ここがおかしい 小林節が斬る!
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恒例の自民党改憲運動がやって来た 嘘の塊の改憲4項目を読んでみよう
毎年正月になると、必ず、自民党が改憲運動に力を入れると言い出す。それは、改憲が党是である同党にとって、3月に党大会、5月に憲法記念日がやって来るからだろう。 しかも、昨年の総選挙で、改憲に前…
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一人一票の原則は民主主義の大前提だ!「過疎地の声」を持ち出す議員のご都合主義
人間は皆、本来的に個性的で不完全な存在であるから、それぞれ無限に自分勝手な要望を抱くものである。 しかし、国の税収には限りがあり、しかも道路等の公共インフラや警察制度等のように不可避な共益的…
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国会議員の「文通費」騒動のご都合主義 与野党で「既得権益」を守っただけだ
10月31日の総選挙で当選して10月は1日だけ議員であった者に、法律上、文書通信交通滞在費は「月」単位で支払われることになっているために、1日の在職で1カ月分の100万円が支給され、税金の無駄遣いと…
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改憲の提案権は事実上、自民党にあるが、最終的な決定権は主権者国民にある
憲法96条に明記されているように、改憲は、国会各院の3分の2以上の賛成で提案できる。しかし、国民投票で過半数の賛成を得なければ成就できない。 これが、これまで国民投票が実施されないできた一番…
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自民党改憲草案102条にみる“憲法観”の異常性「国民は憲法を尊重すべき」
イギリスとの武力抗争を経て、世界初の民主国家アメリカ合衆国が独立したのが1783年であった。その際、「絶対的権力は必ず堕落する」と体験的に知っていたジョージ・ワシントンは世界初の成文憲法(1788年…
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「教育の充実」に改憲は必要ない 法律と予算で実現できる
2018年の自民党改憲4項目の4【教育の充実】は、現行憲法の26条に3項を新設して、「国は、各個人の経済的理由にかかわらず教育を受ける機会を確保することを含め、教育環境の整備に努めなければならない」…
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民主主義を否定する参院「合区解消」案は人口減少地域の既得権を守るため
最近は、参院議員選挙のたびに、1人区の中に2つある合区で、与野党の攻防の他に、鳥取or島根、徳島or高知のいずれが代表を出すか? も問題になる。その結果、2つの県は「自分たちは代表を出せなかった」と…
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「緊急事態条項新設」案の嘘と危険性…"緊急事態”に乗じて首相独裁体制に
2011年3月11日の東日本大震災の直後に自民党の議員から電話で、「国民を説得できる良い改憲のテーマが見つかった」と言われた。緊急事態条項の新設である。非常時に国民の勝手な行動(人権行使)を禁じた上…
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「自衛隊」明記案の嘘と危険性 「海外派兵合法化」の意図を隠している
この改憲案の提唱者・安倍元首相は、これは、自衛隊違憲論の根を断つだけで「9条の意味は何も変わらない」と語っていた。しかし、それは事実ではない。 まず、前提問題として現行9条の意味を確認しない…
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憲法改正問題を考える「改憲論議」では自民案だけが叩き台になる
「改憲論議」と言うと、野党などは、「衆議院解散権の制限」「地方自治の強化」など、独自の主張をし始めるのが常である。しかし、それは野党特有のむなしい論点そらしで、時間の無駄以外の何ものでもない。 …
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憲法改正案の是非を問う「国民投票」は必ずやって来る
「改憲」は自民党の党是である。その自民と同じく改憲に前向きな維新と国民民主を加えて衆議院では3分の2の議席を超えた。参議院でもこの3党に公明を加えれば現に3分の2以上の議席がある。 しかも、最…
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皇族という公人の婚約は「公的関心事」正当な疑問まで“誹謗中傷”と呼ぶには無理がある
かつて、どの国の歴史においても、国王は「神の子孫」だと自称して国を支配していた。しかし、実際には、武力と富を手中に収めた最も有力な豪族であった。そして、王族という別格の階級がその他の国民を統治してい…
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「納税が政治的発言権を生む」という勘違い
政府の重要な諮問機関である規制改革推進会議の議長に就任した実業家の発言が、物議を醸している。 問題の発言は次のものである。いわく、「税金(を)払っていないくせに格差を問題視する若者(には)、…
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「1人の未来より10人の未来が大切」発言者は「人間失格」である
中学2年の女子生徒が上級生の男女10人にいじめぬかれて、学校が守ってくれない中で、冬の北海道で失踪し、後日、凍死体で発見された事件は、信じ難い狂気に満ちている。 加害者の上級生たちは、暴行、…
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「ホームレスの命はどうでもいい」という発言の意味 人権に関する恐るべき無知
「人権」とは、英語でHuman Rights(人間の権利)と言うが、それは、その者が「人間である」という事実だけを根拠に先天的に発生する最高の権利つまり法的な力である。 人権の一つである「生存…
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常識で考えろ! 安倍前首相「不起訴不当」が意味するもの
公選法は有権者を買収・供応してはならないと規定している。それは犯罪で、5年以下の懲役または禁錮に加えて当選も無効になる。 安倍首相(当時)は、首相が各界功労者を招くべき「桜を見る会」に自分の…
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西村大臣の暴言は菅政権の特色そのもの 非科学的・無法・傲慢な人治政治
西村コロナ担当相が、酒類提供を続ける飲食店に、銀行や酒の卸売業者を使って圧力をかける方針を表明して、舌禍事件になってしまった。 これは、安倍・菅長期政権の悪しき特徴を端的に示す事例である。 …
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宮内庁長官の発言こそ憲法に適合 国民に寄り添ったお気持ちの代弁である
6月24日、宮内庁の西村長官が、記者会見で、コロナウイルスの感染状況下で、天皇陛下が、「国民の不安の声がある中で、ご自身が名誉総裁を務めるオリンピックの開催が感染拡大につながらないか懸念されていると…
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夫婦別姓は今や最高裁にしか救済できない…違憲判決に踏み込むべきではないか
23日、最高裁は、夫婦別姓による婚姻を認めていない民法750条と戸籍法74条は、憲法24条(婚姻の自由)と14条(法の下の平等)に違反しない(つまり合憲だ)という決定を下した。 理由は、要す…
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枝野代表には説明責任がある<下>共産と連立すると「国会が止まる」のか?
18日、立憲民主党の枝野代表は、ラジオ番組で、「(共産は)『天皇制や自衛隊や日米安保は棚上げする』と言っているが、(共産と連立した)政権はすぐ倒れる」「(共産が)『党の考えを(連立)内閣に持ち込まな…