敵基地攻撃能力を考える(6)「核兵器保有論」の出現
ウクライナを支援するNATO加盟国の参戦を牽制するためにロシアが核兵器の使用に言及した現実に直面して、「わが国も核の抑止力を保有しろ」という主張が表に出てきた。単純と言えば単純、素直と言えば素直な反応である。
しかし、核保有国も、先制第一撃で敵国を完全に滅ぼせるわけでは…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り820文字/全文960文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】