎日受けないのだ。 ニクソン政権から続いている…
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米社会真っ二つ トランプは独裁者か偉大なレーガン後継か
米大統領選から約1カ月が経過した。米市民のドナルド・トランプに対する見方は真っ二つに割れたままだ。専門家の中にも両極端な議論が目立っている。「独裁者」対「偉大な大統領」という見方である。 反…
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メディア手ぐすね トランプ氏が迫られる“資産1兆円”処分
ドナルド・トランプの1兆円超(自己申告)といわれる総資産は、大統領に就任後いったいどうなるのか。 というのも米大統領は任期中、公務に専念しなければならず、民間の企業・事業に携わることは許され…
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バノン氏起用で勢いづくネオナチまがいの“新・極右運動”
オルト右翼――。 ドナルド・トランプの当選以来、米国内で新たな右翼運動が活発化している。それがオルト右翼だ。 英語のオルタナティブ(代わりの)という単語の略語で、伝統的な保守派の代わ…
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政策も人事もなりふり構わずに…日本は冷静な対応が必要
当選してしまえば何でもアリ? こう言っても過言ではない事態がトランプ次期大統領の周辺で起きている。政策でも人事でも、選挙前には考えられなかったことである。 まず政策面から。トランプは…
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収束が見えないデモ NY市長が「抵抗継続」訴える異常事態
米国は今、異常事態に包まれている。ドナルド・トランプが次期大統領に当選して1週間が経過しても、ニューヨーク市や首都ワシントンを含む多くの都市で、反トランプのデモが収まらないのだ。筆者は今年を含めて大…
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トランプ勝利の立役者 “スーパースター”首席補佐官の正体
「奴はスーパースターだ」 ドナルド・トランプは当選を決めた9日(日本時間)、ある側近にこう告げた。スーパースターと言われたのはトランプ次期政権で首席補佐官に起用されたラインス・プリーバス共和党…
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悪太郎が柔和に…過激な言動は選挙対策の演技だったのか
悪太郎も変われば変わるものである。 トランプは2015年6月の出馬以来、暴言をくり返してきた。特にライバル候補への罵詈雑言はすさまじく、「破壊者」として対立候補を葬り去ってきた。公約も過激だ…
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トランプ「暗殺予告」が急増中…実行犯割り出し、尋問も
トランプ暗殺の危機が増している――。 こう述べると煽った記事のような印象を与えるが、実際にトランプ暗殺の予告数はSNSで急増している。特にツイッターには暗殺予告ともとれる書き込みが増えている…
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どこよりも早い新政権人事 「ペイリン女史」まで長官候補に
次期大統領に決まったトランプは、当選翌日から政権人事に動きだしている。 しかし、日本とでは事情が異なる。日本では新首相が選ばれると、閣僚人事はすぐに発表されるが、米国は一定期間を置く。来年1…
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<1>アメリカ大統領選「勝利の方程式」が覆された!
今でもはっきりと覚えているシーンがある。 今年4月、ニューヨーク州に取材に出た時のこと。ABCニュースのアンカー、ジョージ・ステファノプロス氏が同僚たちと「誰が大統領になるか?」と番組内で話…